コーチングセッションの対話の意義は、「無意識を意識化する」ことだと思います。
先日のコミコレで、「相槌」について考えました。
ワークのなかで、参加者の人が聴き手になって、私が話し手というシュチュエーションに急になったので、私はすぐさま、話したいテーマを探してみました。咄嗟すぎたので、本当に思いつきのことになりました。あと後考えると、無意識にとっては、「咄嗟」がとてもよかったのだと思います。
そこで、私は、「何が気になっているか分からないけれど、無意識でしている行動」があったので、「何故、その様な行動をとりたくなっている自分なのか明らかにしたい」というテーマにしました。私もわからないのですから、相手なんてもっと分からないことですね。
聴き手の人は、コーチングの勉強はしたことのない方です。ただ「相槌」をしているだけです。1回目の5分間では、話の途中までで、私もまだ結論が見えないところで終わったなぁと思いました。
2回目は、聴き手の人に、同意の相槌だけでなく、確認の相槌も入れることを意識して、聴くようにしてもらったところ、私の「結論」がちゃんと出てきたのです。
これには驚きました。コーチングスキルって、何だったのだ? くらいに。(笑)
傾聴の基本に立ち戻った気分にもなりました。確認の相槌で「鏡のような存在」に聴き手がなっていたんですね。
自分の中で、実験と思って「何もゴールのない対話」をわざと設定してみたのです。自分の無意識の行動を客観視することで、何か気づきがあるのではないかと。
自分の無意識の行動に意識付けができたことで、かなりすっきりした感覚になりました。
そう考えてみると、コーチングセッションは2つの側面が考えられると思いました。
「どう行動して行くのか?」考えるバージョンと「何故、そんな行動をしているのか?」無意識について考えるバージョンです。
そんなことを考えていたら、これまでも「無意識の意識化」のセッションをやってきたと意識することができました。
今朝、以前継続のクライアントさんだった方が、1年ぶりに単発セッションでした。その方のセッションは、いつもそんな感じだったのです。
「なぜ、今、自分がこんなことを気になっているのだろうか?」
顕在意識が7%、潜在意識が93%と言います。内側の答えは、無意識にあるのではないでしょうか。「自分が欲していることは何か?」を探っていくセッションです。
先ほどのセッションのテーマは、「どことなくつながり感がなくてさみしい感じは何か?」でした。すごく抽象的ですが、とりあえず、気になったところから話してもらうことにしました。
仕事では、経営陣側なので、現場に入り込めない寂しさがあるのではないかとか、若いものは若いものでやってくださいと、配慮していることが寂しいのだろうか? あまり、深入りしすぎてもいけないとか。50歳になり、死への恐怖があるのではないか…。など、色々と出てきました。
そのどことなく寂しいと思う感じを満たすために、何かを始めた方がいいのだろうか? も考えたいとのことでした。でも、話しながら、どうやら外側に新しいことを始めるような感覚とも違うなと思えてきたようでした。
「もっと深いところでつながりたいのでしょうか?」これは、スタッフたちというよりも、自分です。自分の内側とつながっている感覚を得ることを欲しているのかもしれません。
「自分の本音に自分で気づいていますか?」と聞いてみたところ、本音を言う機会はなかなかないかも…と返ってきました。
すると、「人のためにこなしている、頑張っている自分は当たり前で、しんどいと言えない」という本音が出てきました。この「本音」を言えた感覚は、内側から出た! というスッキリとした感じがするものです。
そして、本音がでてきたと同時に「自分にありがとうと言おう」とおっしゃっていました。
私も7年コーチがついていますが、悩み相談をしているのではなく、最近の自分のやっていることをただ話す相手として助かっています。時には違う視点をもらうことで、自分が考えていたよりも、もっと面白いアイデアを引き出してくれる事をサポートしてくれます。だから、自分と視点が違い、独特なセンスのある面白いコーチであることを、私は欲しているかもしれません。基本的に教えてもらうことは嫌いですが、自分から教えて欲しいと依頼する方向が好きです。(笑)
おそらく、教わったり、悩みの時期を超えると、「人は自分の客観視」をして、自分の本音にいつも気づくことで、進んでいくことに自信を持てるのでしょう。
悩みの相談相手よりも、鏡のように、ただ映してくれる相手が欲しくなるというか。
因みに、私のコーチングの案内の「内側の声を聞いて進みたいと思ったら、コーチをつけるタイミングです」というキャッチコピーを自分で考えてみたのは、「進むべく道は、全部自分が知っている」ということを表しています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
本音を言っていますか?
先日のコミコレで、「相槌」について考えました。
ワークのなかで、参加者の人が聴き手になって、私が話し手というシュチュエーションに急になったので、私はすぐさま、話したいテーマを探してみました。咄嗟すぎたので、本当に思いつきのことになりました。あと後考えると、無意識にとっては、「咄嗟」がとてもよかったのだと思います。
そこで、私は、「何が気になっているか分からないけれど、無意識でしている行動」があったので、「何故、その様な行動をとりたくなっている自分なのか明らかにしたい」というテーマにしました。私もわからないのですから、相手なんてもっと分からないことですね。
聴き手の人は、コーチングの勉強はしたことのない方です。ただ「相槌」をしているだけです。1回目の5分間では、話の途中までで、私もまだ結論が見えないところで終わったなぁと思いました。
2回目は、聴き手の人に、同意の相槌だけでなく、確認の相槌も入れることを意識して、聴くようにしてもらったところ、私の「結論」がちゃんと出てきたのです。
これには驚きました。コーチングスキルって、何だったのだ? くらいに。(笑)
傾聴の基本に立ち戻った気分にもなりました。確認の相槌で「鏡のような存在」に聴き手がなっていたんですね。
自分の中で、実験と思って「何もゴールのない対話」をわざと設定してみたのです。自分の無意識の行動を客観視することで、何か気づきがあるのではないかと。
自分の無意識の行動に意識付けができたことで、かなりすっきりした感覚になりました。
そう考えてみると、コーチングセッションは2つの側面が考えられると思いました。
「どう行動して行くのか?」考えるバージョンと「何故、そんな行動をしているのか?」無意識について考えるバージョンです。
そんなことを考えていたら、これまでも「無意識の意識化」のセッションをやってきたと意識することができました。
今朝、以前継続のクライアントさんだった方が、1年ぶりに単発セッションでした。その方のセッションは、いつもそんな感じだったのです。
「なぜ、今、自分がこんなことを気になっているのだろうか?」
顕在意識が7%、潜在意識が93%と言います。内側の答えは、無意識にあるのではないでしょうか。「自分が欲していることは何か?」を探っていくセッションです。
先ほどのセッションのテーマは、「どことなくつながり感がなくてさみしい感じは何か?」でした。すごく抽象的ですが、とりあえず、気になったところから話してもらうことにしました。
仕事では、経営陣側なので、現場に入り込めない寂しさがあるのではないかとか、若いものは若いものでやってくださいと、配慮していることが寂しいのだろうか? あまり、深入りしすぎてもいけないとか。50歳になり、死への恐怖があるのではないか…。など、色々と出てきました。
そのどことなく寂しいと思う感じを満たすために、何かを始めた方がいいのだろうか? も考えたいとのことでした。でも、話しながら、どうやら外側に新しいことを始めるような感覚とも違うなと思えてきたようでした。
「もっと深いところでつながりたいのでしょうか?」これは、スタッフたちというよりも、自分です。自分の内側とつながっている感覚を得ることを欲しているのかもしれません。
「自分の本音に自分で気づいていますか?」と聞いてみたところ、本音を言う機会はなかなかないかも…と返ってきました。
すると、「人のためにこなしている、頑張っている自分は当たり前で、しんどいと言えない」という本音が出てきました。この「本音」を言えた感覚は、内側から出た! というスッキリとした感じがするものです。
そして、本音がでてきたと同時に「自分にありがとうと言おう」とおっしゃっていました。
私も7年コーチがついていますが、悩み相談をしているのではなく、最近の自分のやっていることをただ話す相手として助かっています。時には違う視点をもらうことで、自分が考えていたよりも、もっと面白いアイデアを引き出してくれる事をサポートしてくれます。だから、自分と視点が違い、独特なセンスのある面白いコーチであることを、私は欲しているかもしれません。基本的に教えてもらうことは嫌いですが、自分から教えて欲しいと依頼する方向が好きです。(笑)
おそらく、教わったり、悩みの時期を超えると、「人は自分の客観視」をして、自分の本音にいつも気づくことで、進んでいくことに自信を持てるのでしょう。
悩みの相談相手よりも、鏡のように、ただ映してくれる相手が欲しくなるというか。
因みに、私のコーチングの案内の「内側の声を聞いて進みたいと思ったら、コーチをつけるタイミングです」というキャッチコピーを自分で考えてみたのは、「進むべく道は、全部自分が知っている」ということを表しています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
本音を言っていますか?
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