『老けない人の脳の習慣』によると、50歳前後あたりから感情が欠如してきたら、それは前頭葉が働かなくなってきているのだとか。その前頭葉を鍛えるためには、インプットよりもアウトプットが必要なんだそうです。人生勉強だ!ということで、50代以降はインプットしようとしても、暗記力が低下してくるので、それよりもむしろ、これまでの経験をアウトプットしていったほうが、前頭葉の働きもよくなり、年齢を重ねても若々しくいられるそうです。
Audibleでこの本を読んだのですが、私が29歳から毎日ブログを書いていることは、実は前頭葉の運動だったのだと気づきました。長きに渡りのこの習慣のお陰で、脳の働きは若い頃よりも今の方が断然いいです。柔軟に発想することができ、クリエイティビティーは若いころに比べると断然アップしています。見た目も若く見られます。18年間毎日ブログを書いている効果が出ているのです。
それでクライアントさんに「アウトプットをしたらどうですか?」と提案してみたのですが、「好きではないので…」と言っていました。今までは「そうですか」で終わっていましたが、(笑)この本を読んだので、もう少し突っ込んで聞いてみると、以前アウトプットをしていた時期があったようですが、周りの人のことを気にしてしまい、書けなくなったということがあったようです。過去に傷ついて辞めてしまったのならば、もう一度今の自分として、考え方を捉え直してもいいかもしれません。
運動も好きとか嫌いとは関係なく、よりよい人生を送る上で欠かせない習慣です。アウトプットすることも、運動と同じように、好きとか嫌いとか関係ないものだということです。前頭葉を鍛えるためのアウトプット。自分が一番の習慣になっていることを、人に勧めるなんておこがましいと思っていましたが、(笑)「瞑想をやったほうがいいよ!」と軽く言えるのと同じラインで、勧めてみたいと思います。
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