【8/4・18・25 1D1U event】 「自分と違う人から学ぶ」の極め方。

 6月の『教わり上手』では、コツコツやって変化する人としない人の違いは何か? について考えました。「教わりじょう図」という1993年からの私の自分史をもとに、「あの時教わったことが、ここにつながって、未来にはこうなっていった」という、点が線につながっている様子をご覧いただいたことで、まさに「教わること」は未来を切り開き、多くの人も巻き込んで、大きな変化を遂げることも証明できたとも思います。
 

 そして8月は、「目には見えない教わり上手」に入っていきます。守破離の「破」の時期です。私の「破」のイメージは、直接教わるというよりも、自分に必要なことを見極めながら、誰を先生にするのか? 自分で決めていく時期です。

 「見て学ぶ」とはなんでしょうか? 尊敬する人の仕事の仕方、所作など、いいところがあったら取り入れてみることが一つです。他には何があるでしょうか? 

 ほとんどの人がやっていないことで、私がやっていることは、「自分と違う人から学ぶ」ことかもしれません。それは、大変居心地の悪いことでもあります。しかし、自分の可能性を広げるのには、本質的なのかもしれません。



  面白いことにクライアントさんのお話を聴いていると、パートナーシップにおいて、なぜか相手は自分と正反対の組み合わせというのはよく言われる話です。「相手は片付けが得意だけど、私は苦手」とか、「相手はゆっくりタイプだけど、私はせっかち」など。ここも「見て学ぶ」ことができるところではないでしょうか。 

 私にとっては、クライアントさんから「絶対に友達にいないタイプだから、コーチに選びました」という方もいらしたり、「このクライアントさんは私と正反対」と、昔の私はそう感じていたこともありました。

 しかし、いつしか「苦手で終わらせる」ことに、自分の中でも違和感が生じ、「自分の苦手」分野へ自分から足を踏み入れることにしたのです。そうでもしないと、自分がこれ以上の成長はないと思えたので。ほんとうにいろいろと試してみました。今までの自分ならぜったいにやらないことを。

 その結果、私は別人のようになりました。これまで、光を当てることのなかった可能性が開き始めたのです。

 例えば、今の英会話の先生は昔の私だったら、「アートな人の返しにきっとついていけないから、自分が居心地悪い」と思って、真っ先にパスするタイプだったと思いますし。(笑)

 教わり上手の「守」を経て、「破」の時期は難しいです。ここを経験しないと、「離」のクリエイティブの段階へ進むこともできないのです。いろいろなネガティブなお試しが起り始めた10年前の私に教えてあげたいセミナーです。 

 

◎Epi:2 「Watch&Learn まねる」猛暑のためオンライン日程を増やしました。

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