「自分の領域」、「他人の領域」を整理する。

先月『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』の本を熟読したせいか、

日曜日にあまり考えに侵されない私が

「考え」に取りつかれて苦しくなりました。

しかも涙が止まらないほど・・・。

どんな「考え」に取りつかれたのかと言うと、

「考え」で苦しむ人の「考え」が信じられなくなって・・

という「考え」に縛られて自己嫌悪に陥ったのです。

「え、そんなことまで考えちゃうわけ?じゃあ、これまでの私って

 人に悪いことしてきちゃったわけ?」と。

完全にわたしも「考え」に苦しみました。笑

人に「考え」に取りつかれているわたしの「考え」に

ついて聞いてもらったら、段々回復してきましたが・・・。

すぐ影響を受けやすいので、やれやれです。



あの本は、300ページあり、ほぼセッションのやり取りで

できているので、「聞く仕事」をやっている人には興味深い描写ですが、

そうでない方は、結構読むのが大変と聞いていますけどやはりお勧めです。



「考え」が人を苦しめる。

これで、セッションのときも「それは考えでしょ」というのが

わかりやすくなり、「自分の領域」、「他人の領域」が、

すぐに整理できるという便利なものになりました。



わたしのセッションの前には、事前シートを送っていただくのですが、

シートに細かく色々と書いてある方は、

ほとんどが「考え」について書いてあり、

真実や自分の領域のところはわずかです。

でも、結局セッションでは、真実と自分の領域のところを扱えばいいので

とてもシンプルに整理できるようになりました。


「それは愚痴でしょ」という言い方だと、ちょっときつくなりますが、

「それは、他人の領域ですよ」と言うと「はあ、またやっちゃった」と

受け入れやすいです。


自分の5年間のセッションを振り返ってみても、

捉え方を変えて見えるようにしているものは、

「真実を見出している」のだと分かりました。


コーチングをしていてもグルグルしないのは、

真実のところに焦点を当ててセッションが進むからです。



今、「考え」でいっぱいになりがちの方に協力してもらって、

わたしなりのワークを開発中です。


【試作品1】

「考え」と「真実」を分けてみていく方法を考えました。

ノートを横にして、

左に「考え(他人の領域など)」を書く。

右に「真実(自分の領域など)」を書く。


これだけでもだいぶ整理できるのではないかと。

(左に書くのは「左脳」をイメージしています)


「考え」にいっぱいになったときに、

クライアントさんにやってもらうようにしたので、ちょっと楽しみです。


「真実」の探し方にはちょっとセンスもいるので、

そのあたりもまた模索してみたいものです。


私自身も活用してみたいと思っています。

試作品ですのでどうなることやら・・・。



投票の真っ最中なので、『ひとみずむ3』を読み返してみてますが、

考えが真実になっている流れが見えてきて、

自分で読んでも復習になっています。

ある意味「ひとみずむ3」は教科書です。


もっとシンプルな方法もあるかもしれないので

日々考えていきたいと思っています。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

あるかないかわからない考えについて考えているのは、

1日何時間くらい占めていますか?