テーマ 「接客力アップ」 売れる販売員ならやっていること。

販売員の方のコーチングセッションでした。
コーチングが初めてということでしたが、話しているうちに、
いろいろと引き出されていきました。


今、お店の中で、売上が5人中4番目だそうです。
上位3人を見ていると、自分の接客をもっとアップさせる余地があると
感じているところでしたが、果たして接客のどこをよくしたらいいのでしょうか?


今日は接客DVDでも話していない新しい発見が、私自身もありました。





クライアントさんのお話を聞いてみました。


「自分の接客のどのあたりを伸ばす余地あると思っているのですか?」


「上の人たちを見ていると、顧客様の買ったものとか、
 2回目来た人の顔も覚えていたりで、そこから話がはずんでいるように
 見えるんですよ。私は、記憶力が悪いみたいで・・・」


「なるほどね、会話のとっかかり気になっていそうですね。
フィッティングにお客様を入れたとき、何してますか?」


「その服にあうコーディネートなど用意したりしています」


「なるほど。では、お客様が出てきたとき、どんなことを言っていますか?」


「似合うときは、『似合う』っていうんですが、
 似合わないときは、似合うとは言えないから、
 『こちらのほうはどうですか?』って似合いそうなものを持っていきます」



「なるほど。それは、自分目線での感想が入っていますね。
 服の好みは、自分が似合うと感じるものと、お客様が感じるものが
 違うときがあるんですよ。着なれていない服の時は
 こちらがいくら似合うと思っていても、お客様は、見慣れていないから
 『似合わない』になっている時がある。だから、お客様の好みのなかで
 それに合わせるコーディネートを考えてあげることができるといいですね」


「あー。そういえば、思い当たる節がありました。。。。
 ほかのスタッフの顧客様を対応していたときに、
 その人は、カジュアルも着てみたいかなと言っていて、
 私もそれが似合うと思っていたのですが、結局最後に選んだのは
 そのお客様が着ていた感じの、かっちり目だったんですよ」


「そうですね。そういうことがあるんですよ。
 販売員としては、お客様の好みの中で、それに似合うコーディネートを
 探してあげられるかということが相手に寄り添った接客ですね。
 だから、自分の好みで判断するだけでなく
 お客様の好みに合わせて接客してみると、絶対もっと売れますよ」


「なるほど、もっとお客様の方を観察してみます。
 そうすれば、できそうな気がしてきました!」


「顧客様の買ったものとかは、別に覚えていなくても
 接客していれば、お客様が『この前買った・・・よかったです』
 とか、自然に話のなかに出てきますから、あまり心配しなくても大丈夫ですよ」


「そう思うと、気が楽になってきました!」


 解決のヒント

自分の好みは置いておいて、相手がいいと思っているものに対して
コーディネートを考えていく。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

自分の話を聴いてもらえているとき、どんな気持ちになりますか?



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