内なるドーパミン: 自己満足への旅 。

「おやすみしている間もいろいろされていますね。サラリーマン時代のやらなくちゃ感が残っているかもしれませんね。休憩を余儀なくされているときは、きっとワームホールを移動中だと思いますので...」というコメントを1D1U Campのブログに私が書いたことについて、そうだなぁと思って、『ひとみの部屋』で話してみたいということになりました。


 退職した、休職した…などで休んでいる方もいらっしゃると思いますが、会社を辞めて間もないころは、会社員のときのタイムライン感が残っているようで、何かをしていないと、焦りを感じてしまうことがあります。かくいう私もそうでした。


 会社員時代は、1日10時間以上、時には12時間くらい会社の仕事のことをやっていたので、それが独立すると急に暇を埋めなくては!ということに走り、人と会う約束や、セミナーなどにどんどん参加していた気がします。家の中よりも、どこか外のカフェに、パソコンを持って行っていました。

 クライアントさんもまさにそんな状況で、身体を休めなくてはいけないのに、随分といろいろなことをしている印象があったので、冒頭のフィードバックをしました。


 話していくうちに、「外にドーパミンを求めている」ことがわかっていきました。外というのは、外出をするという外というだけでなく、SNSなど外側のものからドーパミンを補給したくなって、気づくとダラダラとみてしまい、本当に自分がやりたい、クリエイティブなことも後回しになって、結局モチベーションが下がり、そしてまた、ドーパミンを求めて、SNSを彷徨ってしまったり。刺激が欲しいですから、周りの主婦友達との会話も、ドーパミン爆上げとはならないようです。

 一方、仕事をしていたときのほうが、いろいろな人と出会いますし、結果へ向けて積み上げていく過程も楽しいものですから、それに比べたら平凡でしょう。


 ではどうしたらいいのか?


 一人でいても楽しい! と感じられるマインドになればいいのです。「一人でいられることは、愛するための必須条件である」と、エリッヒ・フロム先生もおっしゃっていますし。

 これは実際一人というよりも、「自分の中に幸せを見つける」ことができるかどうか、ということだと思います。私も35歳から「自分の中に幸せ見つける」修行がはじまりました。クライアントさんも、ちょうど35歳のようです。

 「生活を楽しむ検定」というのを作ってみたいですね。(笑)パンデミック明けでも、ほとんどステイホームをしている私ですが、家に居ても毎日ネタがつきません。外のカフェの紹介より、「自家製アイスコーヒーの作り方」を紹介したいくらいです。(笑)


★ひとみの部屋後、ご感想をいただきました。

今日もありがとうございました!生活に楽しみを見出す。外や他人からの刺激ではなくて、一人で家の中で楽しめるようになる。今必要な修行?に思えました。

これができたら、自立した幸せで豊かな(そして、人に豊かさをわけられる)大人になれますね。ネットを見てしまうのも、外からの刺激をとろうとしていたのかもしれません。

一人行動しているつもりで、まわりの承認や同意がないと心許ないという気持ちもまだありそうです。生活お楽しみ検定、高得点めざしてみます!


 生活お楽しみ検定、ChatGPTと考えてみたいと思います。(笑)