最初は、自身のビジネスを発展させたいということで、コーチングのご依頼を受けたクライアントさんでしたが、1回目のセッションから、人とのコミュニケーションにおいて、自分が思っている以上に恐る恐るだったり、自分から壁をつくっていたり、上手くいってそうと思っていたのが、苦手なところは、距離を置いて、避けているからなんでもない状態であることに気づきました。
つまり、人とのつながりを生むための、コミュニケーションについて、セッションで考察することにより、ビジネス発展の可能性へとつながっていくのではと感じました。
毎回のセッションでは、自分の思い込みに気付き、具体的にどのようにしていくかについて、話し合っています。毎回、円滑さが増しているのですが、「1つクリアすると、また次がやってきますね」とクライアントさんも言われるように、セッションを重ねることの意味が、とてもあるように思います。次々とブロックが外れてきて、自分が楽になりつつあるようです。
今回、6回目のセッションでは、「男性とのかかわり方」がテーマでした。クライアントさんは、女性の多い業界で働かれているのですが、先月、自分のお客様に、女性ターゲットで仕事をしている男性から、初めて依頼があったそうです。いつもどおりに、お客様として接すればいいのでしょうが、「男性」であることに、なかなか慣れるまで時間がかかったとのことでした。
そのお客様は、男性と言っても女性ターゲットの仕事をしているから、どちらかと言うとソフトなタイプだったようなのですが・・・。クライアントさんは、旦那さまもいらっしゃいますし、子供のころは、父親とも仲が良かったようです。なので、男性全般に関して、苦手意識を持っているというわけではありません。
「時間がかかる」と言うところに、何かありそうな気がしました。きっと、相手を見ることよりも、自分で何かを想定して、ブロックを作っているような気配です。
「初対面の男性に対してどんなイメージを持っていますか?」
「やりにくいですね…。威圧感を感じますね。失礼のないようにしないといけないとか」
「威圧感って、どんな威圧感なのですか?」
「見下される感じ・・・・見極められている? テストされている感覚ですかね」
「じゃあ、この人、ちゃんと仕事してくれるのかな? ってそこをテストされている感じ?」
「そうですね・・・」
「しかし、相手について考えてみると、人から紹介を受けて、いいと思ったから、依頼されてきたんですよね。相手は既に、プロとして見てくれているんじゃないですかね。自分ができないことだから、是非やって欲しいと思っているでしょう。だから、自分の仕事をちゃんとこなすだけで役目は果たせますけどね」
「そうか、ある意味認めて欲しいって、私が思っちゃっているんでしょうね」
「相手のことが見えていなくて、自分を見せることに焦っているようですね」
「はい、一方通行ですね。子供の頃の『パパ見て!』のままで止まっていたんですね(笑)」
コミュニケーションというよりも、「自分」のままでどうやら止まっていたようでした。
確かに、子供のころは「見て見て!」がかわいらしかったりもしますが、大人になったら、相手の立場を想像することも必要でしょう。
いつまでも自分視点で、「見て見て!」だと、うまく行かないことがあったり、逆に、何かを見せなくちゃ、と必死になって、焦って、自分が疲弊してしまったりするでしょう。
相手の立場を想像してみましょう。相手が、依頼してきたのなら、既に認められている部分があるわけです。
相手の立場を想像してみる視点が、欠けていたことによって、自分が見下されないように、今からいいところを見せなくてはと思うから焦ってしまって、やりにくさにつながっていたのでしょう。
相手の立場を想像することができると、自分のできることもスムーズに見つかるのではないでしょうか。相手のありのままを見て、ありのままの自分でいればいいのだと思います。
もし、自分の力の限りの仕事をしても、相手が要望通りではないと言ってきたら、代わりの人を紹介するか、相手に探してもらうようにしてもらえばいいのです。それは、別に悪いことではありません。自分が未熟だなと思う点があれば、今後もブラッシュアップしていけばいいだけです。ありのままでいるには、そうやって、自分の出口も自分で決めていると楽でしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
何かを見せなくちゃと、必死になっていませんか?
つまり、人とのつながりを生むための、コミュニケーションについて、セッションで考察することにより、ビジネス発展の可能性へとつながっていくのではと感じました。
毎回のセッションでは、自分の思い込みに気付き、具体的にどのようにしていくかについて、話し合っています。毎回、円滑さが増しているのですが、「1つクリアすると、また次がやってきますね」とクライアントさんも言われるように、セッションを重ねることの意味が、とてもあるように思います。次々とブロックが外れてきて、自分が楽になりつつあるようです。
今回、6回目のセッションでは、「男性とのかかわり方」がテーマでした。クライアントさんは、女性の多い業界で働かれているのですが、先月、自分のお客様に、女性ターゲットで仕事をしている男性から、初めて依頼があったそうです。いつもどおりに、お客様として接すればいいのでしょうが、「男性」であることに、なかなか慣れるまで時間がかかったとのことでした。
そのお客様は、男性と言っても女性ターゲットの仕事をしているから、どちらかと言うとソフトなタイプだったようなのですが・・・。クライアントさんは、旦那さまもいらっしゃいますし、子供のころは、父親とも仲が良かったようです。なので、男性全般に関して、苦手意識を持っているというわけではありません。
「時間がかかる」と言うところに、何かありそうな気がしました。きっと、相手を見ることよりも、自分で何かを想定して、ブロックを作っているような気配です。
「初対面の男性に対してどんなイメージを持っていますか?」
「やりにくいですね…。威圧感を感じますね。失礼のないようにしないといけないとか」
「威圧感って、どんな威圧感なのですか?」
「見下される感じ・・・・見極められている? テストされている感覚ですかね」
「じゃあ、この人、ちゃんと仕事してくれるのかな? ってそこをテストされている感じ?」
「そうですね・・・」
「しかし、相手について考えてみると、人から紹介を受けて、いいと思ったから、依頼されてきたんですよね。相手は既に、プロとして見てくれているんじゃないですかね。自分ができないことだから、是非やって欲しいと思っているでしょう。だから、自分の仕事をちゃんとこなすだけで役目は果たせますけどね」
「そうか、ある意味認めて欲しいって、私が思っちゃっているんでしょうね」
「相手のことが見えていなくて、自分を見せることに焦っているようですね」
「はい、一方通行ですね。子供の頃の『パパ見て!』のままで止まっていたんですね(笑)」
コミュニケーションというよりも、「自分」のままでどうやら止まっていたようでした。
確かに、子供のころは「見て見て!」がかわいらしかったりもしますが、大人になったら、相手の立場を想像することも必要でしょう。
いつまでも自分視点で、「見て見て!」だと、うまく行かないことがあったり、逆に、何かを見せなくちゃ、と必死になって、焦って、自分が疲弊してしまったりするでしょう。
相手の立場を想像してみましょう。相手が、依頼してきたのなら、既に認められている部分があるわけです。
相手の立場を想像してみる視点が、欠けていたことによって、自分が見下されないように、今からいいところを見せなくてはと思うから焦ってしまって、やりにくさにつながっていたのでしょう。
相手の立場を想像することができると、自分のできることもスムーズに見つかるのではないでしょうか。相手のありのままを見て、ありのままの自分でいればいいのだと思います。
もし、自分の力の限りの仕事をしても、相手が要望通りではないと言ってきたら、代わりの人を紹介するか、相手に探してもらうようにしてもらえばいいのです。それは、別に悪いことではありません。自分が未熟だなと思う点があれば、今後もブラッシュアップしていけばいいだけです。ありのままでいるには、そうやって、自分の出口も自分で決めていると楽でしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
何かを見せなくちゃと、必死になっていませんか?
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