教えてもらう方の考え方について気付いたこと。

2年半前から編集者の方にコーチングみたいなセッションを

してほしいとお願いして現在も続いています。



スカイプで月2回行っているのですが、

なんだか私自身がその時間をうまく活用できていないなぁと

ずっと悩んでいました。



コーチングのプロにもセッションをお願いしているし、

両方とも仕事についての話だから、

(といっても私の場合、仕事もプライベートも一緒な人です)

そこで話す題材と編集者の方に話す題材とがかぶっているように

感じていることもあって、それは私という同じ人間が

行っていることだからかぶるのも仕方ないとは思っていたのですが、

でもそこは違和感がありました。




昨年末くらいに、その違和感に気付きました。

「編集のプロの方に引き出してほしい」。

とどっかで私が思いすぎていたということです。



私が得意で楽しいと感じることは、

人の感覚的部分(センスのいいところ)を言葉として引き出すところです。

だから「引き出してもらおう」と思っていたところを

「私が編集者の考えていることを引き出せばいいのだと!」

逆の発想になりました。


たとえば、

「今日は題名の作り方について考えたいんですけど、
どういうプロセスを経て考えているか、この題材を使って思考の
プロセスを観察させて欲しいです!」

という風にお願いしています。



それから、毎回のセッションを録音させていただき、

終わった後もう一度再生して、ノートにまとめることにしました。



おかげさまで、今回の『ひとみずむ』の構成が、

前回と比べるとクオリティーが上がってきています。



教えてもらう方も、自分のあり方を知り、

相手の分野をより深く引き出せるような

態勢を作ることが大事だと感じました。



これは、以前アパレル店長をしていたときの

社長のこの言葉とリンクするのを感じます。

「おしゃれじゃなくてもアパレルのビジネスはできるんだ」と。



教えてもらうのも、実は相手から引き出すことが必要なんですね。

引き出し、引き出され・・・

そうやって、人は磨かれていくのだと感じました。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?


昨日はどんなことを教わりましたか?