どうしたらもっと自分の感情を感じられるようになるのか?

 「どうしたらもっと自分の感情を感じられるようになるのか?」というテーマのセッションがありました。その人は、転職コーチングで、最初は順調に進んでいたのですが、途中で行動がぴったり止まってしまいました。どうしたものかと話していったら、子供の頃の話にワープしていったので、一度インナーチャイルドセラピーを入れて、その頃の自分がどんなことを感じていたのか?確認する機会をもってもらいました。

 そこでわかったことは、自分が感情を抑制して、感じにくくなって、いつも冷静に客観視する癖がついたのではないかと言うことでした。
なので、「感じること」について話して行ったのです。そこが、どう転職コーチングをつながるのかと言うと、「本当にやりたいこと」をみつけるためです。
「これ好き!」とか「こんなことやりたい!」と素直に感じる心は大事です。


 先ほど、私はヨガへ行ってきました。冒頭で先生が「体の今痛いところって、2番目に痛いところなんですよ。本当に痛いところは、痛いのに我慢し続けて、何もケアしないでいると、脳が『痛い』って指令を出さなくなっているんです。マッサージへ行くと、『肩凝ってますよ』って、自分がそうでもないのに言われてびっくりすることってありますよね…」と言っていました。なんだか、その話と今朝のセッションはつながるなぁなんて思いながらブログで振り返ります。

 我慢しすぎると、分からなくなってしまうんですね。そう考えてみると、私は我慢強くなく、すぐに痛いとか、嫌だとか、イライラするとか、寂しいとか、辛いとか言うタイプで、友達からは「はっきりしているよね」とよく言われていました。なんか、そう言われると、協調性がなくてダメだなぁと、言われているように感じて、自分を責めることもありました。今思うと、素直なところはよくて、半分は、未熟と言う感じでしょうか。自分がそう感じるのは自由だけど、人に言う時に配慮する必要があったということです。でも配慮が行きすぎて、自分をどう出していけばいいのか?ださな過ぎて悩む時期もあったり、いろいろを経て今に至っています。


 セッションでは、最近、私が感情を感じることについて、考えていることをクライアントさんには、まずシェアしました。

 クライアントさんの現状は、どの感情も淡々としていて、膜がある感じだそうです。
過去に私が落ち込んでいる時に知人から言われた言葉があります。
「悲しみは嬉しさを感じるためにある」と。その時は、いまが100とすると、半分くらいしか理解できなかったのですが、今、分かることは「悲しい」を思いっきり感じきることで、「嬉しい」も思いっきり嬉しくなるということです。つまり、感情にいいわるいはなくて、感じるものがあったら、いつでも味わいきることでいいのだと思います。

 最近、自分が経験してこれはいいと思ったのが、「ひとり旅をする」です。誰もいないので、気兼ねなく自分の感情を出せるから、「こんなときこう感じるんだ」とか、いろいろと分かってきます。今回も「ひとり旅」にでる『ひとみずむ』がありますが、旅先で気づいたことがポイントとなって、人間関係の悩みも解決し、理想の転職へ結びついたお話です。

 もうひとつ、これも私の体験でわかったことがあります。「子供と遊ぶ」です。クライアントさんにそう言うと、「私、子供が苦手なんです、キタって感じでしょ(笑)」と言っていました。
 私も、子供と遊ぶのは、経験もないし、よくわかりませんでした。しかし、自分の親を見ていると、大人でなく、子供のように子供と付き合っていました。あ、そうするのか、とわかって、今はピエロのように遊んでいます。おかげで、姪っ子から「笑」をいつも獲得できるようになりました。思いっきり顔の表情を作ったり、わざとらしく歌ったり、ミュージカルのようです。(笑)でも、そんなことをしながら、感情が豊かになってきたのを感じています。そして、自分の欲求がわかるようになり、内側から湧いてくる直感もなかなかいい感じになってきたと感じています。

 そんな風にして、普段から、「感情」という畑を耕して行くイメージでしょうか。
人に迷惑がかかるような、怒りの感情がでてきたら、人には八つ当たりしないで、自分に「何で怒ってるの?」と聞いてみると、本当に向き合うべく感情が見つかるから、相手のことは関係なくなります。いつも自分を見ていくことですね。

 90日コーチングは、これからも継続されるそうなので、クライアントさんの感情の畑が耕されて、そのうちどんなお花が咲くのか、私も楽しみしたいと思っています。

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

感じていますか?