『おばの子育て日記』10年目の節目を迎えました。

 本日は姪の10歳の誕生日会でした。2008年、独立して2年目に姪が生まれたわけですが、姪の誕生によって私もものすごく変化したと思います。今日の写真と10年前の写真を並べます。(笑)

★no.1 2018.11.10

★no.2 2008.11.9

 私の顔はあまり変わっていませんが、中身は別人です。私にとって30代が、これまでの人生の中で中身の激変を実感しています。姪はこんなに小さかったのに、今では私のあごの上まで来てしまいました。将来は、舞台女優を夢見てるんじゃないかと思います。何かを人前で発表するとか、表現することに積極的なところがあります。

 私は人の成長に興味があるので、子供との一瞬一瞬のコミュニケーションについて、いちいち考えて接しています。おばさんの立場だし、そんなに叱る場面も訪れませんので、子供からしてみると、「友達」のように思われてもいます。私が遊びに行くと、人気がありすぎて自分でもびっくりします。1か月に1回しか接していないのに、なんで人気があるのかなと。(笑) 


 子供の想像力、直感力、今を生きる感性、キラキラ具合は、大人からしてみたらうらやましいほどです。そんな彼女たちと10年過ごさせてもらう中で、私は相当今に生きることや、クリエイティビティーを鍛えられました。今では大人よりも子供のほうが波長が合うんじゃないかというくらい、子供と遊ぶ時間はとてもスムーズに過ぎていきます。


 おばの立場から、「寄り添うこと」についていろいろ考えさせられた記録として、2014年の姪の6歳の誕生日までのブログ記事をまとめて、小冊子を作ったことがあります。

 今は顔出しNGにしていますが、6歳までの記事は弟の許可を得て、写真もそのまま掲載しています。姪が大人になったときに、読んでほしいと思って作りました。幸せな時代をそのままパッケージに。周りの人に愛されていたことの事実から、自信が持てることに繋がればいいなと思います。

『おばの子育て日記』 姪が6歳になるまで。~ おばの距離感だからできる子育ての探求。~堀口ひとみ