結果を出していないから? とは違うところに、自信のない理由があった。

 何となく生きるのをやめ、もう少し意図や意志を持って、日々生活していきたい。の記事のクライアントさんからセッションの翌日、自分を客観視して振り返ったメールをくださいました。よく、クライアントさんが気付いたことを後からメールをしてくださるのですが、クライアントさんのメールを読んでは、「なるほど!」といつもなります。「答えは本人に気づかせる」というのがコーチングなのだなと、改めて思います。

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本日もセッションありがとうございました。

焦点が変化したと思ったら、思考パターンが元通りになっていて笑ってしまいました。
自分の思考の癖なのでしょうね!

いつも、出来ていない自分にフォーカスするので
例え望むことがあったとしても「自分にはそれを願う資格がない」という発想になるようです。

就労条件や環境を変えたい、と思ったとしても
「そもそも自分が仕事が出来ていないのが悪いのだから・・・まずは売上を上げてから・・・」

なりたい自分、ありたい自分に近づけるよう、自分の時間を大切にしよう、と思っても
「そもそも自分が仕事をするのが遅いから、効率が悪いから、自分の時間が取れないのでは?
 転職を考える前に、仕事ができるようになるのが先なのでは?」

・・・同じ発想で同じ着地をしようとしていました。気づかせていただきありがとうございます。

そして、私は何回か前のセッションで発見した想いとして
自分で自分に自信を持てるようになりたいという願いがあるわけですが・・・
出来ない自分にばかりフォーカスしていたら、いつまでたっても、例え成長していたとしても、
それを認めることができず、できない自分に自信を無くし続ける、という思考パターンですね。
まずは自分を認めることから始めたいと思いました。

(後略)

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 願いは、「自分で自分に自信を持てるようになりたい」だったわけです。そのために「仕事で結果を出せば、自信が持てるようになるのでは?」と考えて、セッションを申し込まれたわけですが、実際のところ、「自分のことをそもそも責めていたから自信が持てなかった」ということに数回のセッションで段々と気付いて行きました。結果とは関係ないところに、自信がなくなる理由があったのです。
 根源に「自分を責めている」があれば、プライベートでも、いつまでも出来ない自分に自信をなくし続けるという着地パターンは同様につきまわるでしょう。
 まずは、「自分を責めている自分を許します」と、ゆるしの儀式で手放して、これからは、出来たことにもフォーカスするようになるので、バランスよくなるでしょう。逆に出来るところばかりフォーカスしても、これからの可能性を見落としてしまいますし、バランスが大事です。

 この記事を書き終えたタイミングで、「できるところしか目がいかなくて、できなことを見て見ぬふりをしていたことに気づいた」というクライアントさんからメールを頂きました。面白いシンクロです。後日、記事にしたいと思います。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

あなたが見ていないところはどこですか?