閉ざしている相手を開く方法は？

以前クライアントさんだった方から

久しぶりにメールをいただきました。

コミュニケーションのお悩み相談です。


「閉ざしている相手を開く方法は？」ということでした。


■メールに書いてあった状況は・・・

「僕は自分の感情をあらわすのが苦手なんですよ」という彼の
心を読み解くには、どのように質問していったらよいのでしょう。
相手のことをとても知りたいのですが、わたしの聞き方では
「追い詰められ感」があるようで結局閉ざされてしまいます。
知りたいというわたしのエゴが強すぎるのでしょうか。


■お返事しました。

そうですね、感情を表すのが苦手だったら
こちらが冷静でいると安心すると思います。
きっとお話されるトーンも低い方ではないでしょうか？
だからそんな相手にペーシングするといいでしょうね。
ゆっくり、「なるほどね」と言うとか。
こちらが熱いと無理と思ってしまいそうですから。

ま、どの方もそうですが「そのままでいいですよ」
というメッセージが一番話すかもしれないですね。

「感情があらわすのが苦手なのもいいとおもう」と。
そんなこちらの態度できっと心開くかもしれないです。

直接お会いしていないのでわかりませんが
メールでわかる範囲で書かせていただきました。


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色々なクライアントさんとお話してきました。

言葉が少ない方、ずっと話している方、

早口な方、ゆっくりな方・・・

本当に色々なペースです。


泣いてしまう方、じっとしている方、

感情をあまり出さない方、

緊張している方・・・・

本当にいろいろなコンディションです。



結局、みなさん「そのままでいいですよ」と言うと

話してくれる。というのが一番シンプルな答えだと思います。


相手から否定されないとか、口調が高圧的でないとか

感情的すぎないとか、つまり安全と思ったらお話しますよね。



わたしは「引き出してあげたい感」ゼロだと思います。

「解決してあげよう感」もありません。

なので、大抵、最初のセッションでそのあたり

クライアントさんに「拍子抜け」されます。笑


話すのは相手だから、話しやすい場所にしようとはいつも思っています。

それは、こちらが自然でいればいいだけのこと。

今そこにある問題について、「一緒に考えていこう」というだけですね。



　今日はこちらの質問はいかがでしょうか？

相手の話を聞くとき、どんなことをいつも考えていますか？