「相手にフォーカスした対話でどんなことができるか?」というテーマでのセッションです。海外在住のクライアントさんで、自分の転職時に、自分で後任を探すというシステムになっているようです。なので、クライアントさんがリクルーティング会社に人集めはお願いして、面接はご自身でなさるそうなのです。面接官をした経験もないクライアントさん。面接は受けたことがあるけれど、自分がする側。どんなことを聞けばいいのか? 考えてみたとのことでした。
会社の上司には、面接するときの3つのポイントとして、「ポテンシャル、人柄、即戦力」と言われたそうです。そこをポイントとして、どうやって相手から引き出していけばいいのでしょうか。
私は、面接官の経験はたくさんありますが、渋谷店の店長をしているとき上司にこんなことを言われました。「みんな真面目に仕事をしてくれるスタッフ。よく言えば扱いやすい人たちを堀口さんは採用している」と。
自分の採用の仕方に自信を持っていたつもりでしたが、そこで自分の偏りに気づかされたのです。「ちゃんとルールを守ってくれる人。きちんとしてそうな人」そこがポイントでした。
のちに個性的なヘアスタイルをしたスタッフが面接にやってきたのですが、彼女の面接はたまたま副店長がすることになって採用。お店にとって重要な戦力となったのです。
思えば、私が採用したのではなく、前から採用されていた、どちらかと言うと扱いにくいと感じる個性的なタイプのスタッフの力を引き出すことに成功したときに、お店の成果がでました。
見た目と中身。自分の先入観や思い込みが邪魔をすると、ありのままに相手を見ることが出来ないものです。
面接は長くて1時間くらいの場。その人が働く姿、今後、まだ見ぬ可能性が開花する青写真をどうやって面接で浮き彫りにしていければいいでしょうか。私が店長だったころは、あまりよくできませんでしたが、今、傾聴の仕事をしている私が面接をしたら、全く違うものになるのではないかと思います。
会社の上司には、面接するときの3つのポイントとして、「ポテンシャル、人柄、即戦力」と言われたそうです。そこをポイントとして、どうやって相手から引き出していけばいいのでしょうか。
私は、面接官の経験はたくさんありますが、渋谷店の店長をしているとき上司にこんなことを言われました。「みんな真面目に仕事をしてくれるスタッフ。よく言えば扱いやすい人たちを堀口さんは採用している」と。
自分の採用の仕方に自信を持っていたつもりでしたが、そこで自分の偏りに気づかされたのです。「ちゃんとルールを守ってくれる人。きちんとしてそうな人」そこがポイントでした。
のちに個性的なヘアスタイルをしたスタッフが面接にやってきたのですが、彼女の面接はたまたま副店長がすることになって採用。お店にとって重要な戦力となったのです。
思えば、私が採用したのではなく、前から採用されていた、どちらかと言うと扱いにくいと感じる個性的なタイプのスタッフの力を引き出すことに成功したときに、お店の成果がでました。
見た目と中身。自分の先入観や思い込みが邪魔をすると、ありのままに相手を見ることが出来ないものです。
面接は長くて1時間くらいの場。その人が働く姿、今後、まだ見ぬ可能性が開花する青写真をどうやって面接で浮き彫りにしていければいいでしょうか。私が店長だったころは、あまりよくできませんでしたが、今、傾聴の仕事をしている私が面接をしたら、全く違うものになるのではないかと思います。
「相手にフォーカスした対話でどんなことができるか?」というクライアントさんのテーマにもあったように、傾聴の仕事をしている私の視点からも一緒に考えてみました。
「その人の働く姿がイメージできるか?」それを検証するというのも一つの目的です。相手のこれまでの経験が聴ける話を引き出せる質問が必要です。
傾聴の仕事をしていると何としてでも「質問」を作れるようになるものです。そこにはコツがあって、こちらが知りたいと思うことをまずは持っておくことなのです。質問から作ろうと思ってしまうとうまくいきません。まずは相手に興味を持つということです。
仕事の面接として、こちらが知りたいと思うことを考えてみました。
・どんな仕事の仕方をするのだろうか?
・どんなポジションが向いているのだろうか?
・新しいことをすることは好きだろうか?
・マネジメントの経験は? チームリーダーとか。
・仕事の価値観はなんだろう?
・将来どうなりたいのかな?
・余暇はなにをしているのかな?
・不安なところはなにかあるのかな?
一方、私が初めてのセッションのとき、知りたいと思うことはこんなことです。
・セッションで取り組みたいテーマは何か?
・現状
・悩み・問題
・どうなることが理想か?
・改善のために何か取り組んでいるのか?
それから、私はありのままに感じたことをフィードバックをします。そうすると、相手が言った理想が必ずしもそうではないことに気づくこともあるのです。そこに可能性が生まれるのです。
面接でも「相手のありのまま」が見えるかどうか? も大切な視点だと思います。「評価」を加えないで見るということです。
それは、相手のまだ見ぬ可能性まで、なんとなく感じられる事にもつながりそうです。期待をかけるというよりも、できるんじゃないかな~という予感というか。私がアパレルに採用されたのも、きっとそういうことなのだろうと思います。自分が一番採用に驚いたほどでしたので。(笑)
ですので、とにかく面接の時は、相手の話を引き出して、そこですぐにジャッジをするというよりも、引き出して材料だけ集めておいて、あとからこちらのイメージに照らし合わせてよく考えてみればいいのだと思います。
セッションの数日後、クライアントさんからメールを頂き、リクルーティング会社から、後任の候補者4人分の履歴書が届いたようでした。初めての面接で少しナーバスな気持ちのようです。
こちらが知りたいと思うことをあらかじめ用意しておけば、きっと質問するときに自然と出てくると思います。あとは、「相手の方がもっと緊張しているだろう」と思うと、自分の方にゆとりが出てくると思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分のこともありのままに見てみると?
「その人の働く姿がイメージできるか?」それを検証するというのも一つの目的です。相手のこれまでの経験が聴ける話を引き出せる質問が必要です。
傾聴の仕事をしていると何としてでも「質問」を作れるようになるものです。そこにはコツがあって、こちらが知りたいと思うことをまずは持っておくことなのです。質問から作ろうと思ってしまうとうまくいきません。まずは相手に興味を持つということです。
仕事の面接として、こちらが知りたいと思うことを考えてみました。
・どんな仕事の仕方をするのだろうか?
・どんなポジションが向いているのだろうか?
・新しいことをすることは好きだろうか?
・マネジメントの経験は? チームリーダーとか。
・仕事の価値観はなんだろう?
・将来どうなりたいのかな?
・余暇はなにをしているのかな?
・不安なところはなにかあるのかな?
一方、私が初めてのセッションのとき、知りたいと思うことはこんなことです。
・セッションで取り組みたいテーマは何か?
・現状
・悩み・問題
・どうなることが理想か?
・改善のために何か取り組んでいるのか?
それから、私はありのままに感じたことをフィードバックをします。そうすると、相手が言った理想が必ずしもそうではないことに気づくこともあるのです。そこに可能性が生まれるのです。
面接でも「相手のありのまま」が見えるかどうか? も大切な視点だと思います。「評価」を加えないで見るということです。
それは、相手のまだ見ぬ可能性まで、なんとなく感じられる事にもつながりそうです。期待をかけるというよりも、できるんじゃないかな~という予感というか。私がアパレルに採用されたのも、きっとそういうことなのだろうと思います。自分が一番採用に驚いたほどでしたので。(笑)
ですので、とにかく面接の時は、相手の話を引き出して、そこですぐにジャッジをするというよりも、引き出して材料だけ集めておいて、あとからこちらのイメージに照らし合わせてよく考えてみればいいのだと思います。
セッションの数日後、クライアントさんからメールを頂き、リクルーティング会社から、後任の候補者4人分の履歴書が届いたようでした。初めての面接で少しナーバスな気持ちのようです。
こちらが知りたいと思うことをあらかじめ用意しておけば、きっと質問するときに自然と出てくると思います。あとは、「相手の方がもっと緊張しているだろう」と思うと、自分の方にゆとりが出てくると思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分のこともありのままに見てみると?
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