継続する理由の作り方。

 毎日継続はしていたけれど、旅行があったり、病気になって回復するまでちょっとお休みしたりすると、再開することが難しくなってしまうことがあります。私も2年間、オンライン英会話を続けてきたのに、3か月間咳が止まらなくなったことがあり、中断を余儀なくされました。

 しかし3か月後に再開したかというと、別のことにも忙しい気持ちになって、2年間も中断していたことがあります。そのレッスンがスパルタすぎるのでちょっと休憩したいのもありましたが!

 あるクライアントさんも、オンライン英会話を1週間くらい開けてしまったら、再開しづらい脳になってしまったようです。英語を再開したほうがいいのはわかっているし、世界が広がる英語を学んだ方がいいのはわかっているけど、一歩が踏み出せない…。私も2年間やっていなかったので、その感じわかります。

 しかし、2021年2月のパンデミック真っただ中。別のスクールを選び直し、急にオンライン英会話を再開することにしました。再開の理由としては、日本語をしゃべる活舌が悪くなったことです。パンデミックですし、傾聴の仕事は人の話を聴くばかりですし、ボイトレも行かれていないですし、表情筋が衰えることばかり…。これはまずい!

 そして、25分しゃべりっぱなしの「カランレッスン」を2年ぶりに再開しました。別のスクールのやり方の方が純正だったらしく、そんなにつらくないレッスンでしたし、先生たちもやさしいので、続けられると思いました。そして、活舌も戻りました!

 私は「世界が広がるから英語の勉強をする」というよりも、「毎日の表情筋の筋トレと、活舌を良くするため」という、今変われることが、継続するモチベーションになっているのです。毎日ゴールを達成している気分になれます。脳にいいご褒美を与えられるのです。

 今では、2021年と比べると、日本語も英語も早口になりました。今は発音実践のレッスンを受けていて、文章を読むときにタイムを測るので、お口のトレーニングになっています。お口が速く動けば、脳の動きも早くなりますし一石二鳥。世界を見据える必要なんてないのです。なかなか実現しないことを目標にしたら、多くの人は面白味を失ってしまうでしょう。今すぐ変わりたいを叶えていきましょう。毎日の達成感で、また次の日も続けてみようと思えて、継続していけるのです。