「無から有を生み出す」アイデア力と自己理解の秘訣。

「お二人で『山頂クッキング』のYouTubeチャンネルを作ったら、バズりそうですよね(笑)」。先日の登山の桜峠の休憩場所で出会った素敵な70代のご夫婦に、私は自然と提案していました。周りの人には動画を見せているとおっしゃっていましたので、私が「動画撮らせていただいてもいいですか?」と言って、自分の登山Vlog動画の一部に入れさせていただきました。思い出をありがとうございます。(笑)

 その夜のSHSで、ユニタスさんから質問を受けました。


Q: 隊長は、ユニタス企画などを提案される際、まずはその方自身でできる方法を考えるように促されているように思います。(先日のMakiさんの絵のモデルなど)時に素敵なコラボを提案されることもあります。その匙加減?的なものはどうやって判断されているのでしょうか?お聞きしたいです。


 特に理由もなく、「浮かんできたことを提案をしています」ということなのですが、それでは再現性のないアンサーになってしまうので、その場で対話しながら考えてみることにしました。

 例えば、先日はあるユニタスさんが、「絵のモデルを誰かやってくれるユニタスさんはいないでしょうか?」とおっしゃったので私は、「絵のモデルをやるには、3時間くらい同じポーズでいなくちゃいけないし、時間もかかるから、やってもらうとしたら、ランチをご馳走するとか、バイト代を出すとかしないと、悪いですよね。なので、まずは家族にモデルになってもらうのはどうでしょう?」みたいな話をしました。これが私の思考の仕方です。

「お金もかからず、すぐにできそうなアイデアから試してみる」ということです。


 以前セッションのなかで掃除の話になり、「まず、ホームセンターで道具を買ってきますね」と、クライアントさんがおっしゃったことがありました。

 私は、きっとやらないで終わるだろうと思いました。(笑) まずは、家の中にあるもので代用できないかと考えてみることです。絶対その道具でなくてはいけない、なんてことは少ないですから。また道具がないことが、ある種の言い訳となっていきます。

 網戸掃除には高圧洗浄機が必要かも、と思われがちですが、クイックルワーパーに、ウエットシートを付ければ、高いところまで届くし、網戸掃除はできるのです。

 店長時代にブログという無料ツールで、何千万円も売上をアップさせることができました。決裁権限がほとんどない店長が、0円でできる戦略でした。つまり、「無から有を作る」アイデアが、私のデフォルトとしてあるようです。

 以前に「無から有を生み出す」という斎藤一人さんの動画を視聴したとき、まさに私の戦略の考え方と同じだなと思ったことがあります。★こちらがその動画です。

 

 そして今日の「ひとみの部屋」でも、「ユニタス企画を何かしようと思うのですが、他人にアイデアを提供できても、自分のことはなかなかわからないですね」とおっしゃる方のセッションがありました。斎藤一人さんの動画を視聴して、「なにも考えていないと銃殺されてしまうので、少しは考えた」とおっしゃっていました。(笑)

 私はその方に提案をしました。「『世界の車窓から Kさん編』として、これまでの旅行体験をシェアしてみたらどうでしょうか? マニアなことまでご存知ですし、きっと面白そうです! いろいろなテーマでシリーズ化するといいですね」と。

 しかしクライアントさんは、「過去の栄光みたいなものをシェアして、他の人は面白いのか?」というネガティブな思いもでてきました。それが、「自分のことはわからないですね」のブロックになっていたことにも気づくという、深いセッションになりました。やってみたら、自分のジャッジも手放せそうですね。また新しい企画が誕生しました。

 無から有をつくるという発想の源もそうですが、プラスαとして、自分のことを好きになれるような企画を、私は提案している気がします。