友達と二人で旅行へ行くそうなのですが、以前一緒に行ったときに、気まずい雰囲気になったことがあったから、今回の旅行もまたそうなってしまわないかと不安になっていました。
自分とタイプの違う友達とどう付き合っていけばいいのでしょうか?
私も、二人旅行はよくするタイプで、妹、友達、彼氏、どのパートナーの時も、お互いの違いから、険悪なムードになったことがあります。旅先っていうのは、お互いの違いがよくみえる場面なのかもしれませんね。クライアントさんに、「堀口さんは、はじめからイライラしたことがないタイプ」と思われがちですが、昔の私はとてもイライラするタイプだったのです。
クライアントさんの一緒に行くタイプの子は、計画を立てて、情報を仕入れて、自分の足で色々と行きたい人。クライアントさんは、決められた行き先が決まったバスに乗って、楽して旅行をしたいタイプのようでした。
それならば、彼女の計画に全面的について行くパターンはどうかと聞いてみたら、すでにそれはやったことがあり、雰囲気が気まずくなったことがあると…。
昨年、沖縄旅行へ行ったときに、友達の方が次にどうしていいか分からなくなった場面で、クライアントさんに「どうしよう」と尋ねてきたそうなのです。そして、クライアントさんは「じゃあ、こっちは?」と切り返してみたそうなのですが、「それは、・・・だからダメなんだよ」と、折角提案をしても、どうどう巡りになってしまい、じゃあ、どうすればいいのよ?!と、なって、気まずくなったらしいのです。そのように、彼女に全面的に委ね、提案を受け入れるパターンでは、どうやらうまくいかなかったようでした。そのほかに、道はあるのでしょうか?
私は、よく妹と海外旅行へ行っていました。大抵、私の方が調べていて、1日ごとにルートを計画し、電車とか地下鉄とかも、しっかりとわかろうとして街を歩いて行き、妹がなんとなくついてくるがわたしたちの旅のパターンでした。妹は、ついてくるだけですから、文句は言わないですけどね。
しかし、妹は、私が1日のうちに計画したところを、全部周れなかったときに、めちゃくちゃがっかりしているところを、どうも嫌と思っていたらしいのです。(後で聞きましたが)。私も妹の嫌なところがありました。海外旅行ですから、たとえば、お買い物をするときに、行った場所で気になったものがあったら、そこで直ぐに決断して買ってほしいわけです。ですが、旅行の最終日になって「あの、ピンクのベルトやっぱりほしいんだよね。今日の朝いちに、そのお店へ行きたいんだけど」と申し訳なさそうな声で、私に言うんです。ま、私も、私が行きたいところへ妹がいつもついてきてくれるから、「え~」と言いながらも、妹の店へついて行ってあげました。それが、一つの私たちのパターンでした。
でも、どこか妹もそういう関係をバランスわるいと感じたのか、次の旅行は、妹がガイドブックを持って、妹の行きたいところをメインに行きました。自分が行きたいと思って選んだところ以外へ行くことに、始め抵抗がありましたが、結構楽だと思ったし、新鮮だなぁと思いました。自分が選ばないところに行くと、新しい発見が色々あったからです。妹は、美術をやっていたので、絵画の見方とかも非常に参考になりました。それに、カメラも任せておくと、とてもセンスのいい写真を撮れる子だなぁというのも分かってきたのです。妹が道に迷ったとしても、私も理解しようとするタイプなので、100%お任せではなく、サポート側に回ることもできました。そのバランスは、以前よりも、二人旅が楽になったように感じました。
また、たまに起きる、妹のドジぶりが、結構メモリアルになったりもしました。飛行機を降りて、入国審査のところまで、ガイドブックをしっかりと読みながら歩いていたら、マスクをしていることをすっかり忘れて、審査の人に別室に行くように言われたりだとか。(笑)
それから、私も計画をあえて立てない旅行とか、欲しいものがあっても、色々と吟味して買うとか、旅行によって自分のスタンスを変えてみました。それからもっと旅行が楽しくなっていきました。それに、イライラもしなくなりました。全部周れなくても、別によくなったのです。(笑)
妹のおかげで、自分と感性が違う人たちと付き合った方が、面白い発見があるということも分かったので、これまで苦手と思っていた人たちと仲良くなることが増えました。そして、相手がどんなタイプであっても、自分が計画を立てる方もできるし、合わせる方もできるし、柔軟に対応できることで、キャパも広がったと思います。
それから、クライアントさんが、この旅行を楽しむには、どうしたらいいのか再び考えました。ちょうど、90日コーチングで、「相手を理解する」に取り組んでいたので、「友人の感性を自分も体感してみるのはどうか?」に落ち着きました。
この機会に、新しいアプローチを自分に取り入れ、自分のキャパを広げるチャンスと考えました。なので、今回の旅行は、自分も調べてから行くことに決まりました。友達が、「どうしよう」って悩んでいたとしても、「私のガイドブックにはこう書いてあったよ」とか、サポートできますね。
「そんな友達とどう付き合ってやっていくか?」という話が、「自分にとってもいいチャンス!」という話に変わっていき、クライアントさんも、旅行の新しい楽しみ方が見つかりそうだと、とても待ち遠しくなっているようでした。
「相手のパターンを自分も体験してみる」これが一番おもしろい!と、私は思っています。
今までの自分と逆の方へ飛び込んでいっちゃうんです。すると、これまでの自分は何だったのか?とか、自分で自分を苦しめていた部分とかも見つかることも多くて「楽に生きる術」がどんどん身についていっているような気がします。柔軟性は大事ですね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の考えに固執しているところはどこですか?
自分とタイプの違う友達とどう付き合っていけばいいのでしょうか?
私も、二人旅行はよくするタイプで、妹、友達、彼氏、どのパートナーの時も、お互いの違いから、険悪なムードになったことがあります。旅先っていうのは、お互いの違いがよくみえる場面なのかもしれませんね。クライアントさんに、「堀口さんは、はじめからイライラしたことがないタイプ」と思われがちですが、昔の私はとてもイライラするタイプだったのです。
クライアントさんの一緒に行くタイプの子は、計画を立てて、情報を仕入れて、自分の足で色々と行きたい人。クライアントさんは、決められた行き先が決まったバスに乗って、楽して旅行をしたいタイプのようでした。
それならば、彼女の計画に全面的について行くパターンはどうかと聞いてみたら、すでにそれはやったことがあり、雰囲気が気まずくなったことがあると…。
昨年、沖縄旅行へ行ったときに、友達の方が次にどうしていいか分からなくなった場面で、クライアントさんに「どうしよう」と尋ねてきたそうなのです。そして、クライアントさんは「じゃあ、こっちは?」と切り返してみたそうなのですが、「それは、・・・だからダメなんだよ」と、折角提案をしても、どうどう巡りになってしまい、じゃあ、どうすればいいのよ?!と、なって、気まずくなったらしいのです。そのように、彼女に全面的に委ね、提案を受け入れるパターンでは、どうやらうまくいかなかったようでした。そのほかに、道はあるのでしょうか?
私は、よく妹と海外旅行へ行っていました。大抵、私の方が調べていて、1日ごとにルートを計画し、電車とか地下鉄とかも、しっかりとわかろうとして街を歩いて行き、妹がなんとなくついてくるがわたしたちの旅のパターンでした。妹は、ついてくるだけですから、文句は言わないですけどね。
しかし、妹は、私が1日のうちに計画したところを、全部周れなかったときに、めちゃくちゃがっかりしているところを、どうも嫌と思っていたらしいのです。(後で聞きましたが)。私も妹の嫌なところがありました。海外旅行ですから、たとえば、お買い物をするときに、行った場所で気になったものがあったら、そこで直ぐに決断して買ってほしいわけです。ですが、旅行の最終日になって「あの、ピンクのベルトやっぱりほしいんだよね。今日の朝いちに、そのお店へ行きたいんだけど」と申し訳なさそうな声で、私に言うんです。ま、私も、私が行きたいところへ妹がいつもついてきてくれるから、「え~」と言いながらも、妹の店へついて行ってあげました。それが、一つの私たちのパターンでした。
でも、どこか妹もそういう関係をバランスわるいと感じたのか、次の旅行は、妹がガイドブックを持って、妹の行きたいところをメインに行きました。自分が行きたいと思って選んだところ以外へ行くことに、始め抵抗がありましたが、結構楽だと思ったし、新鮮だなぁと思いました。自分が選ばないところに行くと、新しい発見が色々あったからです。妹は、美術をやっていたので、絵画の見方とかも非常に参考になりました。それに、カメラも任せておくと、とてもセンスのいい写真を撮れる子だなぁというのも分かってきたのです。妹が道に迷ったとしても、私も理解しようとするタイプなので、100%お任せではなく、サポート側に回ることもできました。そのバランスは、以前よりも、二人旅が楽になったように感じました。
また、たまに起きる、妹のドジぶりが、結構メモリアルになったりもしました。飛行機を降りて、入国審査のところまで、ガイドブックをしっかりと読みながら歩いていたら、マスクをしていることをすっかり忘れて、審査の人に別室に行くように言われたりだとか。(笑)
それから、私も計画をあえて立てない旅行とか、欲しいものがあっても、色々と吟味して買うとか、旅行によって自分のスタンスを変えてみました。それからもっと旅行が楽しくなっていきました。それに、イライラもしなくなりました。全部周れなくても、別によくなったのです。(笑)
妹のおかげで、自分と感性が違う人たちと付き合った方が、面白い発見があるということも分かったので、これまで苦手と思っていた人たちと仲良くなることが増えました。そして、相手がどんなタイプであっても、自分が計画を立てる方もできるし、合わせる方もできるし、柔軟に対応できることで、キャパも広がったと思います。
それから、クライアントさんが、この旅行を楽しむには、どうしたらいいのか再び考えました。ちょうど、90日コーチングで、「相手を理解する」に取り組んでいたので、「友人の感性を自分も体感してみるのはどうか?」に落ち着きました。
この機会に、新しいアプローチを自分に取り入れ、自分のキャパを広げるチャンスと考えました。なので、今回の旅行は、自分も調べてから行くことに決まりました。友達が、「どうしよう」って悩んでいたとしても、「私のガイドブックにはこう書いてあったよ」とか、サポートできますね。
「そんな友達とどう付き合ってやっていくか?」という話が、「自分にとってもいいチャンス!」という話に変わっていき、クライアントさんも、旅行の新しい楽しみ方が見つかりそうだと、とても待ち遠しくなっているようでした。
「相手のパターンを自分も体験してみる」これが一番おもしろい!と、私は思っています。
今までの自分と逆の方へ飛び込んでいっちゃうんです。すると、これまでの自分は何だったのか?とか、自分で自分を苦しめていた部分とかも見つかることも多くて「楽に生きる術」がどんどん身についていっているような気がします。柔軟性は大事ですね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の考えに固執しているところはどこですか?
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