最近、YouTubeにはAIツールを使ったマネタイズに関する動画が非常に多く見られます。そのコメント欄には、「マグカップの販売方法を教える動画のほうが、実際に稼げるんじゃないか?」という指摘がたくさん書かれています。本当にその通りですよね。(笑)
私も、独立して2年目に開催した「独立して月収10万円から100万円のマネタイズセミナー」は大変盛り上がり、4回も開催しました。さらに、その内容を収録したDVDも発売し、接客に関するDVDも1,000本以上売れました。また、そのおかげで外部での講演の仕事も増え、結果としてかなりの成功を収めました。
それから15年以上が経ち、マネタイズの方法が劇的に変化してきましたよね。そこで、私が苦労したEtsyでの成功への道のりをまとめてみようと思います。(笑)
■2023年12月 Printfyに挑戦
英会話の先生から、自分のオリジナルグッズを作成できるサービス「Printify」を教えてもらいました。昨年の秋からは、ChatGPT-4のDALL-Eを使って画像生成が可能になり、さっそく登山用のスポーツ素材Tシャツを作ってみることにしました。冬だったので、ゴッホ風のイラストを使用したTシャツと起毛素材のスウェットを制作。円高がまだ進んでいなかったため、気軽に発注し、約2週間で日本に無事に届きました。これでオリジナルTシャツを作る楽しさを知りました。
さらに、海外からもPrintify経由で購入してくれたクライアントさんがいらっしゃり、本当に感謝しています!
その後、ヨガ関連のクライアントから「国際ヨガデー」の地域Tシャツを依頼され、6つのデザインが非常に好評でした。実際にクライアントさんの周りの方々にも好評で、国際ヨガデーへ向けてのモチベーションも高まったとお聞きしました!おかげさまで、Tシャツデザインをもっとしてみたくなりました。
■2023年3月 日本のプラットフォームでの制作開始
円高が進んだことや、アメリカのTシャツの丈が少し長すぎることもあり(笑)、日本のプラットフォームを探しました。市場シェアNo.1のプラットフォームを見つけたので、季節に合わせてロンTを作ることに。画像生成AIを使うよりも、以前から持っていた印象派のデザインを思い出し、パブリックドメインに入っているのではと調べたところ、パブリックドメインのサイトを発見!
最初に作成したのは、ゴッホやクリムト、ルノワールなどのデザインのTシャツです。注文してから1週間以内に届き、送料も無料。さらに、無料で自分のショップも作成できるということで、「ART TEE」というショップ名でグランドオープンしました。
当初は自分が着たいART TEEを作り、そのたびに発注していました。プリントの具合、生地の肌触りなどを実際に体験するためです。理想の生地が見つかったころには、日本のプラットフォームを利用していることもあり、クライアントさんにも購入していただけるようになりました。
■ビジネスとしての展開
自分用に作っていたTシャツでしたが、「ALL EARS」コミュニティを立ち上げたことで、受講生の方々が制服として購入してくれるようになり、本格的にショップを始めることにしました。夏にはシークレットでVIPセールも行い、Tシャツを着てくれる方が増えてきたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。2024年にまさかTシャツショップを運営しているとは、夢にも思いませんでした。
■天赦日の出会い
天赦日に、たまたまYouTubeを見ていると、「PrintfyからEtsyへの連携方法」を紹介する動画が目に留まりました。その方の説明が非常に分かりやすく、すぐにイメージが湧いたので、早速Etsyを使い始めました。しかし今考えると、かなり端折った動画で、不親切なところもありましたね。でも、簡単に見せたところが、やる気を引き起こしてくれたので感謝です。(笑)
■PrintfyとEtsyの連携
PrintfyとEtsyを連携するには、まずEtsyにショップを開設する必要があります。とりあえずダミー商品をアップし、必要事項を入力して、無事にPrintfyとEtsyが連携しました!ショップのデザインは、管理画面で簡単に行えます。これで完了かと思いきや、Payoneerからメールが届きました。
■EtsyとPayoneerの設定
Payoneerは、売上を受け取るための口座を登録するサービスです。まず、個人または法人の登録が必要で、法人の場合は法人番号も入力します。その後、住所や銀行口座の登録を行います。
これらの必要事項を入力した後、確認のための書類を提出しなければなりません。私は法人で登録したので、「登記簿謄本」と「法人の銀行口座残高証明」を提出し、審査を通過しました。ただ、法人で登録しながら誤って個人口座を入力してしまったことが原因で、何度もリジェクトされ、1週間も混乱してしまいました。
ちなみに、個人の残高証明書は、銀行のアプリから簡単にPDFをダウンロードできます。
■法人での登録手順まとめ
登記簿謄本: ネットで申し込み、後日郵送されるものをスキャンしてアップロード。
残高証明書: 銀行の窓口で取得し、スキャンしてアップロード。
■Payoneerの設定が完了するとEtsyからメールが!
その後、手順に従ってEtsyの開店準備に進みます。
- 個人確認として、免許証などを提出(スキャンしてアップロード)。
- 1回限りの開店資金として$29を支払う。
- ダミーでアップしていた商品を削除するのを忘れずに。
→ Printfyで作成した商品が無事にEtsyに掲載されました!1週間の試行錯誤が報われた瞬間でした!
その他、Payoneerの年間管理費$29.95やEtsyに商品を出す手数料$0.2など必要経費になるようです。
◎ARTTEEJP
なにしろ、9000万人が利用するプラットホームのようです。だから商品もかなりありますし、見つけてもらえることも大変かとは思いますが、日本のプラットフォームでデザインしたものを、ついでにアメリカのプラットフォームに掲載するというかんじで、実験です。Etsyでの売り上げアップのための動画は世界中に沢山あります。
ということで、日本のプラットフォームにショップを出す方法とEtsyにショップを出す方法ならば、伝授が可能になりました。先日、日本のプラットフォームでのショップ開設のご質問を受けたのでお教えしたところ、念願であった息子さんの作品をTシャツショップに並べることができたという喜びのご報告をいただきました。
今後は実際にEtsyマネタイズもできるようにしていき、令和のマネタイズを教えることも復活していきたいです。
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