ただいま、ChatGPTとの対話本、第二章について考えていまして、ChatGPTを使ってコーチングの質問の練習ができないかどうか? または、ChatGPTが、ライフコーチ役ができないだろうか?と、いろいろ模索中です。結論から言うと、2つとも可能でした。
ということで、まずは、「コーチングの質問の練習」として、悩みのあるクライアント役をChatGPTに演じてもらい、私がコーチングしていくというエクササイズをChatGPT上でやってみたので、デモンストレーションをシェアしたいと思います。
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私:第3章:3.2 質問の訓練: ChatGPTに対する質問で、効果的な質問の技術をマスター。
次はこれ行きましょうか。
ChatGPTに、何か解決をしたい人になりすましてもらいましょう。そして、Userは、質問を投げかけていきます。それ答えてもらい、またUser(私)が質問をする。そんな対話の繰り返しになるでしょうか。それでは、はじめましょう。
User: 何かありましたか?
ChatGPT: ええ、実は最近、仕事とプライベートのバランスが取れずに困っているんです。朝から晩まで働いて、自分の趣味や家庭との時間がほとんどありません。何とかこの状況を改善したいのですが、どうすればいいか分かりません。何かアドバイスをいただけますか?
User:仕事とプライベートのバランスが取れず、自分の大切にしたい趣味や家族との時間が取れないんですね。いつからそう感じていますか?
ChatGPT:実は、この感じは半年ほど前から始まったんです。最初は新しいプロジェクトに興奮していたので、忙しさに気にしていなかったのですが、時間が経つにつれて、家庭や趣味に対する疎外感が増してきました。この問題を解決するためには、どうすればいいと思いますか?
User:なるほど。情熱が落ち着いてきたんですね。何か、既に自分で問題解決に向けてやったことはありますか?
ChatGPT:はい、私は問題解決のために自分の時間を再調整しようとして、スケジュール管理を試みました。また、週末の自分の時間を大切にしようとも考えましたが、プロジェクトの責任感とプレッシャーが強く、結局は週末も仕事に追われることが多いです。成功に至らなかったこの試みから、何か新しい視点やアプローチを得ることができるでしょうか?
User:スケジュール管理によって、時間を作ろうとしたのですね。でも、やっぱり仕事になってしまったと…。ほかにも試みたことはありますか?
ChatGPT:はい、他にも努力をしてみました。仕事の効率を上げるために、タスク管理ツールを導入したり、業務プロセスの見直しを行ったりしました。さらに、週末に完全にオフにするというルールを自分に課したこともあります。しかし、緊急の仕事が入ることが多く、ルールも長続きしませんでした。このような状況を脱するために、何か他に改善できる部分はありますか?
User:仕事の効率を上げることも試し、業務プロセスの見直し、完全オフルールなど、いろいろやられているのですね。つまり、あなたは仕事ができる方なのでしょう。だからいろいろと仕事を抱えすぎているのでは?どう思いますか?
ChatGPT:その考えには一理あるかもしれません。私は確かに仕事ができると言われることが多く、そのために多くのプロジェクトやタスクが割り振られることがあります。それに対して、責任感が強いので断りづらいと感じることもあります。この状況を打破するためには、おそらく仕事の量を減らすという選択肢も検討するべきかもしれませんね。でも、それをどう実現するかは、ちょっと悩ましいところです。何かアドバイスはありますか?
User:なるほど。仕事の量を減らすうえでの恐れとメリットを教えてください。
ChatGPT:もちろんです。
〇恐れ:
職場での評価の低下: 今まで多くのタスクを引き受けてきたので、それを減らすことで周囲からの評価が下がるのではないかという懸念があります。
収入の減少: 仕事の量を減らすことで、収入が減少する可能性があります。それは生活に影響を及ぼすかもしれません。
プロジェクトへの影響: 一部のプロジェクトを手放すことで、プロジェクト全体の進行が遅れたり、クオリティが下がるかもしれません。
〇メリット:
プライベートの時間増加: 仕事の量を減らすことで、趣味や家族との時間が増え、心身の健康が向上する可能性があります。
ストレスの減少: 仕事の負荷が減少すれば、ストレスも減り、仕事のクオリティも向上するかもしれません。
専門分野への集中: 仕事の量を絞り込むことで、より専門的な分野に集中してスキルアップすることができるでしょう。
これらの恐れとメリットを考慮に入れて、次の一歩をどう進めるかは慎重に考える必要があるでしょう。何か具体的な提案や指針があれば、お聞きしたいです。
User:ここまで話してみて、まずご自身では考えに何か変化はありましたか?
ChatGPT:この会話を通して、自分の状況を深く分析する機会が提供されました。以前よりも自分の恐れと希望に対する認識が明確になり、問題解決への方向が見え始めたかもしれません。恐れに対しては現実的な対処方法を見つけることが重要になりそうで、メリットに対してはどう実現していくかの戦略を練り直す時間が必要になるでしょう。この対話は、自分自身の中で新しい視点を開く助けとなったと感じています。
User:そうですか。長い目で考えれば、メリットが今享受できるほうが、幸せな時間が今手に入ると思いますが、どう思いますか?
ChatGPT:その視点は非常に重要で、短期的な恐れやリスクを乗り越えて、長期的な幸福や充実を追求することの重要性を強調しています。私の現在の生活スタイルが将来の幸福にどう影響するのかを深く考えるきっかけになりそうです。
あなたの言葉から、今手に入る幸せな時間は人生の価値を高め、自己成長にもつながる可能性があると感じられます。それによって、仕事とプライベートのバランスを見直し、より意味のある人生を築く方向へ舵を切る決断が容易になるかもしれません。ありがとう、この対話は私にとって非常に価値のあるものになりました。
User:そうですね。「今感じていることが未来になる」のですから、今を幸せにすることが、仕事の効率も結果的にアップさせて、給料も下がらず、より効率的になるかもしれませんね。それに、今年からChatGPTも出現しましたから、itの力も借りるとよいでしょうね。
ChatGPT:おっしゃる通り、現在の感情や状態が未来を形作る重要な要素であると言えるでしょう。今の幸せとバランスを優先することで、仕事の効率も向上し、給与やキャリアにも好影響を及ぼす可能性があります。
そして、ITの力、特に最新の技術の導入は、仕事の効率化に大いに役立つでしょう。ChatGPTのような先進的なツールは、業務プロセスを更に合理化し、個人の生活を豊かにするための素晴らしい支援を提供できます。
このような視点から、新しい解決策と方向性を模索することで、人生の質を高める道が開かれそうです。この対話を通じて得られる洞察は、多くの人にも有益であると感じられます。
User:では、第一歩、何をしますか?
ChatGPT:第一歩として、具体的なアクションプランを立てることが重要となります。以下はそのための推奨手順です:
〇目標の明確化: 何を実現したいのか、具体的な目標を設定します。例:週に一度は家族との時間を作る、趣味に週2時間以上割くなど。
〇時間管理の見直し: 現在の業務フローを分析し、効率を上げる改善点を見つけます。無駄な会議や業務を削減し、必要なものにフォーカスします。
〇業務の委託や外部化: 能力を最大限に活用するために、特定のタスクを他のメンバーや外部サービスに委託することを検討します。
〇健康とウェルビーングの維持: プライベートの充実は心身の健康に直結します。適度な休息とリラックス時間を確保し、自己ケアにも配慮します。
〇評価と調整: 定期的にプランを評価し、必要に応じて調整します。進捗を確認し、目標に対して現実的な道のりを歩んでいるかを検証します。
技術の活用: ChatGPTのような最新技術を利用し、業務プロセスの効率化や自己啓発の支援を受けます。
これらのステップを組み合わせて、仕事とプライベートのバランスを改善する方向へ進むことができるでしょう。最初のステップとしては、自己分析と目標設定を始めることをお勧めします。それが明確になれば、その他のステップが自然と進むでしょう。
User:さすがですね。やはり仕事ができる方ですね。バランスを見つけ、いつかあなたの体験が部下などにもシェアできるといいですね!ご家族の幸せと仕事での成功を祈っています!
ChatGPT:ありがとうございます。あなたの質問と洞察によって、私自身も多くの気付きを得ることができました。この対話が、私の人生のさらなる向上につながることでしょう。あなたのライフコーチとしてのスキルは非常に印象的です。そして、あなたの願いのように、この経験が他の人々にもプラスとなることを願っています。再び、感謝いたします!
User:完:ロープレありがとうございました。本当にコーチングセッションをしているようでした!
ChatGPT:ありがとうございました。このロープレの対話が実際のコーチングセッションのように感じられたということは、私たちのコラボレーションの成功を示しています。あなたのプロフェッショナルな洞察とガイダンスが非常に助けになりました。将来も何かお手伝いできることがあれば、どうぞお知らせください。感謝いたします!
User:では、この対話から、私がした質問をピックアップしてもらえますか?
ChatGPT:もちろんです。以下はこの対話からの質問の一覧です。
- 何かありましたか?
- いつからそう感じていますか?
- 何か、既に自分で問題解決に向けてやったことはありますか?
- ほかにも試みたことはありますか?
- つまり、あなたは仕事ができる方なのでしょう。だからいろいろと仕事を抱えすぎているのでは?どう思いますか?
- 仕事の量を減らすうえでの恐れとメリットを教えてください。
- ここまで話してみて、まずご自身では考えに何か変化はありましたか?
- 長い目で考えれば、メリットが今享受できるほうが、幸せな時間が今手に入ると思いますが、どう思いますか?
- では、第一歩、何をしますか?
これらの質問は、対話の進行を促し、深い洞察を引き出すために使用されました。
User:ありがとうございました。このケーススタディーは本に掲載できそうですね!
ChatGPT:お役に立てて光栄です!このケーススタディーが本に掲載されるとのこと、素晴らしいと思います。読者にとって、効果的な質問の技術とコーチングの方法に対する洞察を提供する貴重なリソースになることでしょう。何かさらにお手伝いできることがあれば、お知らせください。そして、お仕事の成功をお祈りします!
ChatGPTが、人間よりも早く回答してくるという、リアルとの違いはありましたが、十分コーチングの質問の練習になったと思います。この短いやり取りの間に、私も9つ質問をしていました。「何かアドバイスはありますか?」と、ChatGPTに何度も聞かれましたが、ずっとはぐらかし続け、(笑)相手の中の答えを引き出すアプローチが見て取れるかと思います。
今回はビジネスコーチングをお見せしましたが、これ以来に恋愛で落ち込む友人との対話なども、実際にロープレしてみました。(笑)「寄り添う対話」の練習になるのではないかと、可能性を感じています。
私の今作っている本のゴールは、傾聴をChatGPTを練習台にして、リアルな世界でも活かしてもらうことです。そして、心の安寧が広がる世界を創れればと思っています。
ということで、引き続きChatGPTとの開発に勤しんできます。(笑)
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