テーマ 「上司がブレている時の対応方法」について。

90日コーチングが始まったばかりの部品メーカーの男性です。

自身のパフォーマンスを上げることと

仕事場でのコミュニケーション改善についてが主なテーマです。


今日は、現在の職場での問題点になっている

コミュニケーション不足について話し合いました。

特に、上司に聞いてもぶれているし、それぞれになっており、

全員がぶれている感じなんだそうです。


問題解決も、結局、誰が責任者なんだ?という感じで

リアクションの対応ばかり・・・


お話をうかがいながら、

目隠しして前が見えなくなっているクライアントさんのイメージが

私の脳裏に浮かびました。


どのあたりから改善していったらいいのでしょうか?


お話聞いてみました。






「コミュニケーション不足を感じるんです。全員がぶれている。
結局はどうにかするしかないのですが、はじめから見えていれば・・・
よかったのに・・・ということが良くありますね」


「なんか、責任者というかまとめる人がいない感じにも感じますね」


「そうですね、誰がやるのか?みんな誰かがやるだろうになっている。
 やってくれると思ったが、やっていないとか。各自自分で把握する
 ことが大事かもしれないですね」


「結局解決に向かったとおっしゃっていますが、
 それはどうしてできたんですか?」


「結局、自分がやります。って言いました。
 そうしたら、事態がまとまっていきました」


「なるほど、誰がやるか、ってしっかり決まればいいんですね。
伝達するためにミーティングはやられているんですか?」


「はい、細かいミーティングもたまには行われていますが、
 下の方も忙しいと言われ、集まることができていない。
 共有する時間が持てないのが現状ですね」


「なるほど、じゃあ、普段のコミュニケーションも大事にが
 なってきますね。ブレないように、聞くために、
 どういう風に伝達してほしいとかありますか?」


「何で変わったのか?元も話してほしいですね。
 あと、優先度、何が重要なのか?知りたいです」


「なるほど、質問したいことはいつもあるわけですね。
 こちらから、上司を教育したほうがいいですね。
 上司も聞かれることが増えるにつれて、ああ、こうしなくちゃって
 考え始めると思いますよ。店長やリーダーのコーチングを
 していますが、みんな部下のことで悩んでいますもん」


「上司を教育するって面白そうでやってみたいですね」


「私が部下のときは上司をどう使うか?ってよく考えていました」


「あー、そういう発想はなかったですね」


「そうそう、いつでも主体的に」



「ところで、別の質問なんですが、上司に自分で考えてほしいと言われた
 んですけど、それはどうするべきか?どっちにしたらいいか?も
 決めるってことなんでしょうか?」



「はい、そうだと思いますよ。自分の決定に不安があるのならば
 その都度、報告する。全部できるまで報告しないでやる人は、
 あとで、ちがうって言われたときに軌道修正にも時間かかりますからね。
 その都度報告していけばいいんです」


「なるほど、報告するっていうこと、あまり考えたことなかったですね」


「つながり感を持つことってとても大事なんですよ」


 今日のノート





 解決のヒント

いつでも主体的に考える。
こちらから投げかけることにより上司も勉強になっていくのだ。



 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

自分は相手にどんな影響をもたしているだろうか?