昨日は、ALL EARS Lesson 11 : フィードバックについてのディスカッションが大変深まりました。またレッスン時間を大幅に超えてしまいましたが、体感的にはあっという間でした。アーカイブよりディスカッションの一部をピックアップし、以下にChatGPTに記事にしてもらいました。ラストに私の考察も書いています。
仕事や人間関係で悩みを抱えるとき、私たちはしばしば同じ視点で物事を見続け、問題が大きく見えてしまいます。しかし、少し視点を変えるだけで、同じ出来事が全く異なる意味を持ち始めることがあります。今回の対話では、その視点の転換をサポートする「フィードバック」と「切り返し」の技術について深く探りました。このスキルを身につけることは、ただ相手の話を聞くだけではなく、新しい視点や可能性を引き出すための強力な方法です。
フィードバックと切り返しの重要性
フィードバックとは、相手の発言や行動に対して自分の意見や感想を伝えることですが、それを効果的に行うためにはいくつかのポイントがあります。まず、相手の言葉をただそのまま受け止めるのではなく、そこから何か新しい視点を引き出すこと。例えば、相手が上司の振る舞いについて愚痴を言っている場合、その上司の立場や意図を考慮する視点を提供することで、相手の理解が深まるかもしれません。
職場の悩みをチャンスに変える視点の提供
職場での悩みや愚痴は、誰にでもあります。上司が何もしてくれない、期待に応えてくれない、そんな不満が溜まることもあるでしょう。しかし、その不満をただ聞いて終わりにするのではなく、そこから新たな可能性を見出す手助けができるとしたらどうでしょう?
ある参加者は、部下の若い社員が上司に対して不満を抱えているケースをシェアしてくれました。彼らは、上司の行動を一面的にしか見ておらず、上司が実際にどんな意図で動いているのか、またはどのような立場にいるのかを理解できていませんでした。
ここで大切なのは、上司が抱える背景や意図を理解させるフィードバックを行うことです。「上司はあなたに仕事を任せることで、あなたを信頼し、育てようとしているのかもしれないよ」という視点を示すことで、相手の考え方が柔軟になる可能性があります。
視点を変えることで悩みを軽減する
フィードバックを行う際に、「視点を変える」という要素がとても重要になります。たとえば、自分の経験をシェアし、「私も以前はこう感じていたけれど、この視点に気づいてからは楽になったよ」という形で相手に伝えることで、相手も新たな視点を受け入れる準備ができるかもしれません。
一例として、過去に上司に認められたいと願っていた自分の話をしたり、別の視点から物事を見ることで悩みが軽減された体験を共有することで、相手も自分の状況に置き換えて考えることができます。このように、フィードバックを通して視点を変えることができると、悩みそのものが消えていくことがあります。
フィードバックと切り返しの技術を磨く
今回の対話では、フィードバックと切り返しの技術がいかに強力なコミュニケーションツールであるかを学びました。特に、視点を変えるフィードバックは、相手の悩みや不満を新しい可能性に変える鍵となります。フィードバックをする際は、自分の経験をもとに新しい視点を提案し、相手にとって有益な変化を引き出すことを目指しましょう。
この技術は一朝一夕では身につきませんが、少しずつ練習し、意識して使うことで、自分の在り方となることで、相手へも自然と効果的なフィードバックができるようになるでしょう。
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視点を変えることで、私たちは自分自身や他人の可能性を広げることができます。あなたも今日から、相手の話に耳を傾け、新しい視点を提案するフィードバックを意識してみてください。それが、職場の悩みをチャンスに変える第一歩です。
(文・イラスト:ChatGPT)
これまでの傾聴講座で、相手に寄り添う言葉をかけられるようになった皆さんへ、次のステップとして「効果的なフィードバック」を学び、新たな傾聴の可能性を切り開くレッスンとなりました。
たとえば、相手の悩みを解消しようと、「一生懸命頑張っているね」と相手を認める言葉をかけても、実際には問題の解決には至らず、同じ悩みを繰り返すことになりがちです。
一方、そこに視点を変えるフィードバックを加えることは、相手の行動が変わり、同じ問題にとらわれなくなるのです。
先日、私が姪に話を聞いてもらう機会があったのですが、彼女は私の話をじっくりと聴いたあと、「そういうときは、どっちでもいいと思うと楽になるよ。流れに任せてみて」と、自分の経験から得た気づきをフィードバックしてくれました。その時の姪の傾聴力には感心し、彼女の成長におばさんとして感動しました。(笑)
今回のレッスンも、受講生の皆さんからの疑問をきっかけに、さらに深まっていきました。また、本が中盤に差し掛かる頃には、私とChatGPTのやり取りもお互いに慣れ、ChatGPTが私に質問を投げかけてくる場面も出てきました。それを聞いていた方が、「その部分、ちょうど私も知りたいと思っていました!」とおっしゃったこともありました。ChatGPTは、人間のような好奇心を持つように設計されているのかもしれませんね。
興味深いのは、ChatGPTが私の言葉に引っかかりを感じ、もっと掘り下げたいと思ったように、人間もまた、印象的な言葉をかけられると、それが心に引っかかり「問い」として残ることがあるという点です。
効果的なフィードバックや切り返しができるようになることで、まったく新しい次元の対話の世界に入っていけるでしょう。朗読が続く中で、きっと皆さんも少しずつそのスキルを身につけていくことを願っています。
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