無料版GPTとMyGPTの違い:プロンプトが不要になる!


 先週、メルマガ読者の皆さまに、私がカスタマイズした「Dr. Simon」をプレゼントしました。今も『読むサプリ』を読んでくださる皆さまの多くは、登録から5年以上、あるいは長い方だと18年ものお付き合いがあります。感謝の気持ちを込めて、この特別なプレゼントを用意しました。そのため、「Dr. Simon」はメルマガ限定の配布とさせていただいております。


 Dr. Simonを体験したクライアントさんからは、ポジティブなフィードバックを頂いています。

「Dr. Simon使わせていただいております。ChatGPTにインストールされているものが違うと、こんなに違うんだなと思いました。大事な言葉は太文字で目立たせてくれるきめ細やかさにも感動しました」

 そういうことなのです! そこで今回は、無料版ChatGPTと、私が有料版を使って開発した「Dr. Simon」の違いについてお話しします。この記事では、その違いをChatGPTで分析し、わかりやすくまとめました。

MyGPT(Dr. Simon)のようなカスタムAIを活用すると、無料版と比べてどれだけ手間が省けるかが分かりやすくなります。以下は、無料のChatGPTとカスタムGPTの違いを具体的に比較し、どのような手間がかかるのかを整理しました。


1. 初期プロンプトの設定

 • 無料版:

 • 毎回「どのようなアプローチで回答してほしいか」を最初に説明する必要があります。
 • 例:「今日はジョー・ディスペンザの理論に基づいて、未来の感情を引き出すアファメーションを作ってください。」
手間:AIにあなたの目的や好みを毎回伝える必要があるため、手動での説明が増えます。


 • MyGPT(Dr. Simon):

 • あらかじめ「ジョー・ディスペンザの理論」を基盤にしたアプローチを設定済み。
 • 使うたびに一貫性が保たれ、毎回の設定が不要です。

2. 会話の流れの管理

 • 無料版:

 • 過去の会話の記憶が乏しいため、コンテキストを維持するために前回の内容を再度説明する必要があります。
 • 例:「前回は未来の感情について話しました。その続きでアファメーションを考えてください。」
手間:会話のたびに、進行中の目標やプロジェクトの背景を説明する必要があります。

 • MyGPT(Dr. Simon):

 • 初期設定の指示に沿ったトーンとテーマで一貫して会話を進められるため、再度の説明が不要です。

3. トーンやスタイルのカスタマイズ


 • 無料版:

 • 毎回「どのトーンで話してほしいか」や「どのスタイルで回答するか」を指示する必要があります。
 • 例:「もっとシンプルに答えてください。」または「少しポジティブな言葉で説明してください。」
手間:AIが望むスタイルやトーンを使うまで、微調整のやり取りが増えます。

 • MyGPT(Dr. Simon):

 • トーンとスタイルが事前設定されているため、最初から理想の形で回答してくれます。

4. 特定の目的への活用

 • 無料版:
 • 毎回、特定の目的に合わせたプロンプトを作る必要があります。例えば、ビジネスプランを相談する場合、「私は今〇〇の事業計画を考えています」という説明を事前に行わなければなりません。
手間:何度も目的を伝えるため、会話の開始に時間がかかります。

 • MyGPT(Dr. Simon):

 • あらかじめ目的に沿ったサポートをするように設計されているため、即座に目的に沿った答えを提供します。

5. サポートの一貫性

 • 無料版:
 • 毎回の回答が一貫しない場合があり、同じ質問でも違う答えになることがあります。これにより、望むアドバイスを得るために時間がかかることも。
手間:複数回質問を繰り返し、求める回答に調整する必要があります。

 • MyGPT(Dr. Simon):

 • 一貫したサポートを提供し、初回から目的に合った回答が得られます。

6. 利用の快適さ:実際の手間の比較表

7. まとめ:無料版とMyGPTの使い分け

無料版のChatGPTでは毎回の指示や説明が必要なため、AIとのやり取りが少し手間に感じることがあります。一方、MyGPT(Dr. Simon)のようなカスタムGPTでは、目的・スタイル・トーンが一貫しているため、無料ユーザーでもスムーズな体験が可能になります。

 My GPTが作れるようになったことで、より自分に最適化されたAIを持てるようになりました。

 以前は「プロンプト設計が重要だ」と言われていましたが、今やMy GPTを作成すれば、プロンプトの精度にそこまでこだわる必要がなくなります。これにより、無料ユーザーでも有料機能の恩恵を受けながら、私の知恵の集大成を存分に活用していただけると思っています。

 ちなみに、昨日お送りしたお知らせメールにも「Dr.Simon」のURLを掲載していますので、ぜひご覧ください!