スピリチュアルセッションへ。

  スイスから帰ってきて、牧師のサマリーもしたかったので、1年ぶりにスピリチュアルカウンセラーの久保さんにセッションを依頼しました。
 

「まさにハイジで出てきそうな光景のなかに教会があって、そこで牧師をされていらっしゃったようです」。そんなことを前回おっしゃったので、私が宿泊していたホテルの近所を散歩した時の写真を見せると、「そうそう、まさにこんな感じでした」とイメージの中の映像と似ているようでした。

  スイスでは教会を訪れて、懺悔室とミサを思い出し、今世の私も「聴くと話す」で同じことをしているなぁと、認識しました。だからこそ、その続きじゃないですけど、もっと無料サービスを展開できるのではないか? と考えて、次回の1D1U SCRでは、無料コーチングと日曜ミサ(プチセミナー)を開くことにしました。そんな発見を話しつつ、次の展開について、一緒に考えていただくことになりました。
 

 しかしセッション時間90分が過ぎても、「今日は難易度高いですね。なんかツルツルとしていて、捉えどころがないというか、なんだろうこれは?」と、そのツルツルが円形であることを彷彿させるような手の動きです。久保さんは苦戦しています。

 ここまでの90分間は、私の中でも「長くビジネスをやっていれば、それは当然考えることなんじゃないかと思いますしね」など、すでに自分でも考えてみたことある久保さんのフィードバックが続きました。
 私は、「10年前のセッションの『南の島行ってきたらどうですか?』くらいのインパクトが欲しいですね」と、Somethingの扉をノックするつもりで、久保さんに言いました。

 そこからの90分は、光速で時間が過ぎていきました。


「それこそあれですよ、『堀口さん、いい加減スピリチュアルって認めたらどうですか?』ってやつですよ。セミナーでも『私違います』って、ずっと言われてて(笑)」

「いやいや、だって、何も見えないし、聞こえないしねぇ。ただ、シンクロがよく起きたり、私といると抽選に当たりやすいとか、人と人が繋がってしまったり、ミラクルが起きることは少なくないですけどね。でも見えませんし。スピリチュアルチェックリストでも作ってもらって、その点数が10点中7点だったら、認めていいとか、そういうのが欲しいですね。(笑)。でも、そういうことを表立っていうことでもないですしね。わかる人が私のブログ読めば、わかるとは思いますけどね。いつもセミナーに参加してくださる大阪のIさんとかね」 

「わかる人が見れば、にやにやっとする点がありますよね。言わなくても」


 それから、だんだんとボヤっとしていたものが、見えてきたようでした。

「ほかの前世で、お坊さんっていうのがあるみたいですね。堀口さんがお坊さんとは!あはは」久保さん一人で爆笑しています。


 「修行をして力を磨いてきたようですが、ご利益頼みな人がきて、うんざりしたようです。知れ渡ることの良し悪しをどこかで感じているようです。私の力が足りなくて、大事にしたい人たちをないがしろにしてしまったと。それで結局、隠居して、一人で行をする人生に戻ってしまったようです。でも、現代を考えてみると、自己基盤、湧き水の出所が、ひとりひとりにあって、ご利益を求めに行かなくても、それぞれの中にあるということを気づかせることができるという考え方になってきていますよね。自分の中にパワーがあって、それぞれの人が願いを叶えられる。あなたのなかにパワーがありますよ、とそれを承認してあげることが、現代は人々の救いになるでしょうね。自分は湧き水が出てくるけど、大勢の人はないという誤解が解けるといいですね。いや、これは根が深かったですね。みんなにも再現性があるよって、This is a signセミナーでも、そういうメッセージを伝えようとしていたわけで」

 ツルツルしていて、つかみどころがない=お坊さんの頭?!だったようです。(笑) なかなか「うんざり」の根が深くて、姿を現さなかったようですが。そういえば、今世でも、たまに拝まれることがあるのですが、前世の面影でしょうか。(笑)


 セッションの最後に思い出しました。実はスイスでも忘れものをしてきたのです。(笑)「ビデオカメラ」を。旅行中ビデオとカメラを常に2つ携帯していたので、もしかしたらレジでお財布を開けるとかの作業で、置いたまま、忘れてきたのかと思いました。その日はツアーの時間配分がおかしなことになっていて、暑い展望台で1時間半も過ごさせるもんですから、ぼーっとしてしまったのかもしれません。でもそんなに高いものではないですし、母が「新しいの買ってあげるわよ」と。スイス旅行の最初の10分くらいしか撮影していませんでしたし、まあ、しょうがないなと。でもこれをサインとして読み解くならば、「過去の映像はいらない」ということと、解釈しました。久保さんの読み解きもそうでした。このセッションも「過去を切り離す」ことになったのでしょうか。

 「あなたの中にパワーがある」。まさにコーチングはそういう考えです。そこを引き出す手伝いをするのが私の仕事です。自分の役割について、再認識したセッションとなりましたが、「僧侶のうんざり」は初めて知ったことです。(笑) これがブレーキになっていたとしたら、このブレーキが外れることで、きっと大きな変化が起こるはずです。久保さんのセッションのあと、自分でもさらに深めて、何かしら行動を変えていくので、変わらなかったことはないので、未来が楽しみです。

 久保さん、額に汗をかきながらの真剣な長時間のセッション、お疲れさまでした。&ありがとうございました。

 家に帰って1D1Uのアロマの調合とラッピングをしながら、「私の前世は、牧師とか僧侶以外に、クリエイターとかはないのかしら?」と、ふと思いました。(笑)