『ソフィーの世界』ってSFチックだった。(笑)

 大学生のときに挫折した『ソフィーの世界』を昨日から朗読版で聴いています。というか、朗読劇になっているので、かなりリアルです。声優さんたちがイケボすぎて、没入していけます。★ソフィーの世界音声

 以前にBookoffして手元にありませんので、丸善本店に行きまして実際の本を手に取りました。2011年に新創刊になっているので、こちらのほうは初版のものです。哲学者ごとにページがあって、14歳の主人公への哲学講座になっています。

 ということで、ソフィーが主人公なんだろうなと思って、音声を聴き進めていくのですが、途中で犬がしゃべり始めたり、ヒルデ?という別の子の名前がでてきたりして、「え???どういうこと?」となっていきました。ニコ動で聴いているので、チャット文字が横にスイスイ流れて、こんな風に。(笑)

 1人で聴いているのに、なんだか一緒に怖い感情を共感してもらっているみたいで、飽きずに聴けます。哲学者の名前も、呟いてくれる人がいるので、分かりやすいですし。(笑)

 いや、哲学講座だけでなく、こんな仕掛けもあるから、この本ってロングセラーなんですね。なんだか、15歳の誕生日に『ソフィーの世界』をパパからプレゼントされたという設定は、姪の次の誕生日が15歳なので被ります。私も何か10代向けに本を書いてみようかなと思っていましたが、まさにソフィーの世界とシンクロして、これはメッセージでしょう。いろいろ設定を考えてみよう。SF仕立てにできるかしら。(笑)