生徒さんたちに、自分の経験で役に立ちそうなことをシェアしていきたいけれど、自分で普通にやっていることは当たり前すぎて、何を伝えるべきか、客観的に見られない自分に気づいたそうです。
つまり相手の悩みを想像することが難しくなっているということは、相手の気持ちになることが苦手なのかもしれないと思ったようでした。そこで、「人の気持ちを想像できる人になる」ことについてが、テーマとしてあがってきたようです。
「ひとりっ子」であることが、人の気持ちを想像しにくいことにもつながっているのかなと、心理学の本で読んだことがあるとおっしゃっていました。
しかし、私は3人兄弟でも、なかなか人の気持ちを想像することは、難しいと感じていました。「あの人は、ああいう人だから」とか「そういう人もいる」ということが、理解した、ということだと思っていました。今の自分からしてみれば、「相手のことをそれ以上考えることをやめている」と突っ込みを入れたいところです。クライアントさんも、まさに今そこで止まっているようでした。
私は、傾聴の仕事をさせていただき、「相手の気持ちを想像すること」について考えられる人間になり、私の新しい人生が始まったといっても過言ではありません。
人の気持ちを想像するには、一緒の世界に浸るところまで考えることです。傾聴というカテゴリーで、よく使われている言葉で言うと「寄り添うこと」です。
例えば、メールの返事について考えてみました。
私も「相手の気持ちを想像する」ことが苦手でしたので、クライアントさんの今の状況を予想して伝えました。「今のメールは、ほとんど自分の用件だけで占められていませんか?」と。まさにそのようでした。
かつてのメールの中で、「私の気持ちをとても汲み取ってくれている」と感じたものがあります。
準備を重ねてきたことだったけれど、突然、延期を余儀なくされたことがありました。そのとき、私に気遣って税理士さん下さったメールには、「堀口さんが、一生懸命準備されてきたのを知っているので、残念なお気持ちをお察しします」と書いてありました。気持ちをとても汲み取って頂いた感じがして、涙がでてきました。
また、「延期になったので、待つ楽しみが増えました!」というポジティブなメールにも大変励まされました。
先日、英会話のインストラクターにメールを出したら、「Thank you for thinking of me and sharing your journey with me.」と書いてありました。そもそも私のした行動に着目してくれて、そこに対しての感謝の言葉が文頭に書いてありました。
またある人は、私がメールに書いた言葉をそのまま引用して、「・・・なんですね」とか、「・・・なご様子ですね」と、私の様子を察するというものもありました。その方の温かい人柄や、とても丁寧な印象を受けました。
そのように、相手のことについて、まずは一筆書いてあるメールを私なりに分析していったのです。
そして、実践です。日常のさまざまなシーンで、相手のしてくれたことに着目し、言葉を伝えていくように習慣づけていきました。
相手の立場に立って、相手の世界を一緒に見ようとすることで、だんだんと見えてくるのです。
「そういう人もいる」で止まっていては、せっかくの思考のチャンスを逃してしまうことになります。
つまり相手の悩みを想像することが難しくなっているということは、相手の気持ちになることが苦手なのかもしれないと思ったようでした。そこで、「人の気持ちを想像できる人になる」ことについてが、テーマとしてあがってきたようです。
「ひとりっ子」であることが、人の気持ちを想像しにくいことにもつながっているのかなと、心理学の本で読んだことがあるとおっしゃっていました。
しかし、私は3人兄弟でも、なかなか人の気持ちを想像することは、難しいと感じていました。「あの人は、ああいう人だから」とか「そういう人もいる」ということが、理解した、ということだと思っていました。今の自分からしてみれば、「相手のことをそれ以上考えることをやめている」と突っ込みを入れたいところです。クライアントさんも、まさに今そこで止まっているようでした。
私は、傾聴の仕事をさせていただき、「相手の気持ちを想像すること」について考えられる人間になり、私の新しい人生が始まったといっても過言ではありません。
人の気持ちを想像するには、一緒の世界に浸るところまで考えることです。傾聴というカテゴリーで、よく使われている言葉で言うと「寄り添うこと」です。
例えば、メールの返事について考えてみました。
私も「相手の気持ちを想像する」ことが苦手でしたので、クライアントさんの今の状況を予想して伝えました。「今のメールは、ほとんど自分の用件だけで占められていませんか?」と。まさにそのようでした。
かつてのメールの中で、「私の気持ちをとても汲み取ってくれている」と感じたものがあります。
準備を重ねてきたことだったけれど、突然、延期を余儀なくされたことがありました。そのとき、私に気遣って税理士さん下さったメールには、「堀口さんが、一生懸命準備されてきたのを知っているので、残念なお気持ちをお察しします」と書いてありました。気持ちをとても汲み取って頂いた感じがして、涙がでてきました。
また、「延期になったので、待つ楽しみが増えました!」というポジティブなメールにも大変励まされました。
先日、英会話のインストラクターにメールを出したら、「Thank you for thinking of me and sharing your journey with me.」と書いてありました。そもそも私のした行動に着目してくれて、そこに対しての感謝の言葉が文頭に書いてありました。
またある人は、私がメールに書いた言葉をそのまま引用して、「・・・なんですね」とか、「・・・なご様子ですね」と、私の様子を察するというものもありました。その方の温かい人柄や、とても丁寧な印象を受けました。
そのように、相手のことについて、まずは一筆書いてあるメールを私なりに分析していったのです。
そして、実践です。日常のさまざまなシーンで、相手のしてくれたことに着目し、言葉を伝えていくように習慣づけていきました。
相手の立場に立って、相手の世界を一緒に見ようとすることで、だんだんと見えてくるのです。
「そういう人もいる」で止まっていては、せっかくの思考のチャンスを逃してしまうことになります。
「寄り添うこと」について、深く考えることになったのは、2年前に春、秋と長いスパンで受講したある傾聴の講座です。ひきこもり、自殺願望のある人、ホスピスの人など、普通の社会生活の中では、触れることのない方々に寄り添うことについて、考える機会になりました。
幾つか印象の残る「寄り添う」についての話があります。その中で、ご老人の看護にあたった学生の話が印象的でした。
おばあちゃんの生きる力を引き出すために、何が必要なのか? 何日もいろいろと試していったそうです。そしてあるとき、おばあちゃんに渡したアイテムが、おばあちゃんの生きる力を引き出したのです。一体何でしょうか?
それは、「鏡」です。おばあちゃんの女性的な感性が思い出されて、お化粧をすることへと発展し、おばあちゃんを元気づけていったそうです。その学生は、もちろんおばあちゃんになったことはないけれど、もし、自分がおばあちゃんになって、そういう状況になっときを、うんと考えてみたのだと想像します。
その話を聞いたとき、私の中でようやく「寄り添うこと」がはっきりと分かったのです。
★その講座へ行くきっかっけになった本です。
幾つか印象の残る「寄り添う」についての話があります。その中で、ご老人の看護にあたった学生の話が印象的でした。
おばあちゃんの生きる力を引き出すために、何が必要なのか? 何日もいろいろと試していったそうです。そしてあるとき、おばあちゃんに渡したアイテムが、おばあちゃんの生きる力を引き出したのです。一体何でしょうか?
それは、「鏡」です。おばあちゃんの女性的な感性が思い出されて、お化粧をすることへと発展し、おばあちゃんを元気づけていったそうです。その学生は、もちろんおばあちゃんになったことはないけれど、もし、自分がおばあちゃんになって、そういう状況になっときを、うんと考えてみたのだと想像します。
その話を聞いたとき、私の中でようやく「寄り添うこと」がはっきりと分かったのです。
★その講座へ行くきっかっけになった本です。
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9月に開催し、大変ご好評をいただいたイベントだったため、
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