目的がない時の過ごし方を考える。

あるセミナーのコースを受講中の時のほうが、

毎日元気に過ごせていた気がするので、

なぜ、そういうことが出来たのかについて、

振り返り&深堀をしたいとセッションの準備シートに書いてありました。


やはり、目的を持って進んでいたからだとおもいます。

課題があって取り組む毎日はとても充実した感じになりますよね。

できないこともできるようになったりして

そこには成長や変化を感じられたからでしょう。


それならば、また何か課題や目的を作ることによって、

元気に過ごせるための自分を作っていくというのもありますが、

逆に考えてみても面白いかなと思って、

「目的がなくても元気」とはどういうことなのか?について

セッションで話していくことにしました。


セミナーは、自分から出てきた課題と言うよりも、

セミナーというものがあって、その中で発生する「課題」

だと思うので、外から与えられたものに取り組むバージョンです。


内側から出てきたものに取り組むことができれば、

自分で元気のもとは作れそうですよね。

クライアントさんが、お休みの日に近所のカフェで30分だけでも

自分と向かい合って自分の気持ちを書きだす時間を持つことは、

とてもいい時間を過ごせると言っていました。


また、時間をかけて創造するものに取り組むとか、

本を納得するまで読むとか、じっくりしないとできないこともあると思います。


「目的」つぎなる「課題」と忙しくやってきた人は、

逆のアプローチを試してみるのも面白いと思いますよ。

去年の私がそのあたりで悩んでいましたけどね。

「何もしない」という逆のアプローチを始めて10カ月経ちますが、

沢山やっていた時よりも、精神的にとてもいい状態なんですよね。


1つ1つ丁寧に取り組むことのより、

より自分の深いところとのつながりを感じることができています。

また、自分が深いつながりを感じられると、セッションでも相手の中の答えが

深いところでつながっているか?まで感じ取れるようになりつつあります。



先日、ふかわりょうさんのメルマガにこんな一節がありました。

「食べ物が時期や季節によって旬なものが変わるように、
 豊作のときもあればそうでないときもあるので、
 なにもない「無言の時期」にこそ、収穫の前触れと捉えてください」と。


いいじゃないですか!と思いました。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

ゆっくりできる時間が長時間あったら何をしたいですか?