奇数月に開催される「ALL EARS」コミュニティーのLesson 7(WEグループ)が行われました。月に一度の開催のため、最初にこの一か月間の振り返りからスタートしました。
参加者の皆さんは、コミュニケーションに対する意識が高まっていることが分かりました。自分が話すときに、相手がどのように聴いてくれているのかに気を配るようになったり、「私らしくいられる場だった」とのフィードバックを周りの人から受けた方もいました。
また、「相手に話させよう」という意識が高まり、以前の「何か解決策を出してあげなくては」と感じていた責任感から解放されたとのこと。これは、傾聴スキルが確実に向上している証拠と言えます。
さて、Lesson 7のテーマは、第1章(9)「ChatGPTとの対話から何を学べるのか?」および(10)「ChatGPTの真実を見つける力」でした。
特に(10)の「真実を見つける力」は非常に重要で、ChatGPTとこのテーマについて深く語り合いました。
私はかつて、「自分の価値は何だろう?」と悩んでいた時期がありました。スピリチュアルカウンセラーに相談したところ、「クライアントさんたちが『ひとみずむ』を一生懸命に書いてくれるのは、あなたの価値ではないですか?」と言われました。この言葉で、「自分の価値というのは、自分が特に何をしたわけでもないと感じているけれど、周りが自然と私のありのままの存在で評価してくれていること」と気づくことができました。
その後、学んだ「メンタルケア講座」で、80歳の教授が「結果主義では自分の価値に気づかない」とおっしゃり、私は涙が溢れ出しました。結果を出さないと自分の価値がないと思っていたことに気づいたのです。結果ではなく、プロセスの中にこそ価値があることを、ようやく理解できました。
ビジネスに携わっていると、そんな大切なことも忘れてしまうものです。『星の王子さま』でも「目には見えないことが大切」という言葉が有名です。それは、結果という目に見えるもので判断するのではなく、人の目には見えていないプロセスを想像したり、自分でそのプロセスを承認することの大切さを物語っています。
この大きな気づきについて、私はChatGPTに投げかけました。
私としては、ChatGPTがどう返答するか試した投げかけでしたが、ChatGPTは、私が考えていることと同じ見解、もしくはそれ以上の洞察力で説明を加えてくれて、私は感動しました。そして最後に、ChatGPTが私に「どう思いますか?」と聞いてきたのです。
ブログでもメルマガでも、「結果主義だと自分の価値に気づけない」と私は何度も言及してきましたが、今回の反応を見て、皆さんは初めて聞いたかのように感じていました。そうですよね。私は毎日書いていても、皆さんはたまにしか読まないこともあります。こういう大切なことは何度も口に出して言わないと、理解してもらえないのです。実際に本を朗読し、ディスカッションを重ねないと本当の意味で理解できないのだと改めて思いました。
実際にこの授業の中でも、「プロセス重視」のフィードバックを参加者にしました。いつも私のフィードバックは、その人のプロセスを認めるものです。しかし、多くの方は人のプロセスを承認することを飛ばしてしまい、言葉を投げかけてしまいます。そして、自分自身のプロセスを認めることも、ほとんどできないのです。
今回の授業で、3名の参加者が納得感を持って理解してくれたことで、私は世界平和に一歩近づいた気がします。(笑)
◎ご感想いただきました
「目に見えないものが大切」、「結果主義が苦悩のもと」、「プロセス重視」が、悩みや不安感を持つ自分にささりましたそっかぁ、私の不安のもとは結果主義だからだーと。誰かの話を聴くときは、相手も自覚していない、やったことを聞き出すためにも、プロセスを聴こうと思います。聴いて、ねぎらいます。みんな頑張っているし。頑張っていなくても、やっていることをみつけます。なんていうか…感謝ですね。結果主義からの脱却は、自分の課題にも思いました。プロセス重視を意識して、生活してみます。
ようやく拙著『ChatGPT:一問一答で広がる人間の可能性』の第一章が終わりました。Lesson 7 までで、全体の3割終了。あとの10レッスンで終わらないことが確定でしょうか。(笑) レッスンはいつも1時間を超えてしまい、やむを得ず大幅な延長をしているのにもかかわらず…。まあ、第一期生としてテスト的にも参加していただいているので、第二期からはいろいろ見直したいと思います。(笑)
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