不満、不安、愚痴も話してみる。すると、自分の思い込み、考え方の癖が出てくるもの。

アクセルを踏みながらブレーキを踏む・・・

相手の方がそういう状態だと、話し方で感じることがあります。

質問を投げかけても、するすると、言葉が出てこないときは大抵そうです。


お店をやられている方が、「売上を上げるために何をしたらいいのか?」

具体的にしていきたいというテーマで話していたのですが、

話を聞いていると、やることはちゃんとやっている様子に思ったので、


「やることやれている感じに思えましたけど、
 すごく悩んでいる様子でもないような気がしていますが…。
 大抵、コーチングをしている時は、これについて話したい、と
 まずは、きっかけがあるから、話が進んでいくわけで…
 とりあえずでもいいので、一番気になっていることありませんか?」


と、返してみたところ、

売上アップのために、外部のアドバイザーがいるという新しい話が出てきました。

その方に、こちらが希望があってもなかなか言えず、

意見をしたらしたで、アドバイザーの方が、数日電話がこないなど、

シャッターおろしてしまうようなのです。

なので、話し合いにならず、腑におちないままでいました。


「まずは、その方との人間関係ではないでしょうか?」と言ったところ

「ああ・・・・まずは、それでしたか・・・」と何回もおっしゃっていました。


1回しか、お話していないので、

なぜ、その話が一番最初に出てこなかったのか?

推測でしかわかりませんが、これまでの色々な方の傾向から考えると、

とてもまじめな方なのかもしれません。

「自分が、しっかりやることをやれていないから、ダメなのかな?」

となりすぎていたのかもしれないし、

「愚痴は言っていはいけない、ポジティブに考えないといけないのかな?」

となっていたのかもしれません。


とにかく、なんでも話してみていいのです。

愚痴から何かが見つかることはとても多いですから。

愚痴を言っていはいけない、というのは、

きっと、「相手の方に面と向かって愚痴を言っても仕方がない」

ということで、自分が心穏やかになりたいとか、

よくなりたいと思っているのならば、

自分の中では、自由に発言してもいいと思います。

もちろん、コーチにも吐露してもいいことです。

また、誰にも話したくないことも当然あるでしょう。

そんな時は、心の中で思っているだけよりも、

自分自身で書きだしてみるといいです。

とても効果のある作業です。


そこから、自分の考え方の癖とか、思い込みだとかが、

色々見てくるのですから。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

自分の中でためすぎていませんか?



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