人づきあいでは悩まない人生だと思っていたのに、あるときから色々と癖のある人物が現れて、自分が傷つくようなことを平気で言ってくること人が増えるようになった。
ある人は、いつも不安を与えるようなことばかりを口走る。そして、あなたのためを思ってと言う。ある人は、会議で困る人のことについての話をし、会議が終わった後に「それ、あなたのことだからね」とくぎを刺してくる。また、ある人は、「もっと苦労しないと人生ダメなんだよ」と自分の人生論をアドバイスしてくる。
このようなことばかりが続いて、自分はだめな人間なのではないかと、落ち込んで行き、嫌なことを言っていくる人たちを前に、とても苦しくなっていました。このようなときは、どういう風に考え、乗り越えればいいのでしょうか?
相談者のAさんと最初のセッションで考察したことは、相手は相手の考えで言っているのだから、「なるほど、そうなんですね」と相手を認めて、それを自分に採用するかどうかは、自分の自由でいいんだ、という話をしました。Aさんは、話を聞くときは、どんな話も共感し、自分もそうしないといけない、と思いすぎていたようでした。
2回目のセッションの間に、また何かしら言われることが2回ほどあったそうです。私にメールをしようかどうか、迷ったそうなのですが、ここは自分で乗り越えようと、「そうですね」と言いながら、話は聞いてみたようです。しかし、どこかまだ腑に落ちていないので、さらに考え続けたところ、5つの流れで思考が整理され、感情が落ち着いたようでした。
①相手は、自分のことを思って言ってくれているのだから、
まずは「ありがとう」と伝えよう。
②相手の立場について考えてみたら、相手も誰かに認めてほしいから、
言っているのではないか。
③相手の話していることを、そんな考えもあるだろうな、
と受け入れて話を聞いていこう。
④自分に色々な人が話してくる、共感性が自分の長所になっているのだろう。
⑤このことで自分が落ち込み続け、部下にも落ち込んだままの感情で接していては、
時間の無駄だ。上司たちの言動にエネルギーをとられている場合ではない。
と気づき、すっかり吹っ切れてたそうです。結局、自分がどう捉えるか次第です。
そして、2回目のセッションでは、2番手の部下の話になりました。
3番手がとても有能という評判があり、2番手は、3番手と比べられる事で、自信をなくしているようです。だから、2番手に自信を持ってもらいたいと考えていました。
2番手の長所は、笑顔がよく、ムードメーカー的役割があって、周りにも配慮しながらコミュニケーションがとれるそうなのです。比べられる3番手は、売り上げがいいものだから、その姿勢を見習うようにと言われるそうです。おそらく、周りのことを気にできることは、売り場で、3番手が勢いよく行った場合に、2番手が譲っている可能性がとてもあるように感じました。2番手は、3番手のことを「天狗になりすぎている。周りの人の助けもあることが分かっていない」と言っていたようです。
では、2番手が、もっと楽な考え方になるには、どう考えたらいいでしょうか?
それは、3番手の才能を、大いに認めてしまったらどうかと言うことです。
そこを、受け入れられないから苦しくなっているわけで。
「とっても売れてすごいよね」と言えちゃえばいいのです。
そこを「天狗になって(怒)」と認められずにいたら、2番手がやがて上司になったときに大変なことになります。自分より才能がある人がたくさんいた方が、上司は楽できるのに。明るい未来を考えてみると、今から、色々な人の才能を見つけて、認められるようになることです。
「受け入れること」「認めること」が、きっとその方の課題であり、それを乗り越えるために、3番手と出会った、いわばソウルメイトなのかもしれません。とらわれていると、意地悪顔になりますからね。早く乗り越えて楽になれるといいですね。そして、周りに配慮したり、ムードメーカーだったりする長所を2番手なりにさらに生かしていけばいいのです。
ここまでの対話をして、私は気づいたことがありました。Aさんの鏡が、2番手なのではないかと言うことです。二人とも「認めること」が課題になっているではないですか。先に、Aさんが、乗り越えられたわけですから、きっと2番手の苦しくなっている気持ちも、解き放ってあげられそうです。Aさんは、早く2番手の話を聞いてあげたい!と言っていました。
まとめると、今日の視点を変える考え方は、すこしスピリチュアルな視点です。
「自分が乗り越えるべき課題はなんだろか?」と考えることです。すべては必然です。
出会った人は、きっと自分を成長させてくれる人に違いありません。『生きがいの創造』によれば、生まれる前に自分の魂が自分で課題をしかけているらしいのです。
相手を認めることができると、こんなに楽なことはありません。
「認める」がクリアできないと、ずっと「認めるための問題」がやってきますから。
私は、人のことを共感したり、すぐに許したり、思いを想像するのが苦手な人間だったので、何度も似たような課題がやってきました。『生きがいの創造』を読んだのは6年前だったのですが、読んでからの6年間が、まさに試練の連続でしたから。だから「あ、きたな」と思いながら対処していくことができました。でも、昨日再びその本を開いてみて、自分で新たなることに気づいてびっくりしました。“共感できない”を学ばせるために、対相手で、失敗をたくさんして、「謝る」試練ばかりがやってきていたのです。「ああ、怖い」と思いました。(笑)
是非、『生きがいの創造』読んでみてくださいね。
ある人は、いつも不安を与えるようなことばかりを口走る。そして、あなたのためを思ってと言う。ある人は、会議で困る人のことについての話をし、会議が終わった後に「それ、あなたのことだからね」とくぎを刺してくる。また、ある人は、「もっと苦労しないと人生ダメなんだよ」と自分の人生論をアドバイスしてくる。
このようなことばかりが続いて、自分はだめな人間なのではないかと、落ち込んで行き、嫌なことを言っていくる人たちを前に、とても苦しくなっていました。このようなときは、どういう風に考え、乗り越えればいいのでしょうか?
相談者のAさんと最初のセッションで考察したことは、相手は相手の考えで言っているのだから、「なるほど、そうなんですね」と相手を認めて、それを自分に採用するかどうかは、自分の自由でいいんだ、という話をしました。Aさんは、話を聞くときは、どんな話も共感し、自分もそうしないといけない、と思いすぎていたようでした。
2回目のセッションの間に、また何かしら言われることが2回ほどあったそうです。私にメールをしようかどうか、迷ったそうなのですが、ここは自分で乗り越えようと、「そうですね」と言いながら、話は聞いてみたようです。しかし、どこかまだ腑に落ちていないので、さらに考え続けたところ、5つの流れで思考が整理され、感情が落ち着いたようでした。
①相手は、自分のことを思って言ってくれているのだから、
まずは「ありがとう」と伝えよう。
②相手の立場について考えてみたら、相手も誰かに認めてほしいから、
言っているのではないか。
③相手の話していることを、そんな考えもあるだろうな、
と受け入れて話を聞いていこう。
④自分に色々な人が話してくる、共感性が自分の長所になっているのだろう。
⑤このことで自分が落ち込み続け、部下にも落ち込んだままの感情で接していては、
時間の無駄だ。上司たちの言動にエネルギーをとられている場合ではない。
と気づき、すっかり吹っ切れてたそうです。結局、自分がどう捉えるか次第です。
そして、2回目のセッションでは、2番手の部下の話になりました。
3番手がとても有能という評判があり、2番手は、3番手と比べられる事で、自信をなくしているようです。だから、2番手に自信を持ってもらいたいと考えていました。
2番手の長所は、笑顔がよく、ムードメーカー的役割があって、周りにも配慮しながらコミュニケーションがとれるそうなのです。比べられる3番手は、売り上げがいいものだから、その姿勢を見習うようにと言われるそうです。おそらく、周りのことを気にできることは、売り場で、3番手が勢いよく行った場合に、2番手が譲っている可能性がとてもあるように感じました。2番手は、3番手のことを「天狗になりすぎている。周りの人の助けもあることが分かっていない」と言っていたようです。
では、2番手が、もっと楽な考え方になるには、どう考えたらいいでしょうか?
それは、3番手の才能を、大いに認めてしまったらどうかと言うことです。
そこを、受け入れられないから苦しくなっているわけで。
「とっても売れてすごいよね」と言えちゃえばいいのです。
そこを「天狗になって(怒)」と認められずにいたら、2番手がやがて上司になったときに大変なことになります。自分より才能がある人がたくさんいた方が、上司は楽できるのに。明るい未来を考えてみると、今から、色々な人の才能を見つけて、認められるようになることです。
「受け入れること」「認めること」が、きっとその方の課題であり、それを乗り越えるために、3番手と出会った、いわばソウルメイトなのかもしれません。とらわれていると、意地悪顔になりますからね。早く乗り越えて楽になれるといいですね。そして、周りに配慮したり、ムードメーカーだったりする長所を2番手なりにさらに生かしていけばいいのです。
ここまでの対話をして、私は気づいたことがありました。Aさんの鏡が、2番手なのではないかと言うことです。二人とも「認めること」が課題になっているではないですか。先に、Aさんが、乗り越えられたわけですから、きっと2番手の苦しくなっている気持ちも、解き放ってあげられそうです。Aさんは、早く2番手の話を聞いてあげたい!と言っていました。
まとめると、今日の視点を変える考え方は、すこしスピリチュアルな視点です。
「自分が乗り越えるべき課題はなんだろか?」と考えることです。すべては必然です。
出会った人は、きっと自分を成長させてくれる人に違いありません。『生きがいの創造』によれば、生まれる前に自分の魂が自分で課題をしかけているらしいのです。
相手を認めることができると、こんなに楽なことはありません。
「認める」がクリアできないと、ずっと「認めるための問題」がやってきますから。
私は、人のことを共感したり、すぐに許したり、思いを想像するのが苦手な人間だったので、何度も似たような課題がやってきました。『生きがいの創造』を読んだのは6年前だったのですが、読んでからの6年間が、まさに試練の連続でしたから。だから「あ、きたな」と思いながら対処していくことができました。でも、昨日再びその本を開いてみて、自分で新たなることに気づいてびっくりしました。“共感できない”を学ばせるために、対相手で、失敗をたくさんして、「謝る」試練ばかりがやってきていたのです。「ああ、怖い」と思いました。(笑)
是非、『生きがいの創造』読んでみてくださいね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
もっと、大きく考えてみるとその問題はどうみえますか?
■◇■ INFOMATION ■◇■
★堀口ひとみ×播磨弘晃 夏コミコレクション開催!
7月23日(土)11:00~18:00@銀座
特典:コミコレ特製フレーズカード・30分コーチング付です。
コミュニケーションの悩みを解決するセミナーです。
7月23日のコミコレは、「ロジカルシンキング」がテーマで、
「事実」「感情」「思考(理性)」「結論」と4つを分けて考えて
いくことを軸に進めていきます。これがわかると、感情をうまく
コントロールでき、ロジカルに物事を進めていけるようになる
のではないかと仮定しています。皆さんと一緒にセミナーで
より深めていきますよ!いつもながらに深くなると思います。
気になるかたは是非、いらしてくださいね!
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