『人のこころをひらく技術』 小松成美 著

今日は、『人の心をひらく技術』 小松成美 著 を読みました。




著者の方は、ライターの方で、中田英寿、イチロー、YOSHIKIなどの

大物のインタビュアーでもあります。


私も毎日人の話を聞く仕事をしているので、

とても興味を持って読み始めました。



大変共感する部分は多かったです。

・先入観を持たない
・知らないことは知らない
・目には見えない感覚や感情を伝える
・相手のことを想像する
・相手のコンディションがある
・どんな人でも必ず話したいことがある
・相手が自己否定的な時は注意
・沈黙


↑ そうそう、と思ってメモしたものです。


>・相手が自己否定的な時は注意

これなんて、すごいですよね。

私も、わかったのつい2年くらいのことでした。


人のせいにしていたり、自分のことを否定的にとらえている時は、

相手は認めてほしいんですよね。

自分の良さが見いだせてなくて苦しんでいるのですから。

そこを見逃して、話を進めては、相手は心を閉ざすばかりです。




それ以外に、読みながら自分が考えたことがありました。

インタビューされる側になる人間は、

インタビューされたいと思っているのではないかと。



最初は、インタビュー嫌いだったとしても、

いいインタビュアーに巡り合って、自分の感覚的なことを

言語化してくれたり、大切に思っていることを引き出してもらって、

それが世の中に広がるのなら、きっとインタビューしてほしいって

なるんだと思ったのです。



インタビューで、封印していた過去と向き合うことになったり、

なんとも説明しがたいことをインタビューアーがうまくまとめてくれたり・・

気持ちのいいものだと思います。



私もずいぶんと初対面の方と話をする機会が多いです。

基本的に話を引き出してほしいと思って来られるので、

その点は、心を開きやすい状態なのかもしれませんね。

結構すぐに打ち解けて話しが深くなっていきます。



ああ、でも初対面で、コーチングでない場面でも

質問を投げかければ、深い話になりますね。

明日にライブセッションするので、「聞く」ことのスキルについて、

自分的にまとめようとしたのですが、すごく難しい・・・



どこから説明していけばいいのか?

コーチ歴の浅かったころのほうが、

それこそ、コミュニケーション用語を用いての説明が

しやすかったと思うのですが、

5年経つと難しくなっていることに気づきました。

だれか、言語化を手伝ってほしいですね・・・。



だから、この本は本当にすごいと思いました。

気持ちの持ち方のほうの説明ができている。

活用できそうなことも書いてありました。

いや、でもこれを全部は、一度に難しいでしょうね。

相手のコンディションやタイプを見極めることは、

慣れていないとできないと思いますし。

深い本です・・・。



私は、コーチングをしているけれど、自分も話したいことが沢山ある人。

だから、こうして毎日アウトプットしているのです。



自分の思っていることをアウトプットすることで、

相手から話を聞きだすのがうまくなる気もします。



自分が心の底の方から思っていることをアウトプットする時、

それは、どんなきっかけなんだろうか?と、

自分自身が知っていれば、相手にもできる気がします。



私は、結構悩み事をすぐに話すんですけど、(コーチ以外で)

それが、基本3人の人って決めていて、

その3人の人は、話をまとめないところがいいんですよ。

まとまっているようで、続きがあるような感じを持ってくれる。

ストレングスファインダーで、内省と着想のひとたちなんです。

私も着想が1位なので、いろいろと話が広がります。

内省のひとは、どんどん深めてくれるので、話が深く展開していきますね。

ああだこうだと、考えをぶつけ合って、新しい考えを生み出すことがすきなんです。



ああ、なんだか話が広がっていた。

ああ、着想。 



とってもお勧めの本ですよ。


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【来年の話】

『ひとみずむ3』を執筆する14人が決定致しました!

またEXILEの人数です。笑

あと、3人だなぁ・・・と思ったらお昼までに2人追加になり、

男性あと1人欲しいなぁと思っていたら、

最後、シュッと入ってきて、いつもの人数になりました。


今回は、ひとみずむ29から42ですね。

42ってすごいな。

AKBまであとわずか!

コーチ界の秋元康といわれるようにがんばろう。爆



発表は2011年2月14日 バレンタインデーです!


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【お知らせ】大阪対面コーチング3名募集終了しました。