【目標がないのがいい人。】

昨日のブログに、強みを見つけるということで、

書きましたが、

自分独自の強みを計画的につくり上げる力という点において、

どうも、しっくりと行かないという方もいらっしゃいます。


以前にもちょっとブログに書いたことがありましたが、

目標の立て方には、2種類あるという話です。

そのことが、分かりやすく書いてある文をネットで見つけました。

(1) ビジョン型
 将来の夢や目標の具体的なイメージを浮かべ、
 それに向かって日々邁進するタイプ。
 途中で何があろうと、すべてはその目標のため。
 夢から日々の行動を決める。

 (2) 価値観型
 自分の価値観やこだわりに基づいて日々行動し、
 その結果として自分のキャリアを築いているタイプ。
 目標は自分の未来を制約するので不要。
 日々の行動で価値観を満たしながら積み上げていく。



そして、私のクライアントさんが、この前買ったという本がこちらです。






そして、そんなことを考えていたら、

先日コーチングをしていた、クライアントさんが、

色々なことをやってきてはいるが、いまいち一貫性にかけていて、

悩んでいるんです。とおっしゃってました。

まさに、その話題でした。


以前の私だったら、目標を設定していないからだ。

と言って、目標をムリに立てるように、誘導していたかもしれません。

しかし、このことを知ってから、人は十人十色で、

色々な価値観があるから、その人がやりやすい方法で、人生を充実

させることが、一番大事だと思いました。


ちなみに、私は、ビジョン型です。

私は、独立してから、一瞬自分がどこに向かっているのか?

わからなくなった時期がありましたが、

メンターが、目的意識がないからだ。と指摘してくれたお陰で、

それに、他のメンターも、ほりぐっちゃんは、目標型だからね。

だから、リステアのときに、セールスの目標があったから、

それに進んでいって、結果だせたんじゃないの?とおっしゃって

頂いたお陰で、自分が好きな、目標設定の部分を強化して

行うことによってモチベーションが随分と上がりました。


だから、自分自身、自分にあわなかった、価値観型での行動を

していくことによって、以前のモチベーションは、どこへやら?

という状況に陥ってしまいましたから、身をもって体験しているのです。



逆に、友達で、目標とか、戦略という言葉がきらいで、

まったく目標をたてやしないな彼女は・・・と私が思っていた時期

があって、目標がないから、いけないんじゃない?と、

自分の価値観を押し付けていたことがありました。


でも、色々な方をコーチングしていくにつれ、

目標を立てると、逆に、その人の可能性を狭めてしまうという人も

いることも分かりました。


先日コーチングした方は、本当に直感で、いろいろなことに

行動を起こしていって、それについて、ある程度習得できると、

すぐ次に目移りしていくということをおしゃっていたので、

それって、人生で、とにかく色々なことに挑戦することに、

価値を置いているわけだから、これって、何かを決める必要も

ないんじゃないんですか?とフィードバックしました。


たぶん想像ですが、ビジョン型の人は、TO DOリストがいっぱい

なんですよ。


価値観型の人は、手帳に、目標なども書いていないと思います。


私が、一瞬目的意識を見失った頃は、手帳が空白になったんです。

この私がなんでそうなんだ?と自分でもびっくりしていたほどです。


しかしながら、目的を明確にした今は、やっぱり、部屋にまで

ホワイトボードを置いて、目標を貼っています。


往々にして、目標を立てることがいいんだ。ということを

教えられてきていますから、そういうことが出来ない自分を

目標を立ててない人は、攻めてしまうこともあるかもしれません。


私の考えですが、そういう場合は、自分がどういうテーマで

やりたいことを選んで行っているのか?ということを

明らかにしていくことで、自分らしさが出て来るのだと思いますよ。

自分らしさを見つけるコーチングも、奥が深いです!


自分自身が、どちらが向いているのか?

試してみるのもいいかも知れないですね。


私が目標大好きになったのは、子供の頃から、何でもコツコツと

目標に向かってやっていくのが好きだったのです。

原点は、小1の書初めでの金賞です。


マクドナルドに入社して、目標ガチガチの会社で、いい結果、そして、

成長が促進されていったと、実体験で実証されています


たまたまそういう機会に多く恵まれたことは、自分でもラッキーでした。


また、目標が不明確な時期も体験してみたので、

これは、やっぱり!と思ったのです。



今日は、こんな質問は、いかがでしょうか?

「あなたをワクワクさせるものは、なんですか?

そのことに対して、どんなところにあなたらしさがありますか?」