ふとした思いつきのドキドキから始まる一歩を踏み出すこと。

 最近、クライアントさん(Bさん)から、「国内旅行ができるくらい、宝くじが当たりました!」とご報告を頂きました。ちょっと私も絡んでいるっぽいのです。(笑)
 ある日のスカイプでのセッション後(その日のブログ)Bさんは午後に特に予定がなかったと言うので、ランチをすることにしたのです。Bさんと、1時間後に銀座で待ち合わせをすることにしました。私は、「5分くらい遅れます」と、到着20分前にメールをしました。その間にBさんは「数寄屋橋チャンスセンター」の前を通り、珍しく並んでいなく、おまけに大安吉日を目にしたので、宝くじを買ってみたのだそうです。

 今思えばですが、セッションのなかで、私が「ふとした思いつきのドキドキから始まる一歩を踏み出すことですね」という発言をしたことや、Bさんが、「今は、なんとなく与えられたことをしている。もっと大きな感動や、まだ自分の知らない何かとか…。そういう出来事が起きて欲しい!」とセッションで発言していたことが、引き金となっていたのかもしれません。宝くじが当たったことで、力説できているだけかもしれませんが。(笑)私もコミコレ『セレンディピティ』の企画者として、セレンディピティを解説できるようなエピソードが起きることも、セレンディピティなのでしょう。ちなみに、宝くじの当たったBさん、たまたまコミコレ『セレンディピティ』を2月の段階で既にお申し込みされていらっしゃるというのも興味深いです。

 今日は、4月6日のコミコレ『セレンディピティ』についての最終ミーティングを行っていました。そこで、冒頭のエピソードを播磨さんにシェアしました。播磨さんは、「宝くじが当たったことがセレンディピティではなく、セッションでしゃべっていたことが準備となって、私が5分遅れることになり、その間に思いつきで、大安吉日のチャンスセンターで買ったことが、セレンディピティだ」と意見が返ってきました。この5分間の選択肢。確かにそこです。
 
 人によって事象に対して、受け取り方というのはさまざまです。チャンスをものにしやすい受け取り方をする人というのもいらっしゃいそうです。
 例えば、「全ては必然。風邪をひいたのだから、これは行くなってことだ」と1つの選択肢のみで、決定づけてしまう人も少なくないのではないでしょうか? 正直、そう言う発言を聞くと、「残念だな~」と思ってしまいます。
 そういうときに、3つくらい選択肢が浮かんで、「風邪をひいでも行きたいか問われているのだろうか?」とか、「風邪をひいたということは、何かを内側から出したいという欲求があるのではないか?」とか、「何か無理したのかな?」とか、選択肢が浮かぶほうが、セレンディピティが起きやすいのではないか? という仮説が出てきました。

 もうひとつ、「セレンディピティが起きるには、準備が必要なのではないか?」と、この前のミーティングでも話していたことについて、さらなる発展がありました。その準備には、2通りの準備があるのではないか? ということです。

 「目に見える準備と、目に見えない準備です」。

 見える準備というのは、体重を10キロ減量するとか、独立するための準備とか…ゴールが決まっていて、そのためにステップを踏んでいくようなことかもしれません。

 見えない準備と言うのは、私が、毎日ブログを更新し続けて10年経つのですが、何のため? と固執はしていません。ただ、書き続けることで、何かしら起きるのではないかと思っています。
 また、こちらも何のため? と言うわけでもないですが、今月はやたらと断捨離を行っています。今回ほど、持ち物がミニマムに近付いているのは初めてのことです。目的はないですが、終わってみたら何かに気づく気がしています。
 大抵、目に見える準備の方が、わかりやすいので、そちらをしていることが多いかもしれません。しかし、見えない準備の方を始めると、どうなるんだろう? というのも興味深いところかと思います。

 4月6日(日)のコミコレは、延期キャンセルがでまして、限定2名様、ご参加可能です。セッションもついており、大変お得になっております。是非この機会をご利用くださいませ。お待ちしております。

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■4月6日(日)@東京(弊社事務所にて) コミコレ『セレンディピティ』

ふとした偶然から何かを発見する力について考察していきます。
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