拡げないで深める。

 いろいろと健康や美容に関するルーティンも増やせるようになったし、余裕が出てきたところで、新しいルーティンを何か加えることを考えてみたいという『ひとみの部屋』がありました。

 1D1U Campを継続していくと、習慣が身に付き、習慣の中でもハードル高めの運動の習慣もできるようになってくるものです。

 クライアントさんは、週1のジムと週1のオンラインヨガのルーティンもできてきたところで、時間に余裕があるときに、1時間のオンラインヨガの録画を週2回できるかな…なんて話をされていました。なので私は言いました。「1時間と言わず、30分ずつに分けてやればいいじゃないですか?」と。すると、「1時間で1セットだから続けてやった方がいいのかなとか思っていました」と返ってきました。意外と30分ずつにやってもよいという柔軟な発想を忘れてしまいがちですね。(笑)


 そのほか、何を新しいルーティンにすればいいのか? 考えていくことになりました。

 以前、「振り返り、書くこと」をルーティンに入れようと思い、数か月前の旅行記を書いたら、力尽きてしまったようです。でもやはり、振り返ることは続けたいということで、少しでも毎日書かなくちゃ、という感じになって、続けることが難しいようでした。

 私はそれよりも、1つのことについて、論文のように深めるのはどうか? 1週間かけて、1つのことを深めて調べながら書いていくのはどうか? と提案しました。

 毎日1記事にこだわるよりも、例えば1つの映画の感想を1週間かけて深めて書いていくことで、映画がもっと面白くもなるのです。1日30分調べて書くを1週間繰り返すと、合計3,4時間かけて書いたマスターピースになるのです。

 この深堀作業が、感性を磨くことにもなりますし、知識がつくことにもなるのです。毎日少し書くより、1週間かけて1つの記事を書くというフェーズへ。拡げないで深めると、体験に対しての満足度も高まって、さらなる好奇心も湧いてくるのです。