悲しい自分というのは、自分のことを許していない自分。

 「聴くことは幸せにつながる」セミナーのご感想を頂き始めました。
セミナーが終わった瞬間よりも、後から気づくことが沢山でてくるようです。

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みんな同じ講義を受けているのに、あんなにも自分に刺さるポイントが人それぞれバラバラだったのも興味深かったです。やはりおっしゃる通り、自分の心が感じる何かにその人の答えがあるんですね。

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 というご感想もありました。人それぞれ響くところは違うものになっているようです。
また、全体的な様子に関してのご感想は・・・。

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後半から最後までは、本当に映画のようで最後のクライマックスに向けて
場の空気ごと引き込まれていくようでした。堀口さんに引力を感じました(笑)

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 私も、映画を観ていて、起承転結の、「転」の部分に当たるところでしょうか、思わず身を乗り出してしまうことがあるのですが、話している側から、皆さんの様子を拝見していると、椅子の背もたれに寄りかからずに、前のめりで聴いてくださっているご様子が見えました。真ん中で休憩を入れて、最後の2時間は、本当にあっという間に終わっていきました。

 セミナーの構成については、いろいろと試行錯誤してきました。
今年の8月にある企業で講演を行いました。担当者の方に、「今までの12年間で、誰一人寝なかったのは初めてでした」という言葉を頂きました。「眠くならない」ように工夫しています。
 
 教育実習のときに、「中学生の頃、眠くならない授業があったけれど、眠くなる先生と何が違うのだろう?」と考えてみたことがあり、その理由がわかったのです。
 自分が受け取った中に、答えは眠っているものですね。

 さて、セミナー後のご感想1通目。
とても興味深く拝見させていただきました。
(気づきの部分だけ引用させていただきました)


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先日のセミナー、本当に参加して良かったです。

最後、自分でもなぜ泣いているのかよくわからなかったのですが
「星の王子さま」が私の心を大きく揺さぶっていました。
薔薇のそばから自分から去っておいて、
そのあとでその大切さに気付いた王子さまは、そのまま私でした。

(中略)
対面セッションから1ヶ月間、自分を甘やかそう、
ダラダラを極めようと思っていましたが、あまりうまく行きませんでした。
そりゃそうですよね。一番の悩みを打ち明けていないのですから。

対面セッションのとき、「どうせ私なんて、が私なんですよ」と
堀口さんは言ってくれたけど。
でも、どうせ私なんてどうせ私なんてどうせ私なんて・・・
私なんて消えていなくなればいいのに。どうせ誰も困らないし。
と、こんなありさまでした。悲劇のヒロインになりきる、
を通り越してしまったかも?でした。

結局「自分を甘やかそう」は「甘やかさないといけない」になっていて、
そして実は自分で自分にそれを許してなかったんです。
自分でどんなに自分を傷つけていたか。

やっとその事に、名古屋あたりで気付きました・・・遅っ!

そしてやっと心から「ゆっくりしたい。自分を甘やかしたい」と思えました。
「甘やかさなきゃ」から「甘やかしたい」。
少しは自分を許せた瞬間でしょうか。大きな変化だったと思います。

ちなみに、その気付きがあった名古屋あたりに
セロテープの会社のニチバンの看板があるんですが
「なくしてわかるありがたさ 親と健康とセロテープ」って書いてあるんです。
いつもはプッと笑ってしまうんですが、
その時はしみじみ「そうそう・・・」って頷いてしまいました。(笑)

星の王子さま、子供の頃アニメであったと思うんですが、
意味不明な印象しかありませんでした。
さっそく読んでみたら、予想はしていましたがビックリするくらい号泣しました。
なんでもっと早く読まなかったのか・・・
でも今のタイミングだから良かったんでしょうね。

(中略)
そして私は本が大好きだったことも思いだしました。
最近は本を全くと言っていいほど読んでいませんでした。
本を読むという楽しみすら自分に与えてなかったんですね。
たくさんの収穫があったセミナーでした。

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 名古屋あたりの気づきは、本当に鮮やかです。ニチバンの看板の感じ方が変化してしまうところが、セミナーの変化であるという象徴は興味深いところです。とても楽しく拝見させていただきました。


>「甘やかさなきゃ」から「甘やかしたい」。
>少しは自分を許せた瞬間でしょうか。大きな変化だったと思います。

 頑張ってしまうタイプの方は、自分を甘やかせることをするにも、「甘やかさないといけない」になってしまうというのは、なんとなくそうとは感じていましたが、こちらのご感想を拝見し、「ベキベキ」になっている場合は、自分のことを、まず許すことからなのだと、心の仕組みを見させていただきました。

 セミナーの翌日は、満月でしたので、「手放す」とか「許す」をするには最適のようです。
次回、2013年1月26日も、満月の前日に開催することにしました。

 実は私も、セミナー2日前に、10年前の自分を許していないことを発見し、紙に「・・・した私を許します」と書いて、初の「許しの儀式」を執り行いました。クライアントさんに、紙に書いて燃やすといいと薦めておきながら、自分は初めてだったという。(笑)

 他人に対して、半分は許してはいるのだけど、どことなく悲しい自分がいるのは何でだろう? と悲しみを味わい続けていました。すると、気づいたのです。
 悲しい自分というのは、自分のことを許していない自分だったのですね。

 許しの儀式後、2時間でもう効果が表れました。他人のことも自分のことも完全に許すことができ、抵抗していた部分がオープンになったことで、見方が真逆になって、本当にびっくりの体験でした。

 セミナー2日前で、正直セミナー準備が全くできない空白の一日になってしまったのですが、(笑)空白にする意味もあるのだろうと、受け容れました。

“潜在意識語“と、つきあうのは、難しいけど面白いですね。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

人に許せないことは何ですか?


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■堀口ひとみ・播磨弘晃 秋コミコレクション テーマ「好き」
10/13 sat @渋谷にて開催。