なぜ、友人の言葉に傷ついているのか?焦りなのか?気持ちを整理したい。

「友達の言葉に傷ついたことについて」というテーマでのセッションでした。その後しばらく後味悪く、仕事にも影響してしまうほどだったようです。

 長年の友達にあることを誘われたようで、返事に困っていたら「お金ブロックがとれていないんだね」と言われてカチンときたり、「頑張り過ぎのあなたへ」的なあるブログ記事を送ってくれたことにもイラっときて、簡単な返事をしたようでした。友達から見た自分が、そう見られていることに、傷ついたような気持ちを持ったようでした。

 話を聴いていると、「友達に決めつけられた」ことが嫌だったのかな? と私は感じました。クライアントさんにそう伝えてみると、「そうです!そうです!」とおっしゃいました。

 「本当の私じゃないし。周りからそう見られているの?そんなんじゃないのに」の部分がイライラしている部分です。仕事でもイライラすることはあったようで、仕事の場合は、こちらの状況も伝えるようにはしているようです。それでもわかってもらえなければ、「違うルートを確保する」ということは、仕事ならばできるけれど、とのことでした。友達については、長い友達なので、1回の出来事で決別というわけにはいきません。これからも付き合っていくことを考えていきました。

 私が想像した、クライアントさんの友達の気持ちについてもシェアしました。「きっと今、焦っているところがあるのかもしれませんね」と言うと、クライアントさんも思い当たる節もあるようでした。

 さて、自分のモヤモヤはどこにいけばいいのでしょうか?

 もし、過去に戻れてやり直せるならどうするか? ちょうど、映画『About time』をクライアントさんもご覧になった後なので、やり直しパターンをいくつか考えてみることにしました。

 実際は、①「そうかもね・・・」と乾いた笑いでその場をしのぐ。ことになったようです。


他のパターンとしては、
②傷ついたと言う。
③自分の気持ちをはっきり言う。

と出てきて、「自分の気持ちを言わなかったから、もやもやしている」と一番モヤモヤするところに気づかれました。

 そこで私が、クライアントさんが気づいていなかった視点、④番目のパターンを提供しました。
④相手のやってくれたことをまずは承認し、こちらの言いたいことを言う、です。

 私が、相手の発言でイライラっとしたきの感情のコントロール方法があります。
 自分の言いたいことは脇に置いておいて、相手のしてくれたことをねぎらうことから伝えるということです。自分がイライラっとしていても、必ずそうするようにしているのです。

 探せば見つかるのです。「相手が知らせてくれたこと」という事実は存在します。そこを「ありがとう」や、「お手間かけました」と返すのです。そして、自分のイライラは、他の話を聞いてくれる人に話して、(笑)すっきりとさせていきます。どうしても相手に改善をしてほしいときは、直接その人に言うこともあります。

 クライアントさんに④番目の方法をシェアすると、クライアントさんに驚くべきことが起きました!

 「友達は、いい話があるから教えたかったのかも。私なら、なんでも進んでやるタイプだと思ってくれているからだろう。仕事で大変だった話もしていたから、心配してくれて、記事を送ってくれたんですね」と、いままで見えてこなかった真実が、見えてきたのです。

 そして、「スッキリしてきました!」とおっしゃいました。

 90日コーチングのオリエンで出てきた、クライアントさんの今後の成長に必要なテーマ「心の目で見る」が、セッションのなかで、クリアした瞬間でした。
 
 クライアントさんには、オリエン後、『星の王子さま』の本をプレゼントしていたので、そろそろ泣けるかもしれません!(笑)

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

相手になって想像することについてどう思いますか?

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