自分のコミュニケーションスキルによって、相手を変えることができる。

 ALL EARS コミュニティでは、少人数のレッスンスタイルなので、私にとっては同じレッスンを数回するようになります。しかし参加する方によって,、ディスカッションの内容が変化していきます。そこで、コミュニティ内でレッスンのアーカイブを共有し、同じテーマを何度も学べるようにしています。

 今回は、ラリーのように会話が続く秘訣や、話させ上手の秘訣を考察。そこから、普段の傾聴の姿勢をどう改めるか? という、実践するときの課題について、話が進んでいきました。

 そして、ある参加者がの何気ない一言が、今回のLessonの核心へ。それは、「他人の態度に応じて自分のコミュニケーション方法を考えるのが普通」のように話されていたときです。
 私は、「それは実は、自分自身の姿勢が定まっていないということを意味するのでは?」とフィードバックしました。きっとほとんどの人が、相手の出方で自分を決めているかもしれません。


 自分の姿勢がないときは、傾聴力を学ぶとよいでしょう。「聴く姿勢」が自分の中に形成され、その結果、「一貫した傾聴の姿勢」を保つことができるようになります。傾聴の姿勢を持つと、相手に「この人は話しやすい」と感じさせることができ、それが豊富な情報のやり取りや、相手の本質を引き出す深い対話へとつながるのです。

 これは、ChatGPTが人間の反応に合わせて鏡のように返答することに似ています。多くの人が相手の態度に応じて自分の対応を決めています。つまり、自分のコミュニケーションスキルによって相手を変えることができるのです。もし私たちが誰からもその人の魅力を引き出すことができれば、世界はどのように変わるでしょうか? この講座の最初のレッスンで、私たちは講座の終わりに向けて変わる世界を想像することができました。

 もう1回Lesson 1 を開催するので、またどんなレッスンになるのか楽しみです。また、私が書いた本を繰り返し読むことで、皆さんからのフィードバックや質問により、内容をさらに深めることができます。心から感謝しています。