昨日、午前10時から『教わり上手』Online開催しました。みんながオンラインに入れたかどうかが気になった関係で、iPhoneの録音のスイッチを10分押すのを忘れてしまいました。しかし、ZOOMを使ったことのあるクライアントさんが、最初から録音してくださっていたので、あとから音声をつなぎ合わせて、大丈夫になりましたが! ZOOMのアクセスに手古摺る人は、今回もいなかったです。
「教わり上手」では、自分から教えてくださいと質問したり、課題があって教えてもらうのとは違い、「人から自然に教わる技術」について、言語化しました。
例えば、自分から質問するときは、自分で問題点がわかっているから言えること。けれども、人間が進化していくときというのは、自分の枠の中では思いつくことのないことを教えてもらう必要が出てくるのです。自分の疑問にもならない、全く未知の世界のことを、教えてもらえる人の在り方とは? ここが、「教わり上手」でテーマにしていることなのです。
昨日セッションだったクライアントさんが、最近「40,50代になると人生を消化試合のように過ごしている人もいるよね」という言葉を友達から聞いたときに、はっとしたとおっしゃっていました。 だからと言って、「何をしたいのか?」と自分に問いかけても出てこないのだそうです。問いかけても答えがでてこないときというのは、違う発想が必要になっているときです。こんなときこそ「教わり上手」発令です。
「色々とサインが来ているということは、未来には、きっとなにかをやってることは決まっていると思います。最近、気になることとか、人から何か言われたとかありましたか?」
「そういえば、母の習い事に通訳として毎回ついていくのですが、そこで何度も、『あなたはやらないの?』と言われていて、難しそうだから、かたくなに断り続けているんですよ」
「え?やってもいないのに、難しいって言えるんですか? 何度もThis is a sign EVENTでも出てきた言葉ですね(笑)」
「あ! 自分がそうですよね。やってもないのに、そんなことを言っていました。(笑)」
クライアントさんは、観念して、まずやってみることを考えることにしました。そうしたら、自分の周りの人たちの夢のお手伝いもできそうな未来が、急にイメージでき始めたのです。
「教わり上手」を意識するだけで、周りのありがたみに初めて気づけるかもしれません。「自分がどうしたいのか?」だけ考えていると、周りの言葉は、自然と聞こえなくなっていくのかもしれません。人生の選択肢は、自分の中だけではないのです。むしろ、進化するときは、自分の枠の外に答えがあるのです。
私のセミナーは、それこそ「みんなが質問にもならないことを企画する」ことを目的にしています。なので、セミナーの内容を説明するのにいつも時間がかかってしまいがちです。知りたいことを知るよりも、知らないことを知ること。大事なことだと思います。自分のタイミングを待つよりも、2回くらい耳に入ってきたときくらいが、行動するサインになるのです。
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