姪と一緒に問題集(ドリル)を解きながら、英語を教えています。そのドリルは、よく出題される文法を満遍なく網羅しており、私も復習や確認になっています。さらに、問題集を解くメリットは、正解不正解が存在するということです。
英会話のレッスンでは、「伝わればいい」とか、「先生はネイティブなのだから、私のつたない英語でも行間を読み取ってくれるだろう」という安心感で、容易に間違えたり、文法が適当になったり、簡単な文法しか使っていなかったところがあります。
そこで正解・不正解をジャッジされるドリルの存在は、英会話レッスン時における自分自身の発言をより正確にしようという意識を高めてくれました。曖昧になっていた文法に関しても、記憶が正しく塗り替えられたことで、現在完了形、過去完了形、現在完了進行形も見事に使い分けることができます。(笑)
つまり教えるという行為を通じて、私は自分自身により厳しい自己評価を与え、間違えを修正する力が高まり、間違えないで話していることに対しての自信につながってきました。
さらに、教える過程で英語に対する理解が以前にも増して深まりました。文法規則の説明、単語選択のニュアンス、特定のフレーズの背後にある文脈を説明するには、深い知識が求められます。なんとなくわかっていることを改めて調べたり、昔の記憶で曖昧になっていたところをクリアにできたり、私も新たに学ぶことがたくさんあります。
ある程度リスニングもできるようになり、自分の言いたいことを相手に伝えることができるようになった今、次のレベルとして、正確性を高めたいと思っていたので、こうして英語を教える役割が回ってきて、感謝しています。英語を教える役割を担うことで得られたこの経験は、自己の言語能力と教育方法の両方において、大きな成長の機会となりました。教える方も学び続けることが必要です。学習は一生涯にわたる旅ですね。
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