小さな変化を感じられる感性を持つには?

 「1D1U、やり抜きました。ブログ!、ほぼ毎日カランレッスン、一日一英作文、毎朝版のスキンケア、片付け、etc隊長の、『自分で決めたことくらい、ちゃんとやってください』が結構効き(笑)」とクライアントさんのセッション準備用紙に書いてありました。

 継続セッションのクライアントさんですから、ハードルを上げることを提案しまして、生まれて初めてのブログにも挑戦していただきました。クライアントさんには、ありえない選択だったそうです。ところが、いろいろと心の奥底にしまい込まれていたようで、表に出してみると、私が想像していたた以上に美しい旋律を奏でていらっしゃるではないですか! 

 そのほかにも自己基盤を整えることで、ほかのエネルギーを奪われるもの存在に気付き、それを解放することができたようです。濃い21日間をお過ごしのようでした。


 しかし、私が結構やったのではないか? と感じているのに対して、クライアントさんのほうは、そうでもないところがあったように感じました。
 これはよくあることで、「私変わったんでしょうかね?」と私が聞かれることがあるのです。そのとき、変わっていないのではなくて「変化に鈍感」かもしれません。変わったことに気付けないのです。

 以前、旅行から帰ってきたときに、なんとなく体重が増えたなと思って測ってみたら、1キロ増えていました。それをヨガの先生に言うと、「1キロで気づくのは、体への意識が高いからですよ!」と言われました。頻繁に体重計に乗っていると、500グラムでも違いがわかってくるものです。感じ方と実際の数値を見比べることで、だんだんと細かく気づけるようになっていきました。

 「21日間、スキンケアすれば、肌もきっと変わっていると思いますけどね。自分や人の変化に鈍感なんじゃないですか?」とクライアントさんにフィードバックしました。あとからいただいたメールにこう書いてありました。 

「自分や人の変化に鈍感じゃないか?」とはっきり言われてしまいましたが、本当でした。21日間、それまで適当だったスキンケアをまともにしたのだから、確かに前より肌の調子はいいです。酒以上に打ち込めるものができ、体型も元通り。あらためて鏡を見ると、結構きれいになってました。(笑)

 意識を向けたとたん、小さな変化にも気づかれたようです。またそれは、自分を承認できることにつながります。

 日々の小さなこともいちいち認めているかどうか。1日に何回も「よくできた!」と言えることはあるのだと思います。いちいち小さなことを認めることが、やり遂げる脳を作るコツです。

 私の提唱している「1D1U」は、1日だけを捉えていくので、1分の存在にも気づき始めます。1日の間のたくさんの数分の積み重ねが自信をつけ、ハードルをどんどん上げることができます。私は昨日から、カチコチの股関節のストレッチを毎日3分やることに決めました。毎日のジム通いがてら、最後の種目に付け加えるだけです。ただ相当痛い。そこで、「痛い」ことに気付かないように、面白いYouTubeチャンネルを床で視聴しながらやりたいと思っています。ヨガの先生が1年間産休に入るので、1年後に変化を見せられるように! と勝手に他人との約束も絡めてみました。