従業員の面接をどう進めていくか? について、前回目標シートの質問を添削した男性のクライアントさんのセッションがありました。「目標シートをもとに、実際に面談でどのように聴いていけばいいか?」考えていきたいとのことでした。
今回から、面談をしっかりやっていきたいと思われたのも、今後規模を大きくしていくにあたり、自分たちで動いてもらえるようにしていかないと、自分の将来の展望にも影響があるし、どうしてもクリアしたいところのようです。ここをクリアすれば、そのほかの人間関係にもさらによい変化が期待できるでしょう。
クライアントさんは、今は、『星の王子さま』の真意が掴めず、全く号泣できないようですが、(笑)「今年は脱皮します!」と宣言されたので、人間としてのステージアップのため頑張っていただきましょう。
クライアントさんは、「仕事の目標だけ」について話しあっていくというよりも、「ライフコーチング」の要素を入れて、従業員と話していきたいとおっしゃっていました。クライアントさんがモデルにしている先輩のところは、じっくり面談をして、従業員が泣きだすこともあるほど、深く話を聴いているそうなのです。その甲斐があり、順調に運営されているようでした。
面談の前に、目標シートを書いてもらっているので、聴くための最初のフックみたいなところは、用意できた状態です。そこから、どう話を引き出していくか?について考えていきました。
目標シートは、10問くらい設問がありますが、それについて全て訊いていったほうがいいのか?というところから、悩んでしまうようでした。
これはまず、質問にせっかく答えて頂いているので、そのことへの承認へもつながるので、全ての項目について、少しでも触れていきます。また、そうすることによって、こちらが答えて欲しいところというよりも、相手が話したいところというのも、自然と相手主導にさせることへもつながるからです。慣れてくると、相手の書いている言葉の感じから、ここは話したいのだろうな、ということもなんとなく察知していけるようになります。
そんな話をしていると、「堀口さん、面談、来てくださいよ」とクライアントさんから、冗談が聞こえてきました。(笑)
最初のアイスブレイクになる質問は、「今、夢中になっていることは何ですか?」というものです。
例えば、答えに「ガーデニング」と書かれていたとしましょう。クライアントさんは、きっと「へぇそうですか~」で終わってしまって、「話しが続かなそう~!(笑)」と不安になっていました。
最初のアイスブレイクから、躓く予感をされているクライアントさんに、私も笑ってしまいましたが。
私が添削した質問シートをパートナーの女性にもやってもらったようです。
「仕事のモチベーションが上がる時は、どんなときですか?」の質問で、その女性は「休みの日に旅行へ行くこと」と答えたそうで、そのとき、クライアントさんは、「えーーーーーー! そこなの?」と、自分の考えでは及ばない答えだったらしく、ひどく驚いたそうです。
「へぇ。なるほどね。休みがモチベーションになるということは、仕事の日はかなりハードそうですね…、と私だったら伝えますけど」とクライアントさんに言うと、「え! いま、わかりました。彼女の仕事がハードだってこと…」と笑っておっしゃいました。
今回から、面談をしっかりやっていきたいと思われたのも、今後規模を大きくしていくにあたり、自分たちで動いてもらえるようにしていかないと、自分の将来の展望にも影響があるし、どうしてもクリアしたいところのようです。ここをクリアすれば、そのほかの人間関係にもさらによい変化が期待できるでしょう。
クライアントさんは、今は、『星の王子さま』の真意が掴めず、全く号泣できないようですが、(笑)「今年は脱皮します!」と宣言されたので、人間としてのステージアップのため頑張っていただきましょう。
クライアントさんは、「仕事の目標だけ」について話しあっていくというよりも、「ライフコーチング」の要素を入れて、従業員と話していきたいとおっしゃっていました。クライアントさんがモデルにしている先輩のところは、じっくり面談をして、従業員が泣きだすこともあるほど、深く話を聴いているそうなのです。その甲斐があり、順調に運営されているようでした。
面談の前に、目標シートを書いてもらっているので、聴くための最初のフックみたいなところは、用意できた状態です。そこから、どう話を引き出していくか?について考えていきました。
目標シートは、10問くらい設問がありますが、それについて全て訊いていったほうがいいのか?というところから、悩んでしまうようでした。
これはまず、質問にせっかく答えて頂いているので、そのことへの承認へもつながるので、全ての項目について、少しでも触れていきます。また、そうすることによって、こちらが答えて欲しいところというよりも、相手が話したいところというのも、自然と相手主導にさせることへもつながるからです。慣れてくると、相手の書いている言葉の感じから、ここは話したいのだろうな、ということもなんとなく察知していけるようになります。
そんな話をしていると、「堀口さん、面談、来てくださいよ」とクライアントさんから、冗談が聞こえてきました。(笑)
最初のアイスブレイクになる質問は、「今、夢中になっていることは何ですか?」というものです。
例えば、答えに「ガーデニング」と書かれていたとしましょう。クライアントさんは、きっと「へぇそうですか~」で終わってしまって、「話しが続かなそう~!(笑)」と不安になっていました。
最初のアイスブレイクから、躓く予感をされているクライアントさんに、私も笑ってしまいましたが。
私が添削した質問シートをパートナーの女性にもやってもらったようです。
「仕事のモチベーションが上がる時は、どんなときですか?」の質問で、その女性は「休みの日に旅行へ行くこと」と答えたそうで、そのとき、クライアントさんは、「えーーーーーー! そこなの?」と、自分の考えでは及ばない答えだったらしく、ひどく驚いたそうです。
「へぇ。なるほどね。休みがモチベーションになるということは、仕事の日はかなりハードそうですね…、と私だったら伝えますけど」とクライアントさんに言うと、「え! いま、わかりました。彼女の仕事がハードだってこと…」と笑っておっしゃいました。
やはり、表面の言葉以外を想像して返すことは、まだ難しいそうなので、相手が話しやすいように、合いの手をうまく入れていく方法を、クライアントさん仕様として、2つにまとめました。
その1:言葉の表面だけにいちいち反応しない。驚いたままでもいいので、「なるほどね」と受け止める。そこに判断めいた感じが入ると、相手は否定された感じを受けることもあるから気をつける。
その2:表面の言葉から真意がよくわからない場合は、「へぇ。○○なんですね」と繰り返すだけでも、相手は、聴いてもらっている感じをえて、もっと話そうかなと思う。それを繰り返していくと真意がでてくる。
まずは、話が弾んで、相手がどんどん話してくれたことに、驚く体験からかもしれません。
かくいう私も、普通の話を広げることが、かなり苦手だったので、最初の興味としては、「質問すると答えてくれるんだ!」というところからでした。
自然と年齢を重ねれば、人の話を聴く機会も増えていくのかもしれません。しかし、私は31歳でこの仕事に就いたので、30代としてはかなり聴く時間が多いでしょう。
先日母が、「年齢を重ねれば、いままで気づかなかったことも色々分かってくるけれど、今の私でも気づいていないことを、あなたは説得力を持って伝えてくるから驚くわ」と言いました。
母は、私が30歳くらいの頃までは、全然、人の話を聴いていなかったことを知っているので、よっぽどその成長に驚いたのだと思います。(笑)
言葉だけでは通じないということを念頭に置き、相手を尊重し、わかろうと努力することが必要で、その継続があって、言葉の裏にある真意に気づけるようになるのだと思います。聴くことは簡単ではないということです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
言葉の表面だけに左右されるときがあるとしたら、どんなときですか?
★★★★★ Information
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
堀口ひとみSEMINAR 2014 第1回テーマ: 伝え方
2014年1月25日(土)渋谷 13:15会場[13:30~18:00]
→ ご案内 http://pearl-plus.me/seminar/kouza.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
職場、友達、親子、パートナー、手紙、SNS、ブログ…
言葉を選んで伝える場面は数多くあると思います。
そんなとき、どう言えばいいのか?悩むことも少なくありません。
毎日聴く仕事をしている私にとって、
「伝える」ということは、日々考えてきたテーマです。
実際のセッションで、相手に伝える言葉を考えたり、
ブログ、メルマガなど発信の場で伝える言葉を考えたり、
相手の先にいる大切な人へ向けての言葉を一緒に考えたりしてきました。
そのなかで気づいた大切なことは、
真実を伝えること、ニュートラルでいること、
そもそも、伝えるためには、伝えることを見つける心の目を
育てることも必要だということです。
私が伝えるときに大切にしていることについて、
まとめてみたいと思い、このセミナーを企画しました。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
■特典 45分オンラインセッション付です。
お好きなときにお使いください。
→ ご案内 http://pearl-plus.me/seminar/kouza.php
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その1:言葉の表面だけにいちいち反応しない。驚いたままでもいいので、「なるほどね」と受け止める。そこに判断めいた感じが入ると、相手は否定された感じを受けることもあるから気をつける。
その2:表面の言葉から真意がよくわからない場合は、「へぇ。○○なんですね」と繰り返すだけでも、相手は、聴いてもらっている感じをえて、もっと話そうかなと思う。それを繰り返していくと真意がでてくる。
まずは、話が弾んで、相手がどんどん話してくれたことに、驚く体験からかもしれません。
かくいう私も、普通の話を広げることが、かなり苦手だったので、最初の興味としては、「質問すると答えてくれるんだ!」というところからでした。
自然と年齢を重ねれば、人の話を聴く機会も増えていくのかもしれません。しかし、私は31歳でこの仕事に就いたので、30代としてはかなり聴く時間が多いでしょう。
先日母が、「年齢を重ねれば、いままで気づかなかったことも色々分かってくるけれど、今の私でも気づいていないことを、あなたは説得力を持って伝えてくるから驚くわ」と言いました。
母は、私が30歳くらいの頃までは、全然、人の話を聴いていなかったことを知っているので、よっぽどその成長に驚いたのだと思います。(笑)
言葉だけでは通じないということを念頭に置き、相手を尊重し、わかろうと努力することが必要で、その継続があって、言葉の裏にある真意に気づけるようになるのだと思います。聴くことは簡単ではないということです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
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そんなとき、どう言えばいいのか?悩むことも少なくありません。
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「伝える」ということは、日々考えてきたテーマです。
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そのなかで気づいた大切なことは、
真実を伝えること、ニュートラルでいること、
そもそも、伝えるためには、伝えることを見つける心の目を
育てることも必要だということです。
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