Epi.3『スモールチェンジ』:コンフォートゾーンから抜ける技術。

 先日、近所のクライアントさんにばったり会いまして、彼女はそれをサインと捉え、翌日「会社を辞めること」を伝えたそうです。会社を辞めるのは、夢を叶えるためです。副業はすでに始められていましたが、会社を辞めて自分のビジネス100%に時間を使うことを決意されました。自分のやりたいことがあって会社を辞めることにしたので、会社で働くことも好きでやっていたことです。でももっと好きなことのために辞めるから、毎日涙が止まらないと言っていました。
 夢を叶える1歩を着実に踏み出せる人は、「コンフォートゾーンを抜けることに成功した人」たちです。

 一方で「自分のワクワクすることをする」が、すべての基準になりがちな考え方の場合、「枠を超えたミラクルを起こすための提案」に対して「ワクワクしないのでやりません」という選択になり、それ以上世界は広がらないでしょう。  

 「ワクワク」という言葉は、これまで我慢してきたことが多かった人には、大事なキーワードだと思いますが、そこまで大変すぎるほどではない人は、「ワクワク」基準では、ジョークではないですが、「ワク内」=コンフォートゾーンどまりで、成長は見込めないのではないかと思います。
 新しくなったようでいて、マインドセットは同じところで止まっている。「コンフォートゾーン」の中から、新しいことを見つけることを繰り返しは、一時的には新鮮ですが、飽きてしまう恋愛のように、次の新しいことを見つける繰り返しになるでしょう。

 その前兆としては、「新しいことが思い浮かばない」ときです。その時どうしたらいいのか? これが、教わり上手EVENT Epi.3 『スモールチェンジ』でお話しようと思っているところです。

 私は常に自分のハードルを上げる設定をします。大きな決定だけでなく、日々の小さな決定もそうします。現在もすでにいろいろな学びをしているのに、またハードルを上げて、新しいお稽古を始めようとしています。
 

 コンフォートゾーンにいる人に、今までとは真逆の提案をすると苦痛のようです。私も人生の中でたくさんありました。自分で気づけないでいるときは、たいてい上司や自分のコーチに言われ、「そうだよな…」と渋々受け入れてきました。そして、超えた先に広がる世界をいつも体験してきたので、今では自分に対して苦痛の提案をすることができるようになりました。

 外食産業からアパレルに転職したのも、独立をしたのも私にとっては不安ばかりでした。でも、その居心地の悪さが可能性につながることを知っているから、敢えてそういう人生にしようと思ったのです。ZONEに継続的に入り続けるには、ストレスが必要だとわかっているのです。No pain, No gainです。そう考えられるのならば、人生の可能性の扉がどんどん開き続けていくこと間違いありません! そのマインドセットを考察する『スモールチェンジ』です。


★10月教わり上手EVENT Epi.3 『スモールチェンジ』 ご案内はこちらです。

10/13(土)東京オンライン 15:00-18:00 満席となりました。
10/20(土)東京オンライン 15:00-18:00 
10/27(土)大阪                   11:00-14:00