楽に生きるためのシステム化と期待管理。

 クライアントさんが階段を踏み外したようで、足を痛めたようです。他のクライアントさんも、先月階段で足を痛めた方がいらしたので、このシンクロは何でしょうか? だんだんと腫れは引いてきているようですが、流石に毎朝のジョギングはお休みにしているそうです。

 セッションでは、「家の片付けをしてもしても、他の人が汚し、また私が片付けて…なんでみんなは片付けないんだろう…。こんな時どう考えたらいいですか?」という話になりました。前々からそういうお話もでていますが、やはりこれは、「割り切って考える。自分が気持ちがいいように、ただ片付ける。相手に片づてほしいと期待しない」という考えになり、さらに「徳を積まさせてくれてありがとう、と思いながら、片付ける」と私は言いました。

 問題にフォーカスすると、問題はどんどん大きくなるばかりです。可能性にフォーカスしていきましょう。

 そもそも一人暮らしの人は、全て自分で家のことをしなくてはならないので、自分一人でいろいろとできるようにもなります。家具が組み立てられなかったら、エニタイムで修理屋を呼べばいいのです。(笑)

 なるべくシンプルに楽にできるようにするために、家のなかのあちこちをシステム化します。汚しにくいようにしたり、片付けやすくシンプルにしたり、常に拭けるように、道具を揃えておくのもいいでしょう。誰もがやりやすいように、システム化するのです。

 ちなみに、ゴミ庫に消臭剤を置いてはいけません。そんなことをするから、汚くなるのです。そう、マクドナルド時代の上司に諭されたことがあります。(笑)


 相手に期待して、期待どおりにならなかった場合、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、自分の身体に悪いです。

 だったら、自分が期待以上のことをする人になればいいし、いつでも人の期待を超えるパフォーマンスを発揮していけば、自分の運もどんどん良くなる。だから、自分の役割をいろいろ与えてくれて、ありがとう、と思ったもの勝ちです。

 そんな話をしていったら、クライアントさんはどんどん軽くなっていき、波動が高くなっていきました。

 そして最後のほうに思いこみにも気づかれました。

「怠けてはいけないと思い、頑張らなくてはいけないと思ってきました。頑張っていないことは、怠けではないんですよね」とおっしゃいました。なんでも頑張りすぎるクライアントさんです。階段を踏み外したのも、ゆっくり休みなさいというサインだったのかもしれません。

 私はいつも「いかに楽にできるか?」を追求しているので、自分でいくつもこなせるように工夫をしてきました。作業の途中は、時計を見ないので、終わったときに、「これは何分掛かったのか?」とあとから計測をします。そうすると、これをするには何分あればできる、というのがわかるので、隙間時間にも、いろいろとこなすことが可能になるのです。隙間時間の活用ができると、余裕さえできてきます。

 夏至を境に、システム化という思考を取り入れて、軽くいきましょう。もう頑張らないでください。(笑)