コーチングセッションの中で、自分の性格で気になっている点について、考えてみるセッションというものを、ここ1年はよくやっていると思います。
漢方薬的なセッションとでもいうのでしょうか。段々とその後の感じ方に変化が生まれていくようです。恐怖と思っていたことが、自然とそうでもなくなったりと。
今回のテーマは、相手に何かを言うときに、余計な想像が浮かぶのだそうです。
どうしたら、聞く前に余計な心配ごとをしないで済むのか? 考えて行きました。
聞くことができない。つまり、言いたいことが言えない。というのと似ているところです。
相手に遠慮してしまう理由は、相手は怒るんじゃないか? と事前に地雷を踏まないように予防することを頭で考え、やっぱり言わない方がいいという結論にたどりつくのだそうです。
「地雷を踏まないように」の癖は、そもそも子供の時に、自分が悪いことをしたわけでもないのに、おばあちゃんの都合で怒っているときが、結構多かったところからきているのではないかと、昔のシーンをよく思い出すのだそうです。
原因となったところは分かっていても、いまだに相手に言うときに、躊躇しがちであるとか。
原因が分かったとしても、そこにどう対処しして行けばいいのか? 分からずに止まっている人は少なくありません。
そんなときは、躊躇しないで行動出来るタイプのひとが、どんな考え方を持っているのか、知ることで、「ああ、そう考えれば大丈夫だ」とようやく納得できるようです。
自分の信じていることが変わることで、行動や周りの変化がもたらされます。
自分の中で、その考え方がないから、ずっと躊躇し続けるのだと思います。
私は、地雷を気にせずに、言いたいことがあったら、そのまま素直に伝えるタイプのほうだと思います。会社員時代は、普段は自分に与えられた仕事を淡々とこなしていましたが、ここはと思うときには、上司に言うことにしていました。言わないと自分の中で気持ちが悪くなるからです。相手より、自分の気持ちを大事に考えました。
怒るか黙られてしまうか、受け止めてくれるか…色々なタイプがいました。
まあでも、言いたいことを言えた方が、私もスッキリし、また、相手から訂正を要求されたら、それはそれで考えて改善すればいいだけだと思っていました。
そのように、相手がどう、というよりも、最終的には、自分の気持ちに嘘をつかない方を選んできました。
反省することも多々ありながら、でも、どんどん自分の自我も削られていき、だんだんとまあるくなっていきました。人は、そんな風に成長して行くのではないでしょうか。
「出る杭になれ」みたいな言葉もあります。私はアパレル店長のとき、勝手にお店のブログを立ち上げてしまったことがあります。結果的に、成果に結び付く活動だったので、会社の人たちは、知っていながら黙認してくれました。ありがたかったです。
また、何かがあったら、いつでもブログを閉鎖するか、会社を辞める覚悟も持っていました。会社の中でやっていますから、絶対悪影響になってはいけないからです。
結局、2年弱、続けさせてもらいました。「出る杭も出すぎると打たれない」ようです。
私の「出る杭」のイメージですが、きっと出る杭になるひとは、どこかしら奥ゆかしさも備えているように思います。
私なりに工夫をしていたところがあります。読んでくださる方を40歳代に設定し、言葉遣いや内容に気をつけるようにしていたのです。ブランドイメージをアップさせる活動になればと思って書いていました。
そのように、逆に会社にいる時の方が、ルールがあって、発信することが楽でした。
個人で発信するようになってからのほうが、自由にでき過ぎてしまうので、どこの位置が自分らしいのか? 随分さまよった気もしています。
そんな話をしていたら、クライアントさんが「空振り三振か見逃し三振かで言ったら、空振り三振ですね」と。確かに、見逃し三振するくらいなら、やってみて考えようと思います。
「郷に入っては郷に従え」このことわざは、20代の私には、同意出来なかった言葉なのですが、(笑)このことわざも知っておいたほうが、「言いたいことが伝わる」のではないかと、今は思っています。
特に、講演のお仕事をさせていただいたときに、気づいたことがたくさんありました。
私の話し方、服装などについて、印象のよくない意見を100人中3人くらいから頂いてしまうことが、ときどきあったのです。
話の内容よりも余計なところを気にさせてしまうことで、内容が好評でも、損をしてしまうことを知りました。
受け取り手の状況も想像したうえで、自分の言いたいことを伝えることができれば、無理なく伝わりやすくなると思います。
結局、自分の心に嘘をつかず、空振り三振でも振っていったほうが、いろいろと気づいて、自分のバランスも整って行くのではないかと思っています。
気持ちに素直に行動を続けていけば、やがて自我も取れていくのではないでしょうか。体当たり的ですが、そんな不器用さもいいと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
いつも行動にブレーキがかかりやすいところはどんな時ですか?
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■春コミコレクション 2012年4月7日(土)@渋谷
テーマ 『余白』 相手と自分、自分の中の余白について考える。
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どうしたら、聞く前に余計な心配ごとをしないで済むのか? 考えて行きました。
聞くことができない。つまり、言いたいことが言えない。というのと似ているところです。
相手に遠慮してしまう理由は、相手は怒るんじゃないか? と事前に地雷を踏まないように予防することを頭で考え、やっぱり言わない方がいいという結論にたどりつくのだそうです。
「地雷を踏まないように」の癖は、そもそも子供の時に、自分が悪いことをしたわけでもないのに、おばあちゃんの都合で怒っているときが、結構多かったところからきているのではないかと、昔のシーンをよく思い出すのだそうです。
原因となったところは分かっていても、いまだに相手に言うときに、躊躇しがちであるとか。
原因が分かったとしても、そこにどう対処しして行けばいいのか? 分からずに止まっている人は少なくありません。
そんなときは、躊躇しないで行動出来るタイプのひとが、どんな考え方を持っているのか、知ることで、「ああ、そう考えれば大丈夫だ」とようやく納得できるようです。
自分の信じていることが変わることで、行動や周りの変化がもたらされます。
自分の中で、その考え方がないから、ずっと躊躇し続けるのだと思います。
私は、地雷を気にせずに、言いたいことがあったら、そのまま素直に伝えるタイプのほうだと思います。会社員時代は、普段は自分に与えられた仕事を淡々とこなしていましたが、ここはと思うときには、上司に言うことにしていました。言わないと自分の中で気持ちが悪くなるからです。相手より、自分の気持ちを大事に考えました。
怒るか黙られてしまうか、受け止めてくれるか…色々なタイプがいました。
まあでも、言いたいことを言えた方が、私もスッキリし、また、相手から訂正を要求されたら、それはそれで考えて改善すればいいだけだと思っていました。
そのように、相手がどう、というよりも、最終的には、自分の気持ちに嘘をつかない方を選んできました。
反省することも多々ありながら、でも、どんどん自分の自我も削られていき、だんだんとまあるくなっていきました。人は、そんな風に成長して行くのではないでしょうか。
「出る杭になれ」みたいな言葉もあります。私はアパレル店長のとき、勝手にお店のブログを立ち上げてしまったことがあります。結果的に、成果に結び付く活動だったので、会社の人たちは、知っていながら黙認してくれました。ありがたかったです。
また、何かがあったら、いつでもブログを閉鎖するか、会社を辞める覚悟も持っていました。会社の中でやっていますから、絶対悪影響になってはいけないからです。
結局、2年弱、続けさせてもらいました。「出る杭も出すぎると打たれない」ようです。
私の「出る杭」のイメージですが、きっと出る杭になるひとは、どこかしら奥ゆかしさも備えているように思います。
私なりに工夫をしていたところがあります。読んでくださる方を40歳代に設定し、言葉遣いや内容に気をつけるようにしていたのです。ブランドイメージをアップさせる活動になればと思って書いていました。
そのように、逆に会社にいる時の方が、ルールがあって、発信することが楽でした。
個人で発信するようになってからのほうが、自由にでき過ぎてしまうので、どこの位置が自分らしいのか? 随分さまよった気もしています。
そんな話をしていたら、クライアントさんが「空振り三振か見逃し三振かで言ったら、空振り三振ですね」と。確かに、見逃し三振するくらいなら、やってみて考えようと思います。
「郷に入っては郷に従え」このことわざは、20代の私には、同意出来なかった言葉なのですが、(笑)このことわざも知っておいたほうが、「言いたいことが伝わる」のではないかと、今は思っています。
特に、講演のお仕事をさせていただいたときに、気づいたことがたくさんありました。
私の話し方、服装などについて、印象のよくない意見を100人中3人くらいから頂いてしまうことが、ときどきあったのです。
話の内容よりも余計なところを気にさせてしまうことで、内容が好評でも、損をしてしまうことを知りました。
受け取り手の状況も想像したうえで、自分の言いたいことを伝えることができれば、無理なく伝わりやすくなると思います。
結局、自分の心に嘘をつかず、空振り三振でも振っていったほうが、いろいろと気づいて、自分のバランスも整って行くのではないかと思っています。
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今回の『ひとみずむ4』の中から、監督賞・作品賞・脚本賞
そして、ひとみずむ大賞が決まります!
帝国ホテルのフランス料理ビュッフェをお楽しみいただきながら、
著者の皆さんと制作者の皆さん、読者の皆さんと一緒に、
心に残る1日を過ごしていただけるように企画中です!
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