「感情的な反応をしがちな自分について考えてみたい」というセッションでした。クライアントさんは、知り合いのカフェを一時的に手伝っているそうです。そのお店で出している商品のことについて、一緒に手伝っている友人とひと悶着あったようでした。
友人がその商品について書いたコメントをクライアントさんが読んで、「それはいらないんじゃないの?」とふと口に出して言ったときに、相手は納得していないような顔をしてきたそうです。それを見て、「陰でごちゃごちゃ言わずに不満があるならちゃんと伝えたらいい!」と言ってしまい、久々にイライラしている自分に気づいたとのことでした。
「彼女のこだわりもわかるけど、この文章はいらないと思ったんですよね。何でそこにこだわるのかな?と」とクライアントさんは、そのときの気持ちをそのまま再現するようにおっしゃいました。
私はそれを聞いて言いました。「あなたのこだわり捨てなさいって、言ってしまったようなものなのではないですか?だから、相手は納得していない顔になったのではないかと」
「はい、そうでございます」とクライアントさん。(笑)
私は可能性が広がる視点を提示しました。
「やってもいないのに、決めつけられたことが、納得いっていないんですよ。『少し様子を見ますか?』って、言うこともできましたよね。まだ、その案を試していない段階から、「これはだめ」と決めつけてしまった状態になっているようですが」
「そうか!様子を見るという選択肢があったんですね~。全然気づかなかった!」とクライアントさんが、またあっさりと納得していました。
私が店長の頃、セールの表記に関して、「○○○○円割引」と書くか、「○○%割引」と書くか? スタッフとの間で対立しました。私は、円割引の方を推し進めようとしたのですが、スタッフも引きません。「じゃあ、実際にやってみよう」とスタッフに言って、私VSスタッフになったこともあります。
「やってみないとわからない」という言葉は、上下関係もフラットにしてくれて、チームワークが生まれる言葉です。
友人がその商品について書いたコメントをクライアントさんが読んで、「それはいらないんじゃないの?」とふと口に出して言ったときに、相手は納得していないような顔をしてきたそうです。それを見て、「陰でごちゃごちゃ言わずに不満があるならちゃんと伝えたらいい!」と言ってしまい、久々にイライラしている自分に気づいたとのことでした。
「彼女のこだわりもわかるけど、この文章はいらないと思ったんですよね。何でそこにこだわるのかな?と」とクライアントさんは、そのときの気持ちをそのまま再現するようにおっしゃいました。
私はそれを聞いて言いました。「あなたのこだわり捨てなさいって、言ってしまったようなものなのではないですか?だから、相手は納得していない顔になったのではないかと」
「はい、そうでございます」とクライアントさん。(笑)
私は可能性が広がる視点を提示しました。
「やってもいないのに、決めつけられたことが、納得いっていないんですよ。『少し様子を見ますか?』って、言うこともできましたよね。まだ、その案を試していない段階から、「これはだめ」と決めつけてしまった状態になっているようですが」
「そうか!様子を見るという選択肢があったんですね~。全然気づかなかった!」とクライアントさんが、またあっさりと納得していました。
私が店長の頃、セールの表記に関して、「○○○○円割引」と書くか、「○○%割引」と書くか? スタッフとの間で対立しました。私は、円割引の方を推し進めようとしたのですが、スタッフも引きません。「じゃあ、実際にやってみよう」とスタッフに言って、私VSスタッフになったこともあります。
「やってみないとわからない」という言葉は、上下関係もフラットにしてくれて、チームワークが生まれる言葉です。
やる前から「ダメでしょ」と決めつけてしまうシーンは、割とありそうな気がします。自分がそう言われると、身も蓋もないと言うか、本当に嫌な気分になりますよね。(笑)しかし、言われるのが嫌と言っておきながら、私も言ってしまっていたことがあります。コーチになって3年目の頃、クライアントさんに言ってしまったのです。「それは違うでしょ」と。
クライアントさんから「コーチはジャッジしないんじゃないですか? 私はあの発言で傷つきました」とメールを後からいただきました。私は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、心がすごくざわざわして、苦しくなりました。そして、すぐに謝罪のお返事を書きました。ジャッジしないとわかっていながら、やってしまったのです。ジャッジしないというのは、結構難しいものでした。
クライアントさんでなければ、「うるさい!」と言い放ち、どうすればよかったのか? なんて、考えることはなかったかもしれません。本当にこの仕事から学ばせて頂いているのです。
一瞬、自分的には「おかしいな~」と思っても、「もう少し聞いてみるか」という姿勢で、相手の話を聞き続けることが、まずは1歩です。それだけで、「ずいぶん相手はよくしゃべるな~」という感想をきっと持つことでしょう。変な話、ずっと「おかしいな~」のままでよいのです。そのうち「おかしいな~」とも思わなくなってきたら、相手のことも、自分のことも可能性を広げることが出来ているころです。ジャッジしないというのは、可能性を広げることへつながっているのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、決めたことはなんですか?
クライアントさんから「コーチはジャッジしないんじゃないですか? 私はあの発言で傷つきました」とメールを後からいただきました。私は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、心がすごくざわざわして、苦しくなりました。そして、すぐに謝罪のお返事を書きました。ジャッジしないとわかっていながら、やってしまったのです。ジャッジしないというのは、結構難しいものでした。
クライアントさんでなければ、「うるさい!」と言い放ち、どうすればよかったのか? なんて、考えることはなかったかもしれません。本当にこの仕事から学ばせて頂いているのです。
一瞬、自分的には「おかしいな~」と思っても、「もう少し聞いてみるか」という姿勢で、相手の話を聞き続けることが、まずは1歩です。それだけで、「ずいぶん相手はよくしゃべるな~」という感想をきっと持つことでしょう。変な話、ずっと「おかしいな~」のままでよいのです。そのうち「おかしいな~」とも思わなくなってきたら、相手のことも、自分のことも可能性を広げることが出来ているころです。ジャッジしないというのは、可能性を広げることへつながっているのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、決めたことはなんですか?
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