今、来月発売のビジネス誌に寄稿する記事で、「正しいほめ方」について書いています。その中の1つの「ほめ方」として、【「事実」をそのまま伝える】について、まとめたのでブログでシェアしたいと思います。
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■「事実」をそのまま伝える。
「事実」をそのまま伝えることで認められたと感じる効果がある。たとえば、「髪切ったね」「新しいスーツだね」「朝早くから来たね」「メール送ってくれたんだね」「コーヒー入れてくれたんだね」「お客様がよろしくと言っていたよ」「掃除しておいてくれたんだね」など。
そこには、感情的な表現は必要としないから楽にできる。しかし、ただ、見えたものを伝えることを、意外とスルーしている人が多いと思う。見えているのに、言わないとか。
これに関しては、意外と子供が上手だ。私の姪っ子2歳半が、私が指に絆創膏をしていたら、「あ、ばんそうこうどうしたの?」と聞いてきた。そこに気づいたのは、彼女以外誰もいなかった。私は、指を久々に切ってちょっと痛い思いをしたので、彼女の言葉をとても優しいなぁと感動したのだ。
会話の途中にも応用することができる。「なるほど、○○なんだね」「○○したんですね」「前回は、○○だったけど、今回は○○まで進んだんだね」など、相手が話している間に、相槌のようにはさむことで、相手が話しやすい雰囲気を感じて、本音を引き出すことへもつながるだろう。
「事実をそのまま伝える」ことは、日常的に何度も言い易いし、受け取る方も不思議と、いやらしさやしつこさを感じない。感情と事実をごっちゃにせず、「事実」だけを伝えてみよう。
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「正しいほめかた」というテーマを頂いたとき、「ほめる」より「認める」の出番の方が普段多いなぁと、思いました。そして、「ほめることが難しい」とおっしゃるかたも少なくありませんので、そんな方へも「認める」ができるようになる記事を書きたいと思いました。
「ほめる」が難しい理由として、各自の尺度が入ってしまうから、と言うのがあると思います。受け取る側も、そんなことで褒められても嬉しくない、なんておっしゃる方もいらっしゃいますが、その方の尺度が、そうしているだけです。そこで「尺度がいらずして、認めることを可能にする」について、まとめてみたいと思いました。
昨日、記事がだいたいできたので、雑誌編集者に送ってみたところ、「自分の尺度で評価する目線から、認める目線に変えることなのでしょうか?」と、表わしてくださって、そうそう!と、思いました。
幼い子供が、「事実を伝える」が上手なのは、尺度がないからかもしれませんね。尺度がない子供のままでいられるかと言うと、そうでもなさそうです。やがてテストという評価されるものが始まると、変わってしまうのでしょうか…。「お母さんが、100点をとらないと褒めてくれなかった」とおっしゃるクライアントさんは多いです。そうすると、自分が上司になったときに、部下に自分のなかでの100点に達していないと、なかなか「ほめられない」とか…。奇しくも自分がされたことを、そのまま相手にしてしまうのです。
でも、そんな長年の癖のあるかたも、長所、短所を探そうとする評価目線よりも、そのひとの「強み」を発見する視点を持てれば、自然と「相手のありのままを認める」ができるようになれるのです。
すると、段々と部下との関係も良くなり、チーム全体もよくなって、結果として表れてくるのです。これは、何もビジネスだけでなく、普段の生活の人間関係にも当てはまりますね。
それぞれが、「相手のありのままを認める」ができたら、自分の才能に気づく人がたくさん増えて、もっと生き生きとした世の中になるなぁと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手の変化に気づいたとき、あなたは普段どんなリアクションをしていますか?
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■「事実」をそのまま伝える。
「事実」をそのまま伝えることで認められたと感じる効果がある。たとえば、「髪切ったね」「新しいスーツだね」「朝早くから来たね」「メール送ってくれたんだね」「コーヒー入れてくれたんだね」「お客様がよろしくと言っていたよ」「掃除しておいてくれたんだね」など。
そこには、感情的な表現は必要としないから楽にできる。しかし、ただ、見えたものを伝えることを、意外とスルーしている人が多いと思う。見えているのに、言わないとか。
これに関しては、意外と子供が上手だ。私の姪っ子2歳半が、私が指に絆創膏をしていたら、「あ、ばんそうこうどうしたの?」と聞いてきた。そこに気づいたのは、彼女以外誰もいなかった。私は、指を久々に切ってちょっと痛い思いをしたので、彼女の言葉をとても優しいなぁと感動したのだ。
会話の途中にも応用することができる。「なるほど、○○なんだね」「○○したんですね」「前回は、○○だったけど、今回は○○まで進んだんだね」など、相手が話している間に、相槌のようにはさむことで、相手が話しやすい雰囲気を感じて、本音を引き出すことへもつながるだろう。
「事実をそのまま伝える」ことは、日常的に何度も言い易いし、受け取る方も不思議と、いやらしさやしつこさを感じない。感情と事実をごっちゃにせず、「事実」だけを伝えてみよう。
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「正しいほめかた」というテーマを頂いたとき、「ほめる」より「認める」の出番の方が普段多いなぁと、思いました。そして、「ほめることが難しい」とおっしゃるかたも少なくありませんので、そんな方へも「認める」ができるようになる記事を書きたいと思いました。
「ほめる」が難しい理由として、各自の尺度が入ってしまうから、と言うのがあると思います。受け取る側も、そんなことで褒められても嬉しくない、なんておっしゃる方もいらっしゃいますが、その方の尺度が、そうしているだけです。そこで「尺度がいらずして、認めることを可能にする」について、まとめてみたいと思いました。
昨日、記事がだいたいできたので、雑誌編集者に送ってみたところ、「自分の尺度で評価する目線から、認める目線に変えることなのでしょうか?」と、表わしてくださって、そうそう!と、思いました。
幼い子供が、「事実を伝える」が上手なのは、尺度がないからかもしれませんね。尺度がない子供のままでいられるかと言うと、そうでもなさそうです。やがてテストという評価されるものが始まると、変わってしまうのでしょうか…。「お母さんが、100点をとらないと褒めてくれなかった」とおっしゃるクライアントさんは多いです。そうすると、自分が上司になったときに、部下に自分のなかでの100点に達していないと、なかなか「ほめられない」とか…。奇しくも自分がされたことを、そのまま相手にしてしまうのです。
でも、そんな長年の癖のあるかたも、長所、短所を探そうとする評価目線よりも、そのひとの「強み」を発見する視点を持てれば、自然と「相手のありのままを認める」ができるようになれるのです。
すると、段々と部下との関係も良くなり、チーム全体もよくなって、結果として表れてくるのです。これは、何もビジネスだけでなく、普段の生活の人間関係にも当てはまりますね。
それぞれが、「相手のありのままを認める」ができたら、自分の才能に気づく人がたくさん増えて、もっと生き生きとした世の中になるなぁと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手の変化に気づいたとき、あなたは普段どんなリアクションをしていますか?
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