コミコレ前です。

今日は、夏コミコレクションセミナーです。
最近、こちらのブログにもよく登場する言葉、
事実、感情、考え(理性)について、考察していきます。

事実のなかに、勝手に思い込んでいる自分のものの見方が
混じってしまうと、どんどん深みにはまっていくものだとおもいます。

たとえば、昨日の記事の例の
「コミュニケーション力が下がってきているようだ」
というクライアントさんが思っていることは、
これは事実と違うわけです。

自分の中も物差しで考えた「考え事」です。
「ああ、私は下がっている」と思うと、
それだけでどんどん落ち込んでしまいます。

もし、これをコーチが、「ああ、下がっているんですね」
って、事実として認識して、そこからセッションが進んだら、
「じゃあ、あげるためにどうしますか?」になって、
本題の「ものたりない」は浮かばれませんね。


このように、ひとはアウトプットする時点で、
いろいろとごちゃごちゃにしているものです。
そこを、ロジカルに分解してみると、
事実が見えてきて、スッキリ解決案が生み出されると思います。


私は、また別の見方をしていて、
ロジカルシンキングができている状態というのは
1人の人間のなかに、女性(感情)と男性(理性)がいて、
そのバランスを整えるものなのかなと思っています。


普段の生活でも、感情的になっている女性を、
男性の冷静な意見でサポートをしてもらって、
解決するパターンってよくあるんじゃないかと思うのです。


それを、1人の人間の中で、自分でみていけるようになれるには、どうするか?
セミナーの中で、皆さんで考察していきたいと思っています。