最近は、対面セッションが続いています。対面だと、聴いている私の「佇まい」についての感想をクライアントさんから頂くので、私自身も新しい発見をします。
今日は「木」と言われました。(笑) もうすぐコーチ歴丸6年になります。どんどん「無」になっていて、相手が考えている最中は、私は何にも考えていないなぁと、今日も思いました。
昨日の方は、「ただ、寄り添うという環境は、ありそうでないのかもしれませんね」と、おっしゃっていました。
「ありそうでない」から、今までのクライアントさんたちも「コーチングって何ですか?」と他の人に聞かれても答えられないのだと、やっと意味がわかりました。それもあって、『ひとみずむ』をクライアントさんに書いて頂いているのだと、そことも繋がりました。
セッションをしている時は、こちらから感想や意見を言わないです。相手の言葉から出てきたことをもとに、言葉をお伝えする時間だと思っています。
コーチングを一言で言うならば、「発見」なのかもしれません。対話によって、気づいていなかったことを発見できるのです。ソクラテスの産婆術なのでしょうか。
今日のセッションでは、「今までの仕事はもうよくて、次は独立をしたいと思っているのか? 自分の気持ちもわかりません」というところからセッションがスタートしました。
まず、現状をお聴きし、独立したいなら何をしたいのか? 未来をお聴きして…と、ここまでは、コーチングフローにのっとって進みました。
独立したいと思っているようですが、「何で?」の部分が一つとして浮かんできませんでした。そして、クライアントさんが「なんだか分からなくなりました」とおっしゃったのは、話し始めて20分後。そこから、産婆術が始まった気がします。(笑)
20分、お話しを聴いて出てきたキーワードは、「全部自分で決めることがしたい」というワードでした。
また、物を売る仕事をしていらっしゃるようなのですが、あまり話すことは得意ではないけど、成り立っているということや、事務の仕事をしていたこともあったが、事務は苦手なこと、仕事もナンバ-2の位置で、色々と自分の考えたことが実行できることは楽しいと思うこと、説明するのがうまい部下のことが、最近すごいなと思うこと、イメージすることは得意だけど、形にすることは苦手なこと、普段は人の話を聴くことの方が多く、あまり自分のことを話さないで、自己完結すること・・・など、点で色々と気になることが出てきました。
そこから感じたことをお伝えしました。「伝えたいのではないでしょうか?」と。
すると、クライアントさんが、「物の良さを伝えたいと思っているから、販売の時は話せるのか!」と、ご自身がかなり納得されていました。
クライアントさんの発言を聞いて、「話す」と「伝える」は、同じ口を使ってすることだけど、違うなぁと、しみじみ感じました。毎日ブログを書いているのも、「話したい」より、「伝えたい」で書いているんだなぁと。それから、「伝えたい」というのは、「願い」にもつながるのかなとも思いました。
きっと、「伝えたいことがあるから話せる」のでしょう。今まで、販売の仕事を楽しいと思ってしていた理由が、今ごろ(笑)分かったようで、とても納得していました。
そして、伝えたいという欲求が、自分の中にこれまで以上に湧いてきているということが、セッションで分かってきました。
となると、どうすれば、「伝える」になっていくのでしょうか?
「伝える」となると、「相手にどうしても話したいこと」みたいなニュアンスに近いでしょうか。自分がいいなぁと思った話や、モノ、人のことなど・・・。最初に、なにか題材がないと成立しなさそうですね。
まず、自分の話をただ話す機会を持つことが先かもしれません。自分の感じたことや考えていることをアウトプットしていくことです。
日記を始めてもいいし、ただ、話す時間を持ってみてもいいし、誰かに伝えたいのであれば、ブログを書いてみてもいいし。
話すことがあまり得意ではないとおっしゃっていましたので、「話す」と「伝える」がきっとごっちゃになっていたのかもしれません。「ただ話す」こともありですから、話してみたり、ただ聴いてみたりすることも、意識して増やすといいですね。
「独立かな?」とセッションの冒頭でおっしゃっていましたが、自分の内側の声としては、もっと自分の内側とつながっていきたいと思っているということが、今日「発見」したいと思っていたことのようでした。
クライアントさんは、私が独立した初期のころから私のブログを知っていらしたみたいでしたが、途中見なくなって、最近、6年ぶりに見たようです。
もっと自分の内側とつながって、人ともつながっていきたい…その無意識の声が、扉をノックしたのかもしれないですね。
顕在意識で考えていることと、無意識で気になっていることってあると思います。
セッションでは、何でも話すことによって、無意識で気になっていることが、色々出てくるので、それがつながっていき、やがて「テーマ」として浮かび上がってくるのです。
今日は、点が線となって行くパターンのセッションで、とても楽しくさせていただきました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、気になる人はどんな人ですか?
今日は「木」と言われました。(笑) もうすぐコーチ歴丸6年になります。どんどん「無」になっていて、相手が考えている最中は、私は何にも考えていないなぁと、今日も思いました。
昨日の方は、「ただ、寄り添うという環境は、ありそうでないのかもしれませんね」と、おっしゃっていました。
「ありそうでない」から、今までのクライアントさんたちも「コーチングって何ですか?」と他の人に聞かれても答えられないのだと、やっと意味がわかりました。それもあって、『ひとみずむ』をクライアントさんに書いて頂いているのだと、そことも繋がりました。
セッションをしている時は、こちらから感想や意見を言わないです。相手の言葉から出てきたことをもとに、言葉をお伝えする時間だと思っています。
コーチングを一言で言うならば、「発見」なのかもしれません。対話によって、気づいていなかったことを発見できるのです。ソクラテスの産婆術なのでしょうか。
今日のセッションでは、「今までの仕事はもうよくて、次は独立をしたいと思っているのか? 自分の気持ちもわかりません」というところからセッションがスタートしました。
まず、現状をお聴きし、独立したいなら何をしたいのか? 未来をお聴きして…と、ここまでは、コーチングフローにのっとって進みました。
独立したいと思っているようですが、「何で?」の部分が一つとして浮かんできませんでした。そして、クライアントさんが「なんだか分からなくなりました」とおっしゃったのは、話し始めて20分後。そこから、産婆術が始まった気がします。(笑)
20分、お話しを聴いて出てきたキーワードは、「全部自分で決めることがしたい」というワードでした。
また、物を売る仕事をしていらっしゃるようなのですが、あまり話すことは得意ではないけど、成り立っているということや、事務の仕事をしていたこともあったが、事務は苦手なこと、仕事もナンバ-2の位置で、色々と自分の考えたことが実行できることは楽しいと思うこと、説明するのがうまい部下のことが、最近すごいなと思うこと、イメージすることは得意だけど、形にすることは苦手なこと、普段は人の話を聴くことの方が多く、あまり自分のことを話さないで、自己完結すること・・・など、点で色々と気になることが出てきました。
そこから感じたことをお伝えしました。「伝えたいのではないでしょうか?」と。
すると、クライアントさんが、「物の良さを伝えたいと思っているから、販売の時は話せるのか!」と、ご自身がかなり納得されていました。
クライアントさんの発言を聞いて、「話す」と「伝える」は、同じ口を使ってすることだけど、違うなぁと、しみじみ感じました。毎日ブログを書いているのも、「話したい」より、「伝えたい」で書いているんだなぁと。それから、「伝えたい」というのは、「願い」にもつながるのかなとも思いました。
きっと、「伝えたいことがあるから話せる」のでしょう。今まで、販売の仕事を楽しいと思ってしていた理由が、今ごろ(笑)分かったようで、とても納得していました。
そして、伝えたいという欲求が、自分の中にこれまで以上に湧いてきているということが、セッションで分かってきました。
となると、どうすれば、「伝える」になっていくのでしょうか?
「伝える」となると、「相手にどうしても話したいこと」みたいなニュアンスに近いでしょうか。自分がいいなぁと思った話や、モノ、人のことなど・・・。最初に、なにか題材がないと成立しなさそうですね。
まず、自分の話をただ話す機会を持つことが先かもしれません。自分の感じたことや考えていることをアウトプットしていくことです。
日記を始めてもいいし、ただ、話す時間を持ってみてもいいし、誰かに伝えたいのであれば、ブログを書いてみてもいいし。
話すことがあまり得意ではないとおっしゃっていましたので、「話す」と「伝える」がきっとごっちゃになっていたのかもしれません。「ただ話す」こともありですから、話してみたり、ただ聴いてみたりすることも、意識して増やすといいですね。
「独立かな?」とセッションの冒頭でおっしゃっていましたが、自分の内側の声としては、もっと自分の内側とつながっていきたいと思っているということが、今日「発見」したいと思っていたことのようでした。
クライアントさんは、私が独立した初期のころから私のブログを知っていらしたみたいでしたが、途中見なくなって、最近、6年ぶりに見たようです。
もっと自分の内側とつながって、人ともつながっていきたい…その無意識の声が、扉をノックしたのかもしれないですね。
顕在意識で考えていることと、無意識で気になっていることってあると思います。
セッションでは、何でも話すことによって、無意識で気になっていることが、色々出てくるので、それがつながっていき、やがて「テーマ」として浮かび上がってくるのです。
今日は、点が線となって行くパターンのセッションで、とても楽しくさせていただきました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、気になる人はどんな人ですか?
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