テーマ 「文句をたくさん言う部下の扱い方」。

アパレルで働く店長代理の女性のお話です。

前回、「顧客セール苦戦のあとのセール戦略について」についてセッションでした。

「万人受けディスプレーが実は失敗の原因だったのではないか?
『何に飽きていて、次に何が着たいか?』が流行を作る人の考えだから」

という話をしましたね。


あれから、普通に結果がでました。

セッションのあと、スタッフたちにディスプレーの方向性を話したら

「そうですよね」となって、自分たちが着たいと思えるディスプレーを

楽しく作ったそうなのです。その結果、前年越えを達成中!

社長から「なんでうまくいっているの?」と夜に電話があったとか!

そんなことは、めったにないことだそうで!

その報告を聞いて、私もかなり嬉しかったです。


今日のセッションも3つ課題がありました。

①お店のクレームを減らすには?

②文句の多いB型3番手の扱い。

③お店自体は頑張れているのに、会社が給料減額についてお金の不安。



②について書きます。

お話聞いていました。






「また、B型部下についてですね 笑」


「この前のブログ、まさにそうだって思ってみていました。笑」


「そうでしょ。Mさんは、A型だから、この前の人と同じですね。笑 
 その部下の方は、どんなことを言ってくるのですか?」


「B型の3番手なんですが、ディスプレーをもう少しこうしたらいいとか
 値下げをしましょうとか言ってくるのですが、ピリピリしたムードで
 言ってくるんですよ。自分がこうしたいというのが強いですね」



「なるほどね。なんでそういう風な意見を思っているんでしょうね?
 その辺深めてみても面白そうだし、意見を言うのは当たり前のことって
 雰囲気を店でつくってしまったら、文句じゃなくて意見って思える感じしませんか?」


「あああ、なるほど!」


「いつも飲み込み超はやいよねぇ!」


「そう言っていただくと嬉しいです。人をどうするかっていうよりも
 自分がどうなるか?ってだけだと思っているので!」


「そうそう、それが分かっているとはやい!
 意見となると、『なんでそう考えたの?』と聞いてみたりすると
 さらに深まるし、『・・・について話そう』って最初からテーマを決めると
 どんどんいろいろな意見が出てきて、いいもの作りだせるしね!」


「そうですね!」


「『今日は、・・・のテーマについて話そう!』とか店でやっている
 店長って、経営者みたいで、デキル店長だよね。カッコイイ!」


「なんだか、ワクワクしてきました!最近、スタッフの子に
『質問して引き出すのうまいですよね』って言われるようになったんですよ。
 コーチング受けていることも活かせています」


「すごいすごい!ますますたのしみですね。
 3番手の部下は、文句でなく、意見を言ってくれているわけですね。
 『意見ありがとう!いつも助かっているよ!』と声をかけると、
 ほんとたくさん意見言ってくれますよ!」


「ほんとそうですね。文句じゃないですね。
 テーマ決めて話し合いをやってみます!」


 今日のノート




 解決のヒント

テーマを決めて、話し合いをする。
話し合いなので、さまざまな意見が必要になる。
意見を言い合いながらいいものを作れる。

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

意見いいあってますか?




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