未来の想像をしてみても、脳内で儚く消えてはいないだろうか?

 11月1日に90日コーチングのキャッチコピーを変更しまして、「想定外の未来をつくる」となりました。クライアントさんたちのお陰で、ようやく到達した感じがしています。これからもコンフォートゾーンに甘んじることなく、さらに探求は続いていきます。

 先月から毎週30分セッションをしているクライアントさんの6回目のセッションがありました。しかし、今回は30分あたりで核心に入ってしまったので、急遽60分の通常セッションに。フレキシブルに対応しています。前半の30分も答えを出すために集中してきたのもあって、このセッションはすごいことになりました。


 「想定外の未来になるには?」というテーマから、未来の想像力について、普段どう考えているのか? という話に。「なんだってあり得るさ!」と思っている人の発想はとても自由ですが、クライアントさんは「平均的な人生。特に悪いことも起こらないし」の範囲内でのイメージだったのです。「なんでそうなっちゃうの?」という話になりました。
 「堀口さんはどうなっているんですか?」とクライアントさんに聞かれました。「私は、こうなったらカッコイイよね、ってだけ。思いついたら、せっかく思いついたんだから、近づけようとする行動をとる」と言いました。

「できないとか、無理とか、あり得ないとか、そう思わないんですね~」とクライアントさんがびっくりしている様子でした。

 クライアントさんは、「想定外のイメージを思いついたとしても、でもできないよね、そんなの夢物語…」と、脳内で減点が始まっていくのだそうです。その調子だと、イメージしたことはイメージの中だけで、儚く消えて…。(涙)



 ここで30分経過だったので、「なぜそのような脳内減点になっているのか?」という話をすべきだと思い、23時でしたが「通常セッションにしましょう」と提案しました。クライアントさんにとっては想定外です。(笑) 

 イメージしても、その理想からリスクをはじき出すシステムになってしまっているクライアントさんの脳内コンピューターに、逆に「バグを起こそう!」という話になりました。だって、バグが起きれば、想定外じゃありませんか!質問を繰り返し、とうとう解決策まで導き出されました。大きなブロックが外れたので、これからがどうなるのか、非常に楽しみです。