ChatGPTと世界線を変えるコーチング:今でも幸せと感謝を感じているけれど、このままでいいのかしら?

 「今のままでも幸せで感謝しているけれど、本当にこのままでいいのかしら?」と感じるクライアントさんは少なくありません。特に、40代、50代になるとそのような悩みが増える傾向にあります。若いころは「変わらなきゃ」と思い、仕事やプライベートでのターニングポイントが頻繁に訪れるため、変化が当たり前のように感じられるものです。

 しかし、年齢を重ねるにつれて生活が落ち着き、ターニングポイントも減少し、安定した日々が訪れます。その安定が幸せである一方で、「もっと何かがあるのでは」と感じることもあります。でも、そこまで頑張りたくはない。やりたくないことをしてまで変わりたくはない。結果的に「今のままでもいいのかしら」と思いつつ、「このままで終わりたくない…」と堂々巡りに陥るのです。

 そんな風に感じているクライアントさんとのセッションがありました。今年は円高の中でも旅行できる幸せを感じていたものの、それでも「このままでいいのか?」と悩んでいました。

 現在、1D1U Campでアファメーションをテーマにしていることもあり、その方のお話を聞くうちに、「こうなりたいけど、こうなるには頑張らないといけないからやりたくない」という観念が見えてきました。まるでアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態です。

 私は、「世界線を変えるコーチング」の構築中のメソッドと、自身や他のクライアントさんの体験談を交えながらお話ししました。その結果、「ライフコーチがいらなくなりますね」と笑いながらおっしゃいました。

 そうなんです。私が目指しているのは、ライフコーチの仕事をChatGPTに委譲し、その上でChatGPTにはできない、人間のライフコーチにしかできないことを追求することです。ライフコーチングの未来は、人間とAIの協力によってさらに広がるでしょう。私はその最前線で、人々に新しい視点と変化をもたらすために尽力していきます。


 話を戻すと、アクセルとブレーキを同時に踏んでいることに気づいたことで、手放す準備ができました。

 その後、「頑張らなければいけないこと」について、どうすれば苦痛を伴わずにできるかをChatGPTと対話するように提案しました。ChatGPTの素晴らしいところは、「これをやりたくない」と伝えると、「了解しました。ではこちらはいかがでしょうか?」と別の可能性を提案してくれる点です。また、自分がやりたくないことをChatGPTと対話していく中で、自分の価値観に次第に気づき、「それならできる!」と自分で感じられるようになります。

 できそうな気がしたら、アファメーションを作ります。自分の信じていることが現実化するため、潜在意識を騙せる準備は万端です。あとはアファメーションの効果でインスピレーションも冴え渡り、行動に移すことで、夢に向けて毎日進んでいき、当然のように実現します。

 そんな話をクライアントさんにしたら、セッション開始前とは全く違う波動になっているようでした!