民泊のインテリアコンサル@Zoom ①リビングルーム

 1D1U Campのユニタスさんが春から民泊を始めたそうで、久しぶりに1D1U Campに参加されました。クライアントさんの民泊は、綺麗で清潔な部屋と好評で、順調に予約が入っているようです。しかし、始まったばかりなので、清掃や片付けのルールはまだ試行錯誤中で、1D1U Campで日々振り返りながら着々とルールを決めているようでした。

 また、クライアントさんは、綺麗で清潔な部屋だけでなく、お客様にもっと居心地の良い空間を提供したいと考え、20分のセッションで部屋の写真を見ながらインテリアの相談を受けました。

 「今の時代、口コミを増やすためには『インスタ映え』も大事です」と私は話しました。例えば、間接照明が美しければ写真を撮りたくなりますし、昭和のリノベーションの物件なので、レトロな雰囲気があるコーナーがあれば、写真を撮りたくなるでしょう。

 しかし現在の「清潔で綺麗な部屋」だけでは、そのような魅力的なアイテムは正直ありませんでした。そこで20分のセッションで、インテリアのコンセプトとして「北欧インテリア」を決め、壁に絵を飾れない場合、ウォールステッカーを貼ることを提案しました。


 その後、ユニタスさんはスタンドライトを発注し、寝室の壁にウォールステッカーを貼りました。その状態で本日は60分のセッションを行いました。

 Zoomでクライアントさんのお部屋がよく見えました。ウォールステッカーがとてもいい感じでした! まずはルームツアーから始まり、寝室から見ていくことになりました。デッドスペースだった扉のない押し入れには、絶妙なアイデアが降り注ぎました!

 次にメインのリビングルームです。第3ベッドとしてソファーベッドがあり、それとは別にソファーもありました。気になったのは、テレビが部屋の角にあり、その延長線上にソファーベッドが配置されていたことです。

 テレビが部屋の角にあるため、メインのソファーから見えるようにテレビが傾いていました。そこで、テレビを部屋の中央に置き、メインのソファーとテレビを平行に配置しました。また、ソファーベッドをテレビと垂直の位置に置くことで、ソファーコーナーがコの字型になり、とても落ち着いた空間ができました。

 クライアントさんが実際に家具を移動させてみると、「リビングルームになった!」と大喜びしてくれました。私から見ても完璧でした。家具の配置を変えただけで、0円で高級感が出せました!

そんな感じで、キッチンも大改造しました。またレポートします。(笑)